NM Syndrome

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2020年12月20日(日) 錬金術師の消失

一気に読了した。
中盤の中だるみを通り越えてしまえば最後は面白く、しかもワクワクしながら読み終えることができた。
確か一作目は酷評したと思うけど続けて読んで良かったわ。
今回は本格派とSFファンタジーが上手く組み合わされていたと思う。
何のことやら、だからタイトルを書くと「錬金術師の消失」
マンガイラストは頂けないと思ったがそれほど的外れでもないかもしれない。
水銀塔を中心に据えたら残念ながら売れないだろうし。
内容もアニメやマンガ向きな気もする。
いっそその方がわかりやすくて面白いかもなあとか思ったり。
というのも文体が好みじゃなくて、むしろイライラしながら読んだほどなのだ。
これはちょっと致命的。

ただ後半の展開が全てをひっくり返した。
おお、そうきたか、と嬉しくなってしまったのだった。
ここで○○を彷彿とさせる、なんて言ってしまうとある種のネタばれになってしまうので言わないけど、なるほどなるほどとにやにやしながら読んでいた。
やっぱり私はこういうのが好きなんだなあ。
しかし、SF的な側面が壮大なのは気にかかる。
こういう設定は得てして陳腐になりがちだけど上手く折りたためるのかしら。
斬新な解釈を期待したい。

そうそう、あのイメージは美しくて良かったなあ。
伏線も上手く回収したし。
それにしても設定の中に随分色々と詰め込んでいるので長いシリーズになりそうだ。
何年もかけないで完結してくれることを願う。



さて、途中になってた雪の夜は〜を読もう。
うかうかしてるとクリスマスになってしまうぞ。



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伊波