消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1931年07月31日(金)

怖い夢を見た
交差点手前で減速していった
最後ピタッと停止 のはずが止まらない
踏み込んでも止まらない
車のブレーキが異常
するすると全赤突破してしまった

次の信号も止まれず
その次では左から右折車が出てきかけた
こちらの異常を察知して全赤内でそれは停止
抜けて欲しかった
止まれないのでその車の鼻先を
ほぼ対向車線で通過

その先の広い場所に入って
やっとエンジンを切れた
とにかく連絡 と思ったのに
手元の手提げに携帯も財布もなかった
車内で唖然としてるだけだった

そして さすがに夢なのは
そのあとなぜか市場みたいな中で迷っている
ピザ配達で見るような3輪のバイクを
重く押して歩いている

幼稚園くらいの小さな子に
ここダメだよ と言われた
ごめんね
壊れちゃって引っ張ってるの
大きな道探してるのと言ったら
そばのお母さんが
あそこから地下駐車場へ下りられますよ と
教えてくれた
広い下りのスロープになっているようだった

そこを下りればどうなるのだろうと
不安一杯になっていたら目が覚めた
正夢だったらどうしよう
よけい不安になった


1931年07月30日(木)

家が壊れても町を離れられない
弱ってゆくしかない心を
どうやって力づけられるのだろう
ずっと揺れの続く町に
もう安心は戻らないかもしれない


1931年07月29日(水)

雪雲なく晴れれば
輪島でもその日見えるだろう
海の空を通過してゆくだろう
見えた方がいいのか
見ない方がいいのか
力になるのか
哀しみになるのか
わからない

宙からは
どう見えるのだろう
光り無く悲しい暗い形


1931年07月28日(火)

教えてもらって待った
雲を抜けながら
ゆっくりと輝いて通った
大きく見えた
こんなのは初めて

偶然キミも一緒に見れたね
あの子も誘えばよかった
次は一緒に見よう

ルートも時刻も
予測されているけれど
会えれば嬉しい


1931年07月27日(月)

覚えていますか
思い出してみて
それは
惑わされたのではないですか
優しいピンク色の
可哀想な真珠のお話に


1931年07月26日(日)

今ガンガン進めようとしています
突き進もうと思います
行けそうな気がします
少し眠いけれど


1931年07月25日(土)

いつ何が起こるのかわからない
そのとき何を手放したくないだろう
抱きしめていたいものは何だろう
抱きしめれば胸熱く涙あふれ
小さく力が灯るのは何だろう
そのほかは手放してもいい
負の気を払う


1931年07月24日(金)

積んであるもの
箱に袋に放り込んであるもの
そこに
悪い気が渦巻いている


1931年07月23日(木)

香りの好き嫌いが
人と違うのかも
ポピュラーに人気のものが
ダメな時がある
とにかく気分が悪くなる

香水には好き嫌いがあるのだし
受け付けない成分もあるのだから
通路の向こうから分かるのは
マナー違反でしょ

洗剤選びがたいへん
売り場の香りが強くて
マスクをしていても
退散する時がある

個人の問題なので
どうにもならないけれど
一苦労する
結局 自分の中の安心定番を
使い続けてしまうけれど
廃盤になることがある
人気ないのかもね
今は華やかな香りが人気だからね


1931年07月22日(水)

整える 
今年2つ目の旗印にする
今の自分に一番大事なこと
いろんな面で

1つ目は 美しくする だった
次は何が浮かぶだろう

壊す だろうか


1931年07月21日(火)

編み込みになってしまったベースは
あちこち繋がっていて
簡単には動かせないんだとわかる
道具も違うし
いろいろやってみて学習になる

新たなテーマができて
それもまたよし


1931年07月20日(月)

イスラムのメッカ
聖地巡礼のドキュメンタリー番組を見た
ただただ信仰の力に圧倒されるだけだった
何かを考えることもできなかった
自分はぽっかんだな
と思うだけだった


1931年07月19日(日)

考えると心が折れるから
目の前のことをするだけ と
被災地の人
目の前の何かを掴んで
命をつなぐ


1931年07月18日(土)

