三楽の仕事日記
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2009年04月30日(木) 新型インフルエンザ・フェーズ5

 早朝に目が覚める。新型インフルエンザのフェーズがさらに引き上げられたことを知り、いつもより1本早い電車で出勤。皆さんもいつもより早めの出勤で、すでに課室には、かなりの方が到着済み。

 朝1番はもちろん新型インフルエンザ関連の課内検討。先を見通して検討している最中から、マスコミから問い合わせが入り、その対応に追われることもあり。窓口がまだ一本化されておらず、情報が整理できない状況があり、互いに足を運んでの確認作業も続く。外部からすれば、公立小中学校のことはすべて本課と思われがちであるが、今回の場合、健康学習課の方がウェイトが大きく、このあたりの周知が必要かもしれない。次から次へ考えるべきことが生まれてきて、チーム力が問われていると肝に銘ず。

 国による緊急経済支援策の一つに「小学校外国語活動中核教員研修」が入っていることで、急な会議。本課としてどうするか協議。まだここでは書けないが、一定の方向が出る。連休明けまでに見通しをつけるとの指示あり。・・・ということは、今日と明日で勝負。ファイトわく。

 文部科学省教科書課からの調査依頼に対応。すぐに回答ができるものと高をくくっていたが、始めてみたら予想以上に苦戦。各担当者に聞かなければならないことも多く、冷や汗が出る。というのも本日が締切日(泣)。夕刻に決裁ルートへ。

 明日の「小学校外国語活動プロジェクトチーム会議」のための下準備。僕はCD作成担当。メンバーが作成したプレゼンデータを整理。使いやすいように目次を作成してリンク張り。明日、最終チェックを受けて本格作成へ。

 某県から「授業がもっとよくなる3観点」ポスターが届く。「?」と思いながら、ポスターを広げてみると、以下の3つの文言が大きく書かれていた。

 ねらい(つける力)を明確にしましょう。
 授業の流れにめりはりをつけましょう。
 ねらいの達成を見届けましょう。


 このポスターを県下の全小中学校に配付したの?本当に?この県の担当者に直接会って、作成の経緯を聞きたくなってしまった。どんな状況なの? 


2008年04月30日(水) 設楽町&東栄町&豊根村方面視察
2007年04月30日(月) 最初の連休最終日
2006年04月30日(日) バスケットボール応援
2005年04月30日(土) よく勉強した1日
2004年04月30日(金) 市P連総会終わる
2003年04月30日(水) 市P連総会出席

2009年04月29日(水) 仮の生徒指導推進協議会HP作成

 「昭和の日」で祝日。祝日にはいつも国旗を掲げてみえる近所の床屋さん。本日は国旗は見当たらず。先日、僕が小学校の頃からずっと散髪してもらっていた店の親父さんがお亡くなりになったためと気付く。合掌。

 今日はいずれアップする予定の「生徒指導推進協議会」のHPを仮作成。N指導主事からいただいた案をもとに、アイコン等を作成してトップページを作成。気に入ってもらえるだろうか。

 県では予算削減もあって、これまで作成していた事業報告は印刷しないで、多くはウェブで流すことになった。予算に関係なく、僕はこの方向に賛成。しかし、県の公式HP作成はCMSとはいえ、パターンが少なすぎるなど使いづらく、構造もよく分からないため、アップした本人から「私のものはどこにアップされたのか分からないので教えてください」と何度聞かれたことか。さらに、各課のトップページはCMSではとても対応できず、しかたなくホームページビルダーで作成している状況。「県教委HPは古くさくて分かりづらい」という声が定評になりつつあるのをなんとか打開したい。近々、新たに立ち上げる「情報モラル専用サイト」が、他のHP改革の糸口になってくれればと祈るばかり。


2008年04月29日(火) 昭和の日も登庁
2007年04月29日(日) 授業名人活用推進事業担当
2006年04月29日(土) 学校HPコンテンツ作り
2005年04月29日(金) 校長先生という仕事
2004年04月29日(木) 授業談義は楽しい
2003年04月29日(火) ナベサダを聴きながら

2009年04月28日(火) 新型インフルエンザ対策

 ゴールデンウィーク明けに開催する「生徒指導推進協議会」の詳細についてグループ検討。この協議会では、18年度から不登校の未然防止策として、「絆づくりプログラムの開発&実践」をテーマとして取り組んできた。今日は、そのプログラムを実践した子どもたちを追跡調査した結果が報告された。興味深いデータは、このプログラムを経験した集団の不登校出現率(小6→中1)は、県下全体の数値と比較すると、確かに低いことだ。もちろんこのプログラムだけが有効に働いたわけではないと思うが、協議会としては喜ばしい数値だ。会議で報告し、皆さんに意見を伺うことにした。

 高校入試懇談会に出席。今年度&来年度の本県の高校入試の在り方について意見を伺う。

 中高一貫教育研究推進会議に出席。設楽、津具、豊根の北設楽郡から委員が出席。「山村振興の鍵はまさに教育」と熱い思いが語られる。今年で6年目を終え、大きな節目を迎える中高一貫教育研究。次年度へ向けて、事務局の一人として、さらに責任を感じた会議。

 WHOが豚インフルエンザに関して「フェーズ4宣言」をしたことで、緊急対応開始。まずは「県内児童生徒の海外との交流計画を把握せよ」という指示。マスコミから問い合わせ電話も始まる。「海外へ修学旅行へ行っている学校は?海外との交流は?」などの質問が続く。記者の立場は分からないでもないが、我が課としては対応している時間がもったいない。

