消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1931年12月31日(木)

知らずにいるのか
強引にしてるのか
自分だけの世界なのか

でも
気付かないのかな


1931年12月30日(水)

励ましとか
エールとか
そう言いつつ
自己満足のお節介
の人たち


1931年12月29日(火)

駆動輪が動き出したのなら
もう問題はない
回転を止めないことが
大切なこと


1931年12月28日(月)

遠目にきれいな木
紅梅でも白梅でもない
桃色のしだれ梅が満開
枝が深張り傘のように
手入れされていて
お芝居の大道具のよう
近くに行くと
ふわっと良い香りがした


1931年12月27日(日)

待合室のTVで見た

龍の画の向こうは
彩雲の画で
それも龍の姿と

龍神の伝わる場所
清らかな空間は
感謝の気持ちの重なりと


1931年12月26日(土)

大人なのに
カッコつけてる人も
ぶりっこの人も
気持ち悪い

失敗があっても真摯な人の
素に惹かれる
輝いて見える


1931年12月25日(金)

誰かの言葉にではなく
自分の気持ちが到達した

軽くなるには
軽くすること
それを実践すること
今日3日目


1931年12月24日(木)

『二十歳の原点』という本の話だった
私は「はたちのげんてん」とずっと思っていた
にじゅっさいのげんてん だった
そうなんだね
国会図書館の登録では はたち だそうな

有名なブロガーさんが
若い頃その本に感銘を受けて
自分の原点と言えるものを探し続け
その倍も生きて自分なりの答えに到達したと

ぶらぶら歩きも何かためになるなぁ
私の原点といえるものは何だろう

あったとしても
ころころ変わるか どんどん継ぎ足しで
結局原点という足元は見えなくなるから
まだ原点ではないのだろうな

そもそもうまく言葉にできないし


1931年12月23日(水)

レンテンローズ
ずっと春咲きクリスマスローズと
呼んでいたのでぴんとこないけれど

一番好きな色の
ピンクのぼかしが咲き出していた
葉の陰になっていて気づかなかった
たくさんつぼみが上がってきた
この色はいつも遅めで
赤紫系が先にたくさん出ていたのに
どうなったのかな?
赤系つぼみがまだない・・


1931年12月22日(火)

街の電飾を背に

黒々とした山合へ向かう

小さな灯りをともす小屋へ


1931年12月21日(月)

わたしの中で
何かが流れはじめている

ながれてゐるのか
ゐないのか
ういてゐる
藁くづのうごくので
それとしられる

暮鳥の一節のような
ゆったりした流れ

終わりへと向かっているのでなく
生まれたばかりの流れ


1931年12月20日(日)

幻覚という言葉が出てこなくて
はたと止まった

夢って幻覚なのだろうか

その一行のためだけに
欲しかった言葉

いささかショック


1931年12月19日(土)

そのハンドメイドショップ
いつもは即SOLD OUTなのに
新作の品が残っていってる
売れてない理由がある
個展でなくショップなら
客の好みのリサーチも
必要なのでは?
というか
作家さんが変わったのかな
今回好きなの全然ない


1931年12月18日(金)

ブレストなのに
自分と違う意見が出ると
反対されてばかり と言って
ムキになっていきり立つ人
バカなの?

皆で多くの考えを出し合って
いろいろ自由にアイデアを出して
引き出せることがあって
それからあとで
企画してゆくということ
分からないのだろうか


1931年12月17日(木)

くすっと笑ってみたり
うふふと笑ってみたり
何か楽しくてゆかい
それがいいのと教えてくれる
その本を大切に抱く


1931年12月16日(水)

暖かだったので
今年のミモザは
色づきが早かった
一気に来るかと思ったけれど
また寒くなって進まない
無理そうな感じ
ふっくらしてくるのは
いつになるかな

いつも遅れての花束だから
庭のミモザが間に合ったら
記録になると期待したけれど
残念かな


1931年12月15日(火)

今日 百均で
優しい色目の花柄に惹かれて
薄いスケジュール帳を即買い
手持ちの中で一番好きな表紙かも

ちゃんとした手帳は
すでに使い始めているので

使い道を思案していたら
4月開始と気づいた
なんて優しいノート
これでゆっくり考えられる
何を書こうか


1931年12月14日(月)

アイアンクラフトの看板
ドアもウインドウも
美しい木のガラス格子
ガラス越しに見える店内には
シックな小物が並ぶ
いいなぁ


1931年12月13日(日)

慣れるって
雑になること?
いいえ
ミス無く
より丁寧になれること


1931年12月12日(土)

どこを切るのか
赤か青か
間違っていたら
悔やむのでなく
諦めるしかない


1931年12月11日(金)

突破しよう
駆け抜ければよいのかな
突っ走れ


1931年12月10日(木)

凍えて縮こまっていた
さぁ 始動
花はすでに動きだしている


1931年12月09日(水)

よくわからないのだけれど
突然の決別を想定内に思う
なぜかはわからない
ただそうなる気がするということ
ぴしっと瞬時に亀裂が走りそうな


1931年12月08日(火)

山に行きたいね
さっさと登って
頂上でお弁当を食べよう
サンドイッチがいい
ドリンクも持って
食べたらさっさと下りてこよう
次はおにぎり


1931年12月07日(月)

原点は
澄んだ風の吹き渡る丘

精神の在り処として


1931年12月06日(日)

よく寄るハンドメイド布小物のお店
お気に入りの定番デザイン一点物の
新作品が出ていない
他の作品も色柄の雰囲気が変わった
えーっ 好みのがない


1931年12月05日(土)

昨日考えた予定
今日全然よくなかった
組み直ししようとして
うーむ と止まった
エネルギー切れ

クリームいっぱいのケーキ
誰か差し入れしてくれないかな


1931年12月04日(金)

ぼんやりした日だった
何か し忘れているような
そんな気がする

甘〜いお菓子を
たくさん食べて
元気になろう


1931年12月03日(木)

春の嵐
まだ 来ないね
花粉は 来てる


1931年12月02日(水)

シンデレラタイムを
わくわく待った時もある
でもね 何だか子ども騙し
騙された感がある
ビジネス感がする
純粋なエネルギーなのかな?
期待する気持ちが消えた


1931年12月01日(火)

なんだろう今日は
不思議な気配が漂う
とにかく静か
人影が疎ら
皆何処へ消えたのか
梅でも探しに出掛けたのか
私だけがぼんやり忘れた何かの日?
うらうらとあたたか




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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