消えてゆく小さなこと

1936年02月07日(金)

世の中には
知らない世界がいっぱいで
見知らぬ道具を見ると
使ってみたくなる
その世界で何かをしたくなる

1936年02月06日(木)

そんな気がしたよ
案の定
そういう人だと思った
そうせずにはいられない
欲求ばかりの人
承認欲求というのだろう

当たり前の礼儀と
気づかないのだろうか
それを言っちゃあ
オシメェよかな

目を瞑って
ごまかされ続け
ごまかし続け
そういう言葉のにおい
仮面の匂い
有頂天の音

1936年02月05日(水)

目に入るそれらは戒め
雑然とあり
落ち着きを忘れしもの

落ち着きは
ほの暗い本堂のにおい

安らぎは
高くステンドグラスから
あたたかな愛となって
降り注ぐ

1936年02月04日(火)

負け惜しみが強いより

泣き虫の方がいいのかな

泣ける方がいいのかも

泣き虫推奨　ぴっかーん

1936年02月03日(月)

流し読みばかりしている

中身を覚えていない古新聞になる

1936年02月02日(日)

いまさら何を　と思うことばかり

そんなこと前々から気づいているわさ
と毒づいてみたいわさ

という言葉遣いをしてみたい
昔話のばあさんみたいに

たのしいじゃろね

1936年02月01日(土)

負けず嫌いだったのだ
結局ベースはそこなのだ

負けるが勝ちの精神は
何処へ行った？
忘れてしまったのか

負けるが勝ちと心得よ
それが　ぴっかーん

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　　　　　　　　　　　天窓より

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　　　　　日付は通し番号として記しています

　　　　　

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