 さらにフェーズが引き上げられて、学校が長期の休校になった場合のことを想定する。小中学校の監督権は市町村教委にあるので、県教委としては県下で足並みを揃えておくべきことを洗い出し、そのための指示を考えることだと判断。叩き台づくり開始。実態は地域によってかなり異なり、詳細な指示はかえって現場を混乱させてしまう。最低限のことに限ると、いわば当然のことばかり。もしこれが現場に届くとなると「当ったり前のことばっかりだ!ケッ!」とも言われそうで・・・。まずは休み明けに課内で検討。

 ようやく夕刻から自分の仕事に取りかかることができた。予定通り、教科書目録の梱包と発送作業。気付いたら21時30分。あと一踏ん張りで完了。書類で山となった机上を片付けて退庁。

***

 お腹が空いてヤケ食い。夜遅くの過食は体に悪いことは分かっているが、ついつい手が出てしまう。情けない。


2008年04月28日(月) 文部科学省からの段ボール
2007年04月28日(土) いつのまにか20万アクセス
2006年04月28日(金) 第1回地域ふれあい学びフェスティバル実行委員会
2005年04月28日(木) 地域ふれあいフェスティバル実行委員会開催
2004年04月28日(水) コンピュータ整備検討委員会
2003年04月28日(月) 一転、汗ばみ陽気に

2009年04月27日(月) 調査の必要性

 今か今かと待っていた文部科学省作成の教科書目録が届く。このような表現をするとワクワクして待っていたように思われるかもしれないが、もちろん、そのようなことではあらず。昨年、配送にとても苦労したので、嫌なものは早く片付けたいという消極的な気持ちを「今か今か」という表現で(笑)。伝わりませんよね。

 大きな段ボールで8箱。梱包を開ける前に、市町村教委、国公私立小中学校、高等学校、教育事務所等宛の配布文書、内訳表を作成。これで結構な時間経過。段ボールを開けて、まずは小学校用、続いて中学校用の教科書目録をそれぞれ採択地区別の必要部数ごとに整理して再梱包。さらにかなりの時間を費やす。明日は特別支援学校用、高等学校用の再梱包に取りかかりたいが、2つの会議に出席予定。その合間をぬって、なんとか作業を完了したい。

 尾張教育事務所へいつものように頼み事。教育企画室から「情報モラル向上キャンペーン」についての相談があって私見を述べる。「情報モラル=携帯電話の使い方」という固定的な考え方があるような感じがして、それを指摘。教科書見本本の問い合わせと各地区担当者への連絡。「情報モラル専用サイト」周知のためのアドバイスなど。今年度、小学校外国語講座で使用するプレゼンやワークシートを一括保存したCD作成も僕の担当。プロジェクトチームのメンバーに、ネット上に提出してもらっておいてデータをダウンロード。データをよく見ると、これは?というものがあって、考えていたように簡単にはできそうにない嫌な予感(泣)。

 友人のブログには、県が急に、豚インフルエンザ関連の調査依頼をしたことと、その必要性について書いていた。教育事務所、教委、学校に負担をかけないように調査等はできるだけ精選しようという動きの中でされた調査なので、それなりの必要度があったかと思うが、それが伝わっていないのは依頼主の配慮不足だ。本課も心しておきたい。指摘に感謝。


2008年04月27日(日) 今日も登庁
2006年04月27日(木) 授業で子どもに触れる喜び
2005年04月27日(水) 講談師と打ち合わせ
2004年04月27日(火) 人間ドック2日目
2003年04月27日(日) ようやく晴れだあ

2009年04月26日(日) 「小三治」を観る

 以前から観ようと手帳にメモしておいたドキュメンタリー映画「小三治」。昨日の夕刊・芸能欄でも話題になっていたので、これは何としても行かねば!という気持ちになって、名古屋駅前のシネマスコーレへ出かける。とっても小さな映画館だったが、椅子は豪華。ゆったりした気分で鑑賞。場内は補助椅子まで出て満席。上映期間が延長されたのも頷ける。

 これまで聴いた小三治落語のマイベストは、随分と昔の話になってしまったが、僕がまだ大学生、昭和53年10月26日、名古屋・雲竜ホールでの「柳家小三治独演会」で聴いた「死神」。(大学時代につけていた落語鑑賞記録ノートあり。これは僕の宝物の一つ)。あの時は、思わず舞台に駆け上がって師匠と握手をしたい衝動にかられた。今でも鮮明に覚えている。

 その小三治師匠のドキュメンタリー。特に入船亭扇橋師匠とのからみの場面がいい。やりとりを通して、人間・小三治がスクリーンに鮮明に登場。一言、一言が味わい深い。落語を演じている時の顔がアップで映されているが、上下(かみしも)をきった瞬間に、人物が入れ替わっている。とりたてて表情や声を変えているわけでもないのに変幻自在。小三治は間(ま)でも語っている。小三治は「そのものの了見になって演じることだ」というが、まさにここが小三治ワールド。自己の芸に苦悩し続ける人間・小三治に魅了された1時間40分間。

