消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1910年07月18日(月)

気持ちを鎮めようとして
考えてみる
理由は何だろうか

きっとあなたは
芸術という中に浸りたいのでしょう
そのエネルギーの中で夢を持ちたいのでしょう
そして自分も人へ発し届けたいのでしょう
そういうものだと思います芸術というものは
ひとりで愉しんでいるだけでは収まらないから

私は 人の営みではなく
天の営みに浸りたい
空も風も星も月も土も水も大いだ
そのエネルギーに身を沈めたい

私は土の上で自分を育てる
風の中で自分の行く道を探す
月の下で自分を振り返る

人へ届けたいエネルギーではなく
自分の歩みのためのエネルギーです

私には
芸術はデコレーションケーキで ごはんじゃない
時々堪能するけれど 毎日はイラナイ
欲するけれど 無い日々もナントカなる
憧れはあっても 必須は別のところにある
そこに根は置かない

だからそこが違うのです
あなたと

あなたのクリームのようなその甘ったるさがいやなんです
もぎたての果実とは違う
純粋とか清らかとは違う次元に感じるのです
幼児性と思うのです
幼な子の傲慢に感じるのです
赤ちゃんが自分の思い通りになるまで要求し続けるように
芸術ってそういうものかもしれないけれど

あなたのたいせつなお友達は
どう思っているのでしょうね
毎日ケーキをやりとりして
たらふく食べているのでしょうか



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