破壊されることは
恐れだったけれど
壊して進む道もあると知る

自分の中の迷い
気になっているまま
固まったもの
壊せ 
壊して進め


1931年07月17日(金)

遠くの山小屋の灯のような言葉
時に瞬く星となり
時にゆらめく焚き火となり
道しるべとなり
問いかけとなる
そんな言葉に出会うと
素敵だなと思う

私は燐寸
すぐに消える
刹那の夢


1931年07月16日(木)

疑いの目で見れば
すぐに翳って暗くなる
全てが暗く見えてくる
明るいものがなくなってくる
目眩がしても疑うな
立ち眩んでも目を伏せるな


1931年07月15日(水)

くり返しくり返し
呼び起こし上書きし
そうやって固くなった
消えない記憶
忘れることのできない日
抱いてきた記憶も
抱いてゆくしかない記憶も


1931年07月14日(火)

海鳴りは風
轟きは海の底から
浜を駆け抜け
暮らしを圧し潰した
誰にも止められない
自然の力に人は非力だ

昔は自然に対して
畏敬があり禁忌があった
崇め奉り祈りがあった
助け合いがあった

人間が自然に対して
敬意を忘れ始める時
立ち返れと忠告される
犠牲となった人々が気の毒だ


1931年07月13日(月)

蟻の穴から
という不安を言うほど
緻密なことはしていないから
出たとこ勝負でいいんじゃない?
大きく歩いていいんじゃない?
どんどん進めでいいんじゃない?


1931年07月12日(日)

私の中で
過去は終わったものだ
引き戻せない
なぞらない
再現しない

新しく木を育てる気持ち
小さな成長を護る気持ち
時間を止めないで
少しずつ進む


1931年07月11日(土)

元気をもらおうとして
溢れこぼれるエネルギーに
疲れてしまった
輝かしくて眩しすぎた
人を頼ろうとしてはだめだね


1931年07月10日(金)

向こう岸に渡りたい
またげるだろうか
跳べるだろうか
先に渡って
手をのべてくれますか


1931年07月09日(木)

美しいものは
落ち着きをくれる

景色でも絵でも何でも
美しさに惹かれている時
気持ちは落ち着く
高揚とは違う


1931年07月08日(水)

自問自答の時間
いくらあってもいい

おしゃべりのお茶の時間は
もっとだいじ

外からの気づきは
パワフル


1931年07月07日(火)

ふと思った
長いこと部屋の模様替えをしていない
前は呆れられるほどしていた
事故ってからかな
無茶をできなくて残念だったけれど
だんだん思わなくなった
落ち着いているのかな
でももういけるし
ちょっとしたくなった
変化を楽しもう


1931年07月06日(月)

私が何かを我慢することは
遠い地につながり役立てるだろうか
重ねて重ねて少しは役立てるだろうか
庶民は大きく役立つことはできないけれど
立派なことも偉そうなことも言わず
小さく続けることはできる

どうやったって
人間は自然の力に押しつぶされる
失ったものに凍える人たちに
救助の作業を続ける人たちに
どうか龍が力をくれますように
龍が見捨てませんように


1931年07月05日(日)

追われる気持ち
たくさんのことを
整理しないといけない
すぐ2月がくるだろう
空気がきらめく前に
試みを 実行を


1931年07月04日(土)

鏡のように静まる湖面は
空を映し
舞い落ちる雪を
安らかに受けとめる
凍てようと
動じぬベースとなる


1931年07月03日(金)

大人の思考に固まらず
子どもの発想で解決できることもある
たてよこななめまあるい
子どもの発想はやわらかい


1931年07月02日(木)

デザインを少し変えてみた
PCから見るのとスマホで見るのとで
見え方が少し違うのが
理由というか原理をイマイチわからず
やり直してばかり
知りたいのだけれど


1931年07月01日(水)

新しく始めるのなら
全て空っぽにして
こだわらず
無から始めるのもありだ

限られた小さなエリアで
作業することもできる

少なくとも優先順位は
自分をよしと認めること
スタートはそこから




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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