消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1934年10月31日(水)

等身大で生きよう
自分らしくいよう
そんな言葉ばかり
なのに
必要以上に高齢者ぶる人
必要以上に若ぶる高齢者
どちらも痛い


1934年10月30日(火)

あなたに送る
便箋も封筒もカードも
シールもリボンもテープも
もう使えない
もういない


1934年10月29日(月)

手をさし出すのは

もうやめた

握手はしない


1934年10月28日(日)

思ったつもりになっているだけ
思ったふりをしているだけ
そんな風に見える

本当に心に思ったことなら
そういう言葉にならないと思う


1934年10月27日(土)

大作業連続は
さすがに疲れた
母の日に間に合わせたい

晴れ晴れとした
見晴らしを贈りたい


1934年10月26日(金)

意味のない数字に

ぬか喜びだとは

よもや思いもよらぬのだろう


1934年10月25日(木)

久々に園芸脚立に上がって
大作業に取り掛かる
気持ちがあがる
やっぱり好きだ
どんなに手間がかかっても
仕上げようと思う

すっきりして
広やかになった
あとの片づけも
すんなりはかどった


1934年10月24日(水)

懸案作業にとりかかった
ひらめきが次々に出て
想定外に大仕事
結果 吹っ切れた
明日へつなぐ気持ちが
軽くなった
変化を起こす
やれそうな気持ち


1934年10月23日(火)

誰かに話したい

それだけのことだったのだろう

誰でも構わない

話したいだけだったのだろう


1934年10月22日(月)

握りしめているものを手放すのは難しい
しがみついている指を開くのはできそうだ

空を見上げ
雲梯のように
片手を離しながら進む

久々に ぴっかーんだ

追記
読み返していたら
少し前にぴっかーん
バーイ があった


1934年10月21日(日)

色んなことに
しがみついているんだなぁ
離れることが
手を離すことが
だいじということ


1934年10月20日(土)

大きく泣くのは苦手だったのかも
強気でいるようにしていたのかも
泣かないようにしていたのかも
それってかわいそうな育ち方なのか
自分では気づかずに
どうなんだろう
けなげなのだろうか
憐れなのか
怒って泣くことはよくあったけれど


1934年10月19日(金)

柩の中に入れてよいのは
燃えて灰になるもの

副葬品を納める古代の埋葬を
ふと思い浮かべた
時間をかけて弔ったのだろう


1934年10月18日(木)

繋がりかけてやめた
自力で何とかなりそうで
おおよそ何とかできそうで
やってみた

自力で何とかたどれた
あとは精査するのみ


1934年10月17日(水)

配置が決まらないので
作業は始めず
おこもり

バーイ は
久々のぴっかーんだ


1934年10月16日(火)

気持ち悪い人だな
慎みないというか
おぞましく感じる人


1934年10月15日(月)

なんてことはない
軽くバーイと口にするだけ
色んな思いが軽くなる


1934年10月14日(日)

その場で
その瞬間に
目の前の人を
認めてあげることを
不得手だったかも知れない

よく頑張ったね
よくできたね

その努力を
ただ認めてあげること
労いの言葉

優しいって
そういうこと
人を認めること


1934年10月13日(土)

ストレートの直進でなく
斜めのジグザグ
それもいいかな
90度変換でなく

方向性は変わらないけれど
少し外してみる的 テキ


1934年10月12日(金)

けじめをつける
一言
バーイ
そんな感じかな
風になる


1934年10月11日(木)

そうねそうね と
ただ相槌だけ打つ
その筋のプロたち
人はそれを受け入れるのだ


1934年10月10日(水)

決着がついていないことが
気になっていたけれど

世の中 決着なしに
忘れ去られることは
日常茶飯事
それでゆこうと思う

決着なしの
過去のこととする

フェイドアウトしない
シャットアウトでいい


1934年10月09日(火)

オトナゲナイヒト
だったんだな
大人っぽく見せてたけど
違ったのかな

重大なことに直面したとき
人の真の力量がわかる

おとなしく見えてた人が
力強く頼りになったこともある


1934年10月08日(月)

棺の前に立つ喪服を
さがしている


1934年10月07日(日)

見栄でも大人度を見せる
そういう人と思っていたけれど
そうでもなかったようで
いつの間にか崩れていたのか
それともそれがプライドなのか
もう助けはいらない
そう誇っているのかも


1934年10月06日(土)

色々イライラもあったけれど
真正面から取り合わず
単なる暇潰しとして
見るならば よし


1934年10月05日(金)

風に動く砂漠ではなく
広大な泥沼
進もうとする旅人はいない
星を仰ぐ夜風はなく
怯えて縁で夜を明かす


1934年10月04日(木)

そんなところで
ストライキですか
そこそこオトナなはず
そのプライドはどこへ?

甘えてばかりでは
オトナは前へ進めない
ステップアップも望めない
昔に諦めた目標も
リベンジできるのが大人なはず
何をゴロゴロしてるのか


1934年10月03日(水)

花枝で重くなったミモザ
やっと剪定できた
今年はすごく頑張って咲いていた
どれも もこもこの花房だった
全体が貧相になったけれど
葉が増えるのを待つのみ
房アカシアが成長して
花をつけるようになったら
銀葉は低くしたい
上手くいくかわからないけれど
してみるつもり


1934年10月02日(火)

寄せては返す波
ここにはない
広がるのは砂漠なのだ
問いも答えも埋もれた

遥かなまちの雑踏を
風は運ぶのか
鳥は教えるのか


1934年10月01日(月)

ばこんばこんと
うるさいんだよ!
頭に響く
頭痛がする
迷惑を考えろ!



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           天窓より


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     日付は通し番号として記しています


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