 歴史小説「出生前夜」(飯島和一著、小学館)も、小三治ワールド同様に楽しむ。

 昨年度の同時期の仕事日記を読むと、4月は土日も1日を除いて登庁している。今年度は土日登庁はまだ1日のみ。それも30分ほど。平日はかなりしんどいが、昨年度に比べれば余裕ある土日。このまま1年間続くとうれしいのだけど。


2008年04月26日(土) 今日も登庁
2006年04月26日(水) 一体感のある授業
2005年04月26日(火) 雑誌インタビュー
2004年04月26日(月) 人間ドック1日目
2003年04月26日(土) 雨はあがったけど・・・

2009年04月25日(土) 「雨ン中のらくだ」を読む。

 「雨ン中のらくだ」(立川志らく著、太田出版)を読む。立川志らくは立川談志の弟子。ベストセラー「赤めだか」が談春による談志論であれば、いわば、この本は志らくによる談志論。志らくも第22回小牧落語を聴く会にご出演いただいているが、その頃に比べると、最近はマスコミへの露出度も低く(自分が関心がなかっただけかも)、どうしているのかと思っていたところ。志らくの「全身落語家読本」を読んで、「談志系落語論は異次元」と感じていたが、やはりこの本でも古典落語の解釈は独特。立川流からすれば、「これが落語の本道。人間の業の肯定」ということだろうが、他の流派はどう考えているだろうか。いずれにしても「談志落語を聴きたい!聴かなければ!」と思わせてくれた本で、連休中は、まだ見ていない談志DVD制覇という目標を立てる。

 あとはほとんど横になっていた1日。年々、疲れがとれにくくなってきている感じ。


2008年04月25日(金) 今日も会議2本
2006年04月25日(火) 雲にこだわる
2005年04月25日(月) 仕事が進まず
2004年04月25日(日) 校長通信2号
2003年04月25日(金) 雨、雨、雨、雨・・・

2009年04月24日(金) 平成21年度第1回生徒指導担当指導主事会

 小牧市役所生涯学習課が来庁。「学びノート」についての相談。「学びノート」についての思いは格別。自分なりにいろいろとアイデアを提供させていただいた。なんとしても小牧市民の皆さんの認知度を高めたい。

 午後は「第1回生徒指導担当指導主事会」に参加。司会進行役。第1回目は恒例、県警からの講話。県警察本部生活安全部少年課のO警部より「最近の非行情勢等」と題した講話を伺った。メモからいくつか紹介しておく。

 「刑法犯少年」の現状報告では、罪種別では「窃盗犯」が全体の6割。学識別では「中・高校生」で全体の7割を占めている。これは過去10年間ほぼ同一の割合。「不良行為少年」という分類では、「深夜徘徊」が圧倒的に多く、「中・高校生」が6割を占めている。7月1日施行の「出会い系サイト規制法」により、かなり摘発が進む見込み。

 このようにデータに基づく話が続く。良い機会なので「出会い系サイト規制法」の詳細について質問させていただいた。幾分は理解できた。

 その後、本課から今年度の重点目標とその目標達成に向けての取組を周知。各教育事務所担当者と、昨年度の不登校、いじめ、暴力行為等に関しての情報交換をして、2時間ほどの会議を終了。

 今後1ヶ月の自分の業務を考えると、大型連休が入ることで、かなりの勢いで進めておかなければ、勤務日だけでは、とても処理できない状況で、連日深夜まで仕事という絵図を思わず想像。できるだけ無駄を省き、仕事を進めているが、まずは「形式が大切」ということも重々理解した<これはここで3年目を迎えた成果(笑)>ので、とりわけ黙々と取り組む今日この頃(笑)。「最近は話しかけにくい感じがします」という一言は、日頃見せていない集中力のなせる技。

***

 友人がブログに紹介した日に、ちょうど僕も手にいれた「いいかげんがいい」(鎌田實著、集英社)を読む。鎌田さんは「いい加減な余裕が、心の力になる」という。今の自分には「いい加減な余裕」があるだろうか。抱えている仕事の量は、余裕にいささか影響しているだろうが、鎌田さんの言っている余裕はそうではあるまい。「自分の人生の少し先を見て、今はどのあたりにいるのがいい加減なのかと自分をモニタリングすること。こうしたちょっとした見通しが、心力を生み出すよ」、こんなことを言われているのではないかと思った。


2008年04月24日(木) 今日は終日課内
2006年04月24日(月) スクール55コラム更新
2005年04月24日(日) 今日は京都。仕事?いやいや趣味の世界
2004年04月24日(土) ジュニア奉仕団交流会にて
2003年04月24日(木) それにしてもよく降る雨

2009年04月23日(木) 実行!新学習指導要領

 スタートアップ・ヒアリングを受ける。これは先日提出した自己目標をもとにした主幹による面接。「教科書採択業務」と「情報モラル向上」についての思いを伝える。

 入学者選抜協議会関連の庁内検討会に出席。興味深く悩ましい数値あり。課室に戻って、手元のデータを使って裏付け作業。

 次年度以降の「中高一貫教育研究推進事業」についてグループ検討。ゴールははっきりしているのだが、そのゴールに辿り着くまでの道筋が分からない。苦しい検討が続く。最後は担当のK指導主事と二人で知恵出し。本課としては「研究を維持する立場で進めるしかない」という、とりあえずの結論。

 昨日の審議会を受けて、教育委員会議へ答申する準備開始。

 文部科学省から毎日届く「文部科学省新着情報メール」。そこに先日この日記でも話題とした「新学習指導要領の実施を周知・広報するポスター作成」の報告があり、このサイトで実際にポスターが見ることができるようになった。

 力編・・・「生きる力」を、子どもが作成した貼り絵をイメージして表現。カラフルな貼り絵は、子どもたちの持つ個性や力強さを象徴。
 船出編・・・新学習指導要領の先行実施によって学校教育が新たなスタートを切ったことを、大海原に向けて船が出発したことをモチーフに表現。


 の2種類。「実行!新学習指導要領」と「平成21年4月、新しい教育がはじまります」の文字が並ぶポスター。この二つのフレーズの対象が違うような感じがしてならないが、僕だけ?


