どんな顔をしていればいいのだろう
以前は表情豊かでありたいと思っていた
今は無表情でありたいと思うときがある
というか 多いかもしれない
ナチュラルって どんなこと?
部屋の隅の このソファーに沈むと いつも突然眠くなる 瞼が落ちて息が深くなってゆく 頬をもたれて 意識が遠のいてゆく ちょっとの休憩のはずが 寝てしまうよ スマホチェックなのに 落としそうになる ここ酸欠エリアなのかも
ちくちくと 毛糸のぼうしを修理した
いろんな色の細い毛糸を 層に編み合わせてあって ふわっと軽くて ふっくらしていて 柔らかくてあったかくて いつも使ってよく洗って 作業用のお気に入り
同じのが売ってなくて 仕方なしに大手術を施した
小川には石橋がかかり 色づいた葉が舞う 村の娘をうたう詩人は しみじみとした言葉で しずかな光と音を紡ぐ どこの国でもない村 この詩集が好き
小さなひとのどうぞは ほんとうに可愛い
摘んだお花一本 お菓子ひとかけ やわらかな指先で 上手につまんで 差し出してくれる
どうぞの気持ちって こういうことだろうね
大人もこういう気持ちで どうぞ したい
重い曇り空から ぽつぽつ降り始めた ほんの少しの陽光もなく 暗くて寒い日
ボールドーナツを揚げた 少し焦げて苦い
小さなことでよかったのに 小さな言葉でよかったのに 小さな心で十分なのに
何かが変わって疲れてる 振り回されてばかりいる 自分をもっと貫いて
漠然としたゴールは見えている でもルートが決まらない どこから切り込むか 作業手順がまとまらない いろいろと考えつめて 閃いたこと
逆戻りでいこう 向こうをあらかた整えて 必要なことだけしながら こちらへ戻ってこよう
結局最後は丁寧作業になった 性分なんだな
また考えた
スタートは手荒く 仕上げは丁寧に
これって 研磨作業と似てる スタートが大雑把でいいなら 悩まず取り掛かりやすい 進むほどに丁寧に
この手だね
新樹の先は 光を受けて 輝くだろうか 露をためて きらめくだろうか 新しい空を目指し まっすぐ伸びてゆけ
小さく光って 流れた星は 遥かな海の 貝の中へ
手荒作業続きの日だった
料理は下手でもいつもは 気持ちは板さんかシェフのように 丁寧に作りたいなと思ってる
でも今日は アウトドアみたいな作業 キャンプ飯の気持ち
手荒な作業 というより選別 をした 検品係のように即決した
いつもは迷う ここはダメだけれど 他は使える みたいに
一時流行った日本の美徳の もったいない精神に振り回されて まだ使えるのに捨てる ということの罪悪感で 後生大事にとってあるもの という現実に直面する
今日は決断した 不良部分があるならば処分対象とする 項目一つでも引っかかれば撥ねる
使えるけれど捨てる ということに 罪悪感を覚えないようにする そのためには 厳しい厳しい検品係になる 仕事を勤勉にこなす検品係になる
この手 良いね
手荒くしようと思っていたのに 結構丁寧に別の作業をして終えた お天気が良かったからかも
明日は手荒に進めるぞ と 勇んでいる
ゆっくり丁寧な暮らし方 自然とともに生きる 天然な生活への回帰 そういったものへの憧れ
そこから真逆にかけ離れたところへ 走り込んでゆきたい衝動に駆られた
徹底的に手荒く進めたい衝動 今回それで行ってみようか
時間かけた試行2つが 失敗だったから
12月に入って これまでにない初めての 無力感を感じている
忙しくなるぞとかの 慌ただしさでなく どうなるんだろ的な どうしましょ的な
しっかり寝て目覚めれば 立ち向かう勇気も湧くかなぁ
次のプロジェクトは 決まっている
ただ年内に終わるかが不安 年明けてから始めるか迷う
終わらなくてもいいんじゃない? そんなに堅苦しく考えなくても 途中お休みで
夢見が悪かった
理由を考えてみる 目にした文章が 悪かったのだろう
人の言葉は歌になる こころの歌をききたいのだ
逃げの文章に興味はない 言葉で攻めよ そう思う 日常の記録の中に 攻めの部分のある文章に惹かれる
大人は大人であるべしと思う そういう大人に惹かれる それまでの人生の輝きをもつ言葉に 惹かれる
すべてが変わる12時が好き 待ち遠しくて眠れない
切り替わるというのはこういうこと きれいさっぱり誰にも文句をつけられない
その瞬間にすべてのことが見えるから 思い描いた今日となって見えるから
私は優しくないので 優しい言葉は言えません できるのは 黙って横に立つことだけ 同じ方を見て
ルーティンもなく ノルマというものでもなく 自分で決めてゆく作業順だから 安易になってる 優先順がやりたい順になってる ずっと後回しにしてること 自分でわかってる 今日は踏ん張りどころ
あの冬雲の奥に 龍が潜んでいる 眼光鋭く見開いて 大きな爪で宝珠をわし掴み 雲の隙間から 差し出している 光が眩しく迸る もうすぐ逢える
決めては置き 置いては眺め また決める
その流れの中で 一筋の道に収まってゆく
反抗 抵抗 レジスタンス
そのあとは
長いものには巻かれろ
それも学びのうち
より良くするために 何かを変えようと思わなくて 変えることも考えなくて このままでいいと思ってしまう 精神の老化だろうか
友だちが皆 軽々ぴょんと飛び下りたのに
なぜかわからないけれど 私はその時足がすくんだ ただ怖いと感じた
大丈夫だからおいでと 下から呼ばれても 無理だよと立ち尽くした
どうしようか迷って あっちから行くからと言って 別のルートまで行って下りた そして皆のいる所まで戻った
皆はおしゃべりしながら 待っていてくれた
そういう普通さが 大事なのだと思う 自然体で楽なのだと思う
みんな優しいんだね 私は優しくないので 優しさごっこも性に合わない
何に力をもらえるのかは 本人にしかわからない 待つも待たぬも 時間は本人が決めること 周りがとやかく言っても 役に立たない そう思っている
淡々と普通に流れている時間の中で 自分で自分に気づく瞬間が訪れる だから周りは普通の時間を 流し続けないといけない そう思っている
誰がどこで表に出していいのか バレなきゃいいという問題ではない 本人にとって それってどうなんだろう という問題
なんとなく 色を変えてみたくなった もう少し濃い色 もう少し落ち着いた色 楽しくしてもいいかなぁ 部分的に変えるやり方 忘れたなぁ
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