NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
近頃思うことがある。 ファンはただファンであってそれ以上でもそれ以下でもないということ。 何を当たり前のことをと思うかもしれないけどずっと気になっていた。 願いが要求になっていることに。 自分の思う姿じゃないと不満で、こうあるべきだと押し付け、それをやってくれないとなんでやってくれないんだと怒る。 彼らはファンを大事にしてくれるしファンのことをよく考えてくれるけどもそれでもファンのために生きているわけじゃないしそうあって欲しくない。 ファンから自由でいて欲しいと思う。 彼らはベテランで芸能界という魑魅魍魎のいる世界をずっと第一線でやってきた人達だからそんなことは百も承知。 ちゃんとファンとの距離を上手く取ってきたと思う。 俺は雲の上の人だから、とか、おまえらは家賃で光熱費で携帯代だから、とか、パーフェクトビジネスアイドルだからとか。 夢を見せつつも現実を見せてきた人達だからそこは大丈夫だと思っているんだけども。 でも優しい人達だから。 ファンをとても大事にする人達だから。 「ファンの子大事」 と即答してくれる人なんだもの。 ファンには縛られて欲しくはない。 ファンはただついていくだけでいい筈。 もし自分の思い描く人じゃなかったと思うならば離れればいいだけ。 どうしてこうなったのか話すべき、とは思わない。 話せるなら彼らはとっくに話している。 それができないから話さないだけ。 話そうと思ったならちゃんと話してくれるよ。 それを待てばいいじゃん。 待てないなら離れれば? となんだかざわついたので吐き出しておいた。 ため込むとストレスになるからね。 うん。 で、ふと思い出したのだわ。 OZでジュディがファンは吸血鬼だと言ったことを。 ああそうかもね。 最後の一滴まで絞りつくそうとする。 それに耐えられる人だけがトップになるんだろうね。
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