 


2008年04月23日(水) 会議三つ
2006年04月23日(日) おやじの会利き酒講座
2005年04月23日(土) 鹿児島へ飛ぶ
2004年04月23日(金) 新任校長研修会
2003年04月23日(水) 雨、雨、雨

2009年04月22日(水) ある審議会

 今日は、自分が担当する審議会のことだけで暮れた1日。ちょっぴりヒヤヒヤすることはあったが、無事終了。皆様に感謝。

 ***

 夜は「小牧市教育委員会・小牧市小中学校長会・小牧市体育協会合同歓送迎会」に参加。久しぶりにお会いする皆様と懇談。

 ネットで「学校におけるICT活用のための管理職研修プログラム」が紹介されている。その中の研修用コンテンツ集の一つに「ICT導入の秘訣 −先進的な取り組みの仕掛人に聞く−」がある。そこでは2008年2月に開催された「管理職のための戦略的ICT活用シンポジウム」での僕の講演が、6分ちょっとにまとめられて流れていることを教えていただいた。(講演当時、「編集して研修教材にします」と聞いてはいたが、ここで見られるとは知らず、正直、びっくり)ギャグは当然カット。おかげさまでこれからも使えます!(笑)。


2008年04月22日(火) 21時で早めの退庁
2006年04月22日(土) ジュニア奉仕団&大会見学
2005年04月22日(金) あいさつでうれしい話
2004年04月22日(木) PTA総会にて
2003年04月22日(火) 朝の定番は1分間スピーチ

2009年04月21日(火) 「あいち・出会いと体験の道場」説明会に参加

 午前中は、教育長へ明日の審議会について事前説明。次から次に届く文書決裁。文部科学省からの通知文を発信するための文書作成。

 午後は、岡崎市にある愛知県西三河総合庁舎へ。「あいち・出会いと体験の道場」の事業説明会に参加。

 この事業は知事部局学事振興課が4年前から行っている職場体験事業。本課では昨年度まで文部科学省の「キャリア・スタート・ウィーク」という職場体験事業を行っていたため、現場からは「どう違うのだ」と言われていたが、文部科学省のキャリア・スタート・ウィーク事業は終了したために、職場体験は晴れて一本になったわけだ。もっとも本課としてのキャリア教育関連事業は取り立てて言えるものがなくなり、学事振興課の事業に連携・協力をしていくという立場で、事務局側として挨拶をさせていただいた。

 ちなみに「あいち・出会いと体験の道場」の事業目的は、「大人へ心身ともに大きく成長する中学生の時期に、社会の成り立ちについての理解や働くことの意義、責任感、あいさつ、言葉遣いの大切さなど、社会性をしっかりと身につけてもらうため、地域社会を中学生の社会性を育む道場(教室)として位置付け、地域の商店、企業、公的施設など様々な人に「先生」となってもらい、5日間程度の職場体験を実施する」というものだ。

 さすが知事部局の事業だけあって、規模も大きい。今年度は県内全中学校303校参加(名古屋市を除く)、1402学級、49381人の中学生が地域で職場体験を行う。1学級に4万円ずつ委託金が下りるので、総額56,080,000円の事業。

 岡崎市から戻ってきて、尾張教育事務所へ各事業参加者推薦の依頼ならびに情報交換に出かける。審議会の最終準備で名札を作ったり、進行表をチェックしたり。「情報モラル専用サイト」の下準備もゴソゴソと。21時退庁。


2008年04月21日(月) ○○電話ディ?
2006年04月21日(金) 冊子「光ヶ丘中2006」配布!
2005年04月21日(木) 授業参観&PTA総会
2004年04月21日(水) 教員会総会・教育研究会立ち上げ
2003年04月21日(月) 緑がまぶしい雨上がりの月曜

2009年04月20日(月) 課の歓送迎会

 22日の審議会のためにいくつか連絡をしておかなければならないことがあって、朝1番はその仕事から。そして新たに生まれてきた課題について、その対応を協議。

 文部科学省からようやく届いた教科書関連文書を精読。いろいろなことをシミュレーションしながら、一人緊張している自分に気付く(笑)。

 午後は、今年度の「あいちの教育アクションプラン」推進課が集まっての協議。本課が取り組むことははっきりしている。今は契約待ち状態だと説明。他課には「一体となってキャンペーンに取り組みましょう」とお誘い。我が課が考えている情報モラル専用サイトを実際に見ていただいたら、絶対に賛同していただけるはず。その日を心待ちにしている。

