消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1931年06月30日(火)

世界がコロナだった時
怖くて石のようになった
動かず口を結んだ

世の中が軽やかになったけれど
まだうまく対応できないでいる
持病で重くなる人もいるから
まだ楽観できずにいる
パワー全開では外出していない
まだマスクしている
今はインフルエンザ予防と言っている
早く忘れたい


1931年06月29日(月)

暖かな穏やかな一日だった
本来なら幸せな気持ちになれる日だった

でも今日は気の毒で可哀想で重い気持ち
少しでも早く支援が届きますように
祈るだけ
できるのは募金だけ


1931年06月28日(日)

己の楽しみを求める自由というものが
どれだけ認められていても
それは人の道を外れないという範囲内

大昔からお天道様は見ているよ


1931年06月27日(土)

その挑戦を
もう止めようかな
とも思うけれど

気張らずにマイペースで
続ければいいんじゃない?
とも思う


1931年06月26日(金)

空を見上げる
龍が昇っていないかと
穏やかに佇んでいるかと

目指すところへ誘ってくれるかと
挑むべきことを示してくれるかと


1931年06月25日(木)

地震で倒壊した大きな瓦屋根が映ると
まだ人がいるかも知れないと怖くなる
何年経っても記憶はピンポイントだ
足のすくむ感覚


1931年06月24日(水)

徹子の部屋に
名取裕子さんが出ていた

職人さんの手による
宝尽くしの柄の着物と帯
堂々と立派で美しかった
コインマジックも披露して見事だった
女優メイクなしの釣りの写真もあった

今年はやろうと思うことは
何でもやろうと思う
今より若い時はないからと笑って

なるほどそうか
元気や若さの秘訣は気概だ
オンオフのピシッとした切り替えだ

そもそもオンを
力一杯仕事してる人なんだなと思う
言葉使いも身のこなしも落ち度なく
佇まいも凛として
女優として出演しているのだ
遊びに来ているのではない

素敵な人だなと思った


1931年06月23日(火)

大地震が起きるし
航空機が大炎上するし
大惨事ばかり起きている
罪も責任もない人たちが
巻き込まれている

龍が怒って暴れているのだ
その怒りを鎮めねばならない

まじめな人々が馬鹿をみる
そんな国は衰退してゆく
遊び呆けていてはいけない
抜け目ないズルを許してはいけない


1931年06月22日(月)

与えられた中で上手く生きること
与えられたものを上手く使うこと
それが大事なのかも


1931年06月21日(日)

新しいことでなく
やり残したことを
仕上げていきたい

そこから始まる
そして改良してゆく
その中で次のかたちが
見えてくる

歩いて来た道を
そのままゆっくり進みたい

抜けるように明るい青空でなく
龍の潜むような
深い青空を見上げたい


1931年06月20日(土)

その龍は
一生懸命に宝珠を掴んで
頑張ってるようで
どこか困った顔で
なぜか可愛い
朝焼けの光を受けて
背がピンクに輝いている


1931年06月19日(金)

元日の地震 
横揺れが長かった
途中から不安になった

あの日の足のすくみを
思い出す
時計を見た

ニュースを見ると
大変なことになっていた


1931年06月18日(木)

去年
距離感を
少し学習できた
離れ方も学んだ
今年はそれを
発展させたい


1931年06月17日(水)

今年の終盤は
体の故障箇所もよくなって
今まで気に止めなかったことを
いろいろ実行した
初めて手をつけたことも
初めて覚えたことも

これからも続けようと思う


1931年06月16日(火)

ばたばたと
今年もやっぱり手荒れのまま
いつになると卒業できるのか

いつも思う
カウントダウンして祝杯して
よろしくって言い合っても

自分自身は
何も変わらない一瞬
ほんとに何も変わらないと思う


1931年06月15日(月)

意味深と意味不明は
違うでしょ?
心象風景だって
あるでしょ?

語っているものは
人それぞれ


1931年06月14日(日)

9時15分
という
オマケ感
ゆとり感
お得感


1931年06月13日(土)

荷物を減らすと
身軽になって
元気が出てくる
ということ


1931年06月12日(金)

よみがえれ
鼓動よ
高鳴りよ
みなぎる志よ

枯れ葉の窪地を出で
慟哭の森を抜け
青草の原を駈けよ

風わたる天へ
声をあげよ

星降るまですすめ
星を標にすすめ


1931年06月11日(木)

今年一番高い満月 と教えてくれた
まだ途中だけど と

出てみると
まだ低いけれど明るくて
街灯よりまぶしかった

後から見ると
高くなって小さくなって
それでもまぶしかった


1931年06月10日(水)

月のスピードに驚く
満ち欠けも輝きも移動も

全て太陽による と
言ってしまえば
そうなんだけど

木星とどんどん離れる


1931年06月09日(火)

大爆発して木端微塵になって
大炎上して燃え尽きて
跡形もなく何も残らず

そんな命を夢見ても
宇宙の何かになるのだろうな


1931年06月08日(月)

年末の三大面倒作業
やっと2つ終わった
あと一つ
頑張ろっと


1931年06月07日(日)

夢中になったその物語は
少女時代の甘い夢

大人になっても
そのまま
夢中な人たち

私は離れた

今はシンデレラの
時計を考える


1931年06月06日(土)

犬は元気に疾走する

君は凍えて帰ってくる

大きな緑を周って


1931年06月05日(金)

重い腰をあげて
億劫だったことをする

終わってすっとする
快感に目覚めて
ずっと頑張ろうと思う

何度も体験しているのに
すぐ忘れてしまう

苦手なことは
ずっと億劫だ

でもがんばる


1931年06月04日(木)

昨日 月の近くで
小さく見えた木星

今日は月と離れて
いつもの木星らしく
大きく輝いている

月の輝きというのは
本当にすごい力だ


1931年06月03日(水)

少ない数の手書き
いつもギリだし
アウトのときも

今年は余裕で出せた
軽やかな気分


1931年06月02日(火)

ぽかんと半日
ひとりの時間ができた

何をしようか より
何もせずいる一人の自由
年末を忘れてしずか

あとで埋め合わせすればいい


1931年06月01日(月)

木星と月が近い
月が明るいので
木星がいつもより
輝きが小さく見える
冬至




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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