消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1932年04月23日(土)

ふっと消えた感のするひと
あれ ?
なんとなく影がなくなった
なりを潜めたというのか
音沙汰なくなった
突然縁が切れたような感じ
急にしずか

つい最近まで元気な声だった気がする
力を使いすぎたのか
音信不通とまではないと思うけれど


1932年04月22日(金)

冷たい雨だと予定が狂う
GWは晴れの想定
暑くても らしさのひとつ
暴風雨の中を突破したこともあるけれど
冷たい雨は悲しい


1932年04月21日(木)

ハンドメイドのお店に
新しい作家さんのが入ってた
柄もデザインも好み
優しくてかわいい
一目惚れでゲット
続きはあるのかな
すごく楽しみ


1932年04月20日(水)

人それぞれ
かたち変わらずずっと在る
各々の落ち着くかたち
人って変わらないものだな

自分のかたち・・
終わりたいところで終わるかたち
構成とか終わりの決め はない


1932年04月19日(火)

最後に決め台詞を用意して
カッコつけたいらしい
そういうふうに終わりたいらしい
でも井戸端会議には いらんでしょ

井戸端会議見学ではないので
そういう系の話題に興味はないんです
それはそれでSNSで披露してください


1932年04月18日(月)

自画自賛して誇りと言いつつ
うだうだ評価を気にしている人
人からの評価を受けたくないなら
人前に出さねばいいのに
ご挨拶返しのいいねをのぞみ
指導的評価は望まないらしい
それが誇りらしい
何なのだろう

誇りは
人の評価を期待して揺れるものではないと思う
人と比べるものでもないと思う
己の胸にまっすぐに立つものだと思う


1932年04月17日(日)

お菓子の包みに蕪村の句があった
百人一首のお店は知っていたけれど
蕪村かぁ・・
それは知らない句だった

菜の花や・・ とか
春の海・・ とか

小学校で覚えたのは
のどかなおじいさんのイメージ


1932年04月16日(土)

書きかけてやめた
所詮くだらないことに
かかわるだけだ
その人たちは
かまってちゃんなんだろう

自分で決めたことだ
自分の思いを記す
それだけだ


1932年04月15日(金)

小さいひとのように
思いつくまま
手当たり次第
やってみるのが
いいかも知れない

雑に見えて
案外的を得ている
案外捗るかも

大人はすぐ
それの前には
これをしておかねば
などと思うから


1932年04月14日(木)

ウソモホウベン
それもありでせう

正直に伝えることと
真実を伝えることは

同じとは限らないから
傷つけたくないから


1932年04月13日(水)

疲れると思い浮かべる
風の丘 遠き山並み
林の小鳥 野の花
清々しい風

今日ふと
違う景色を思った

私は瓦礫に埋もれている
目の前の瓦礫を外すのだ

一つ一つ
押して引っ張って
抜き出すのだ

黙々と汗して
瓦礫から
抜け出るのだ

何か力が湧いてくる気がした


1932年04月12日(火)

怒涛の如く
駆け抜けたのは私

その戸を押して
開けたのは私
入ったのは私

私が自分でしたことは
すんなり納得がゆく

晴れ晴れと
遠いこととなったのだ
はるか後ろになったのだ

多分もう気にならない
多分どうでもいいこと

戻ってみたところで
くだらないこと


1932年04月11日(月)

消すことは難しくても
縮小してゆくことはできる
そこから始めればいい
少しからすればいい


1932年04月10日(日)

浸るというのは
享受することだ

したい してみたい してみる 
という能動から離れることだ

歌わず
指も動かさず

その曲を
ただ聴き続ける


1932年04月09日(土)

雨の休日のこの時間帯
憂うでもなく寛ぐでもなく
ゆっくりと流れる時間

今日のことは考えない
昨日のことと
明日のことを考える


1932年04月08日(金)

高原の木立ではなく
山奥の森でもなく

里山の雑木林
様々に豊か
日々色とりどり

光が差し 陰り
雨が落ち 緑がひらく
まばゆい花 漂う香り
ひそやかな花 葉陰の実
梢のさえずり
落ち葉に足跡

五感で歩く


1932年04月07日(木)

大きな植木鉢たちを
場所替えしようとしたら
底から根が出ていて
土中にものすごく張っていて
外すのに予定外の時間をとった

短時間だけれど
結構疲れた


1932年04月06日(水)

最短距離をと思わずに
蜜蜂のように∞に歩けば
かなりの運動になるかも


1932年04月05日(火)

空を見上げるのでなく
水底をのぞき込みたい

龍が潜んでいそうな
龍が淵

緑のような
蒼いような

鏡のような
波立っているような

突然
天へと昇るのを

夢の中で


1932年04月04日(月)

怖がりではないと思っている私が
尻込みするようなことを

わたし怖がりなんで〜と言ってる人が
平気でできてるのを見てわかった

私はその人より怖がりだと
本当は怖がりだったのだと

怖がりと思われるのが嫌で
努めて平然としてきたけれど

不安や怖れと対峙しないで
先送りしているだけ
強がっているだけだったと


1932年04月03日(日)

ずっと迷っていた草稿を
またしても飛ばしてしまった
よくやるミス


1932年04月02日(土)

そこがどうなっているのか
分からないから
探索に行く
核心に近寄ってゆく


1932年04月01日(金)

頭の中で鳴っていた歌の
音が小さくなった
ロック調がバラード調に
呟くように
それも本家より好きなカバー
今の気分




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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