 高等学校教育課主管のある会議に出席。提示された資料から中学校教育について考えることあり。時間があれば詳しく調べてみたい課題発見。

***

 夜は課の歓送迎会。幹事の細かな配慮があって、しっかり料理を食べて、しっかり飲んで、しっかり懇談できた歓送迎会。「閉会の言葉」の指名を受けた僕は、お月さんとお星さんとお日様の小咄。その前にT市教育委員会次長となられた駄楽師匠のいつもの小咄。

 どういうわけか眠れないので「決断力」(東国原英夫著、創英社/三省堂書店)を読む。お笑い芸人から政治家の道へ。かなり戦略的な生き方をされてきたものだと感心。根底にあるのは、目標達成まで粘り強く歩む強靱な精神。見習うべき事がたくさんあった。


2008年04月20日(日) 第11回いきいき寄席
2006年04月20日(木) PTA総会&懇親会
2005年04月20日(水) 愛日校長会議出席
2004年04月20日(火) 愛日校長会議
2003年04月20日(日) 雨の日曜日、今日も出校

2009年04月19日(日) 第15回いきいき寄席(春)

 第15回いきいき寄席に出かける。いつものとおり席亭さんと高蔵寺駅に芸人さんのお迎え。今回は、大阪から桂雀松師匠と内海英華師匠。

 会場のいきいき介護センターで高座、マイクの確認をしていただき、席亭の柳瀬さんと師匠と一緒に食事。お二人とも何度もお会いしていることや、あまり気を遣うことなくお話しできる方でなので、ついつい込み入った質問をする。人間国宝・桂米朝師匠のご子息、桂米團治師匠(当時は桂小米朝)が小牧落語を聴く会にご出演いただいた時のエピソードから、ご子息の日常をお聞きしたら、話は一気にヒートアップ。いやあ、ここだけのおもろい話がたくさん聞けました。

 お二人とも上方落語どん底時代を経験されているだけ、落語ブームについては懐疑的で、危機感を常にもっていなければといけないというお話には納得。

 お客様はいつものように満員。雀松師匠の一席目は「始末の極意」。続いて女道楽・内海師匠の華やかな艶のある俗曲。最後は雀松師匠の「佐々木裁き」。高い年齢層なのに、笑いは若い人が半数くらい占めるのではないかと思うほどのボリュームあり。まさに両師匠の芸の力。今日もプロジューサーとして大満足の寄席でした。


2008年04月19日(土) 連続登庁記録更新
2006年04月19日(水) 愛日地区校長会議
2005年04月19日(火) あいさつの声が響く
2004年04月19日(月) 篠岡百話で考えた総合力
2003年04月19日(土) 今日は集中できる

2009年04月18日(土) 「学力と階層」(苅谷剛彦著、朝日新聞出版)を読む

 「学力と階層」(苅谷剛彦著、朝日新聞出版)を読む。苅谷さんはいつものように独自の調査をもとに、階層による学力格差、義務教育機会の平等性、教員の勤務実態等を論じている。苅谷さんの論文を読んでいつも感じることは、現場のことをしっかりと捉えているということだ。マスコミがもてはやす教育評論には、学校現場と遊離していると感じることが多いが、苅谷さんにはそういったことを感じたことはない。

 読みながら、記録しておきたいと思った事柄がいくつかある。ここでは、5章「教育の綻びをどう修正したらいいか」の『「自己実現」という名の迷路」』の項から、ごく一部を転記しておく。

 もともと人生の達人や偉人達の経験から抽出された、人生のステージをとらえる考え方が教育の世界で使われるようになるや、希釈され、一般化され、俗流化していった。教育の機会の拡大とともに、個性尊重=自己重視の考え方が強まっていくと、差別や選別を嫌う日本の学校ではなおさらのこと、自己実現を目指す機会をすべての子どもに与えるべきだとなる。こうして、「大衆教育社会」の実現とともに、自己実現欲求の俗流化と大衆化が進んだのだ。
 ところが、自己実現要求を満たせるような職業機会のほうは増えていかない。それどころか、近年の不況は、そうした機会を若者からさらに奪っている。


 あるジャーナリストが今度行われる全国学力テストについて私見を述べているサイトを発見。犬山市は不参加を決めているという記述あり。犬山市参加は全国ニュースでも流れたはず。ジャーナリストが、この情報を知らないとは、びっくり。


2008年04月18日(金) 一つ会議が終了
2006年04月18日(火) スクール55コラム執筆
2005年04月18日(月) 細々とした仕事を休みなく
2004年04月18日(日) 原田隆史講演会に出かける
2003年04月18日(金) いよいよ汗が出るような日に

2009年04月17日(金) 教科書関連会議でプレゼン

 午前中は、学習教育部長へ、来週の会議に向けての説明。課長、主幹とともに出席。法令説明について助言を受ける。

 いつものように文書決裁を次から次へ。数日前から暗礁に乗り上げていた案件が解決ルートへ。胸をなで下ろす。やはり人と人とのコミュニケーションが大切。以前に先輩から聞いた次の言葉を思い出す。

 「起こっている出来事はすべて人間が起こしているんだからね。逆に考えれば、人間が解決できないことがあるはずないよ。」

 午後の会議グッズ準備。要項、名札、PC、プロジェクタ、メモ用紙などをキャリアバックにつめる。一見、旅行風。

 午後は教科書関連会議。法令説明が中心の会議。今回もプレゼンを用意し、昨年以上に平易な言葉に心がけて説明。当たり前なんだけど、笑いのない45分間は久しぶり。さっそく友人がブログに感想を書いてくれた。こうして評価をいただけるのは、とってもうれしいこと。

 今日までに某事務局へ提出しなければならない書類が手つかず状態。メール提出が許されているので、本日中に仕上げればご迷惑をかけない。夕刻から気合いを入れて取り組む。金・夜は、皆さん、比較的早めの退庁。久しぶりに一人で奮闘。22時近くに完成。集中して取り組んだ4時間!我ながら、よく頑張った!

