NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
寒い寒い大晦日。 道路は凍り薄っすら積もった雪はサラサラと風に運ばれていく。 時折強い風が吹き荒れ窓を揺さぶる。 今年最後の日は極寒の中で過ぎていくようだ。 寒いよー。 これじゃあ遅い時間までなんて起きていられないわ。 早く寝ようっと。 今年最後に読了したのは「レイン・ドッグズ」だった。 アイルランドの警察小説だけど紛れもなくハードボイルド。 苦くてやるせなくて、くそったれどもに唾吐いて飲み込んで冷たい雨の中、ただただ歩き続ける。 「あい」 肯定の意を示す時に「あい」(多分「はい」)がアイルランドらしさを出していてとても印象的。 あとなんにでも「くそ」をつけたり。 くそ野郎、くそ素晴らしい、くそ可愛い……etc 車で出かける前は必ず車体の下を覗いて爆弾が仕掛けられてないか確かめるような神経の磨り減る日常を 無頼なジョークと酒と煙草(或いはハッシシ)で乗り切っていくショーン・ダフィ。 クラビーもローソンも大好きだ。 そもそも私はアイルランド人が好きなんだろうなあ。 ジャック・ヒギンズのショーン・ディロンもリーアム・デブリンもアイルランド人だし。 あとね、ショーン・ダフィもピアノを弾くのよ。 これもポイント高い。 もっと早くに読んでおけば良かった。 次は第1巻を読む予定。 でもその前にジェフリー・アーチャーで新年を迎えよう。 大晦日なのにまるで変わり映えのしない日ですがこんなもんです。 来年もたくさん本を読もう。 あとは何かが起こるといいけどそれは時間に任せるとして。 まずは自分の健康、家族の無事、友達との時間を大切にしたいと思います。 日常大事。 皆様にとって善き年になりますように。 明日から2022年だ。 あの時とは真逆に中居から始まるラジオリレー。 始まりの年になればいいな。 ではどちら様も良いお年を。
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