 最後に課室を出る者は、守衛室に課室施錠の報告をするルール。「早く帰って横になりたい」という時に限って、障害が発生するのがマーフィーの法則。なんと報告用紙は最後の1枚。いわば原本。これに書き込んでしまったら、明日から困ってしまうので、座り直して、報告用紙の増産作業(泣)。ところが焦れば焦るほど、うまくできない。え〜い、今回は自分の分だけでご勘弁!ようやく1枚を仕上げて守衛室へ。無事、退庁。


2008年04月17日(木) グループ初会議
2006年04月17日(月) 学習クラブの新戦略
2005年04月17日(日) もう一つに仕事!小牧落語を聴く会世話人
2004年04月17日(土) 部屋の片づけ
2003年04月17日(木) PTA総会

2009年04月16日(木) 中高一貫教育研究推進事業で現地訪問

 いつもより1時間ほど早く家を出て知立駅へ向かう。我が課のK指導主事と高等学校教育課のF指導主事と合流して、車で北設楽郡設楽町へ向かう。

 途中で田峯小学校を訪問。3月末まで本課にみえたS主査が校長として赴任した学校。複式3学級、全児童15名の小さな学校。昭和にタイムスリップしたような木造校舎。子ども歌舞伎、青い目の人形でも有名な学校。S校長の熱い思いを聞かせていただいた。

 設楽教育指導室、設楽教育委員会を訪問。続いて田口高校へ。ちょうど中高一貫教育について協議中の田口高等学校、設楽中学、津具中学、豊根中学の校長先生らにご挨拶。お昼は有名な名代のお店でとって、豊根村教育委員会、最後は東栄町教育委員会を訪問。今後も中高一貫教育を進めていくために、皆さんにぜひとも理解し協力していただきたいことがあって、どの場でも言葉を選びながら、教育長や校長先生方にお話をさせていただいた。

 帰路は上豊田駅まで車で。往復200kmを超える走行距離。そこからF指導主事とともに県庁へ戻る。車内でFさんから聞いた例え話が凄い。「我が課の仕事の状況は、雪がどんどん降り続いている中で、屋根に上って雪下ろしをしているような感じ。雪下ろしをしなければ家はつぶれてしまう。しかし、屋根から落ちて命を落とすこともあるので要注意。」分かったようで分からない話だけど、大変さはとってもよく伝わってくる。どんなに遅くなっても、誰かがいる高等学校教育課!

 県庁に戻り、会議の要項づくり。文科省からの問い合わせ対応。いくつかの事務仕事。疲れはピーク。


2008年04月16日(水) 今日もエキサイティング
2006年04月16日(日) 第3回いきいき寄席
2005年04月16日(土) 早朝に片付けて、のんびりと
2004年04月16日(金) 小牧中での離任式
2003年04月16日(水) ようやく暖かい日に

2009年04月15日(水) 情報モラルサイト構築のためにゴソゴソと

 まずは6月議会対応の仕事から。グループ検討でいくつかの修正すべき点が出され、再検討へ。

 数日前に発覚した我々にはなかなか策が出せない問題について、来庁相談があり、その応対。解決の目途立たず。

 定例の教育委員会会議。僕は出席する立場ではないが、自分が担当する業務関連のことが議題になっているので落ち着かず。何事もなく、無事認められたとのこと。一安心。これを受けて来週開催の審議会の準備に入る。要項の印刷開始。事務局側の説明原稿、プレゼン資料等を含めると50ページを超える原稿。印刷だけでも大変。

 明日の中高一貫教育推進校訪問の準備。高等学校教育課主査と相談。

 ○○請求についてグループ相談。悩み多し。一方で、情報モラルサイト構築のためにゴソゴソと(笑)。特別に1本引いていただいたネットも安定して快調。地元の中学校長へ直接依頼をさせていただいたりと、これはとても楽しい仕事。

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 5月末開催の総会&歓送迎会の下準備。結構な時間を使う。

 5月16日(土)は、「すぐに役立つ!情報モラルセミナー」に登壇させていただく。案内はここに掲載中。ご存じ石原一彦先生がコーディネータ役だが、実践はパネリストの僕より豊富。過激な(笑)実践も多い。僕としては、途中でコーディネータとなって、石原実践を皆さんに紹介するための作戦立案中(笑)。皆様、お楽しみに。 

 


2008年04月15日(火) 今日もいろいろなことが
2006年04月15日(土) 個人情報保護対策本を読んで
2005年04月15日(金) 読売新聞取材
2004年04月15日(木) 光ヶ丘中学校歓送迎会
2003年04月15日(火) 初の授業で初撮影

2009年04月14日(火) 新学習指導要領のポスター

 びっくりしたこと。新学習指導要領の周知徹底策の一つなのだろうか。文部科学省から大判ポスターが届いた。そこに記されていた文字は、

 「実行!新学習指導要領 平成21年4月 新しい教育がはじまります」

 ポスターの図柄の一つは、人が舳先に立ち、指を立てている図。もう一つは、ちぎり絵で「力(ちから)」と描いた図。僕の正直な気持ちは「こうまでせんでもええのに・・・」。担当に聞くと、このポスターは県教委止まりとのこと。「都道府県教委よ!周知徹底を頼むぜ!」という通知なのか。

 今日もいつものように文書決裁。近づく会議の準備で、資料印刷&綴じなど。

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 8年目を迎える教師力アップセミナー。今年度のラインナップはここをクリック。20年度の記録(藤川洋子さん、アレン玉井光江さん、坪田耕三さん、有田和正さん)がアップされていないのは、全部僕がサボっているため。ごめんなさい。


2008年04月14日(月) 帰宅23時30分
2006年04月14日(金) 学年学習室もITで充実
2005年04月14日(木) タブレットPCのすごさを見る
2004年04月14日(水) 校長会議&音楽指導会議
2003年04月14日(月) 離任式での話

2009年04月13日(月) 友人の仕事日記

 9時から教科書関連会議のグループ検討。その後、十分に納得できる○○電話を受ける。関係教育機関へ連絡。11時過ぎ、自治センターの県民生活プラザで懇談。13時、午前のグループ検討で修正を加えた案をもとに課内検討。14時、4月に入ったばかりというのに、6月県議会対応の協議。15時、高等学校教育課主務の入学者選抜関連の会議に出席。夕刻から、今日中に仕上げておかなければならない事務に従事。20時近くまで頑張る。

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 昨日からあれこれ考えてきた学習工学研究会のワークショップ提案。近々立ち上げる予定の「情報モラル専用サイト」の構想。

 友人が再び行政に異動して、仕事日記のデザインが新しくなった。双方の仕事日記で、教育委員会の様子が少しは分かっていただけるはず。友人の「文書処理で1日過ごしました」という日記を読みながら、その文書のどれほどが国や県から送付されたものだろうか?かなりの割合を占めるのでは、と推測。こちらも少しでも削減したいが、国から周知依頼があったものをここで止めるわけにもいかず。鑑文書に、鑑文書をつけて、ますますボリュームアップする文書。このあたりの解決に向けては、先日公表された「教育の情報化に関する手引」には提言されているが、実行しない限り、改善は難しい。当たり前だけど。


2008年04月13日(日) 今日もフルタイム
2006年04月13日(木) 平成18年度離任式
2005年04月13日(水) 校長会議で学ぶ
2004年04月13日(火) たくさんの方とお話しした日
2003年04月13日(日) ひさしぶりに本などを読んで過ごす

2009年04月12日(日) ワークショップネタを考える

 昨日、依頼を受けた夏の学習工学研究会でのワークショップ。「教育の情報化に関する手引」をワークショップでどう扱おうか。参加者で読み解きながら、ダイジェスト版を作るのはどうだろうか。もっと適切なネタはあるだろうか。いろいろと考える。楽しい悩み。

 今年度も事務局を仰せつかった某同窓会の事務仕事。神経を遣いながらの作業。

 味岡市民センター図書室から「予約資料確保のお知らせ」メールが届き、出かける。連絡があったのは人気本なので、12月末に予約を入れた本。常に4〜5冊は予約を入れているが、いつも絶妙な間で確保連絡があって、常に本を借りている状態。僕にとってはとってもありがたい市民サービス。


2008年04月12日(土) 連続登庁記録
2006年04月12日(水) 校長会議をデジタルメモに
2005年04月12日(火) 慌ただしくも充実した日
2004年04月12日(月) 小牧中学校歓送迎会
2003年04月12日(土) またもや雨の土曜日

2009年04月11日(土) 「みんなで探したちょっといい話」を読む

 昨年夏の講演がきっかけとなり、今年度から「学習工学研究会(愛知)」の理事に就任させていただいた。今日は第1回役員常任理事会に出席。

 議事のメインは、恒例の学習工学セミナー教育におけるメディアと情報「ICTを活用した授業の創造」のプログラムについて。今年度で第41回目となるとのこと。今回も終日開催(8月17日:月曜)で、午前中は4つのワークショップ。午後は講演とシンポジウムと続く。

 これまでの協議でほぼ固まっていた4つのワークショップのうち、講師の急な都合で一つが開催できなくなり、僕がピンチヒッター(になれないと思いつつ)として、3時間のワークショップを引き受けることにした。せっかくの機会なので、文部科学省が先頃発表した「教育の情報化に関する手引」をテーマとして分科会を開いてみようと思う。午後のシンポジウムにも登壇することになり、昨年度以上に忙しい1日になりそうだ。

 会長や常任理事の皆さんとのこれまでのつながりはほとんどなく、お声をかけていただき、新しい縁、人儲けが出来たことに感謝したい。

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 「みんなで探したちょっといい話」(プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動代表志賀内泰弘編著・かんき出版)を読む。仕事柄、悪い話を聞くことが多い中、この本で、とっても心に効く「あたたかビタミン」をいただいた。今日はとっても良い夢が見られそうな気分になった。本帯のコピー「美点凝視」は、まさに「いいとこ見つけ」。みんながこんな気持ちをもってくれれば、世の中、もっとよくなる。期待したい。

 「ちょっといい話」に編著者がタイトルをつけている。「受けた恩は別の人に返していく」「喜ぶ顔が見たくて人は動く」「かけた情けは水に流せ」「体が自然に動くサービスがいい」「マニュアルを超えて本物になる」等。そして、各話の最後にも編著者のまとめあり。「見返りを期待しない行為は、人の心を打つ」「人を喜ばせたいという思いは、最大のエネルギーになる」「親から子へと受け継がれていく大切な心がある」等。これがいい!この本はだれでもできそうな具体例を通しての人生訓だ。学校なら、ちょっとした時間で子どもたちに読み聞かせてもいい。


2008年04月11日(金) 新聞記事に思う
2006年04月11日(火) 運営委員会メンバーによるML
2005年04月11日(月) 離任式&避難訓練&ビデオ撮影
2004年04月11日(日) 原稿書きなど
2003年04月11日(金) PTA新旧全委員会開催

2009年04月10日(金) 「現場力復権」を読む

 今日は会議も○○電話もなく、自分の仕事にほぼ集中できた1日。来週から始まるグループ検討、課内検討、部長説明、教育長説明にむけての資料づくりがほぼ完了した。

 教科書検定の結果がようやく公開された。中学校の歴史教科書1冊が検定合格とのこと。これで教科書課も新年度の様々な文書の発送を開始するに違いない。そう願いたい。そうでなければ、日程の再考は避けられない。お願いします!文部科学省様(笑)。

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 「現場力復権」(遠藤功著、東洋経済)を読む。遠藤さんの著書は、これまで「現場力を鍛える」「見える化」「ねばちっこい経営」の3冊を読んできた。特に「見える化」は学校経営の柱の一つとし、光ヶ丘中学校では「学校の見える化」に積極的に取り組んだ。著書の遠藤さんにもメールでその報告を何度かさせていただいた。この「現場力復権」を読んでいたら次のような記述があって、びっくりした。これは僕のこと。(に違いない)

 中部地方のある公立中学校の校長先生からは、熱心なメールを何度も頂戴した。普段、ビジネス書には縁がないが、「見える化」というタイトルに惹かれて読んだところ、まさにいまの学校教育に不可欠な要素であると認識したという。
 実際、この校長先生はホームページや紙媒体などを駆使して、生徒に対してだけでなく、各家庭に向けても、さらには教員同士の間でもさまざまな情報を公開し、「見える化」している。その結果、オープンで風通しのよい教育環境が整備され、いままでは埋もれがちだったさまざまな問題が「見える」ようになったという。(p123)


2008年04月10日(木) まだ10日目?
2006年04月10日(月) 今年度の方針を決める職員会議終了
2005年04月10日(日) 社会科特別授業決定!
2004年04月10日(土) PTAとスポーツ振興会
2003年04月10日(木) 関係機関を訪問

2009年04月09日(木) 課室の入口

 3月末から課室入口は倉庫状態。入口での人の行き来はとても不自由で、すれ違う余裕がないため、いつも片側通行状態。というのは、3月末から五月雨式に文部科学省やその委託先から、次から次へ報告書や○ノート等が届いているからだ。

 もちろん至急配布すべきものは処理がされているが、時間的猶予があるものは誰しも目の前の仕事に追われ、つい後回しということになる。特に以前から作成されていた○ノートの箱数といったらすごい数で、課室に入りきらず、印刷室に山積み状態。総務課から「早く片付けてください」との通告を数度いただく。

 担当に聞いてみると、文科省からは市町村教委にも配布済みで、いわゆる県としての保存分とのこと。これではあまりにも多すぎる。文科省へ返却という提案に「電話で問い合わせたら、文科省にも置き場がないので」といった答えだったらしい。課室へのお客様が特に多い4月。この入口を見てどう思われるだろうか。大変だと感じていただけるか、お客様を迎える入口なのに、と思われるか。

 逆に僕が欲しい、例年ならば、とっくに届いている教科書採択関連の資料が届かず、毎日、首を長くして待っているところ。ひょっとして、この段ボールの山のどこかにあるかと思うと恐ろしい。


2008年04月09日(水) 質問を受ける側の学び
2006年04月09日(日) ちょっとのんびり
2005年04月09日(土) 第1回PTA全委員会開催
2004年04月09日(金) 教育委員会主催校長会
2003年04月09日(水) いつの間にか時間が過ぎる

2009年04月08日(水) うれしい事後報告

 早朝に起きて昨日〆切の原稿を書いて送付。自転車操業(泣)。

 数日前にお怒りモードだった方から電話をいただく。その後の報告だ。うまく事が運んでいるとのことでお礼の電話だった。朝からとっても気分がよい。

 17日開催の「教科書採択関係担当者会」の要項、説明原稿、プレゼンデータ作成。2年続きの仕事で、昨年に比べると、見通しがついているので気持ちはずっと楽。おかげで、いくつかの工夫を加えることもできた。土日に登庁せずに仕事が運んでいるのは体が楽!

 尾張小中学校長会の皆様が来庁。各課をご案内。

 第1回学校教育担当指導主事会に出席。学習教育部長挨拶、課長所管事項説明後、主査、指導主事でそれぞれの担当事業を説明。2時間ほど。前回の主事会から、各説明の要点付きメモ用紙を配付して、会議を運営するようになった。これは僕のアイデアを担当者が具現化してくれたもの。皆さんが活用されているのを見る。とてもうれしいことだ。

 課室の留守番役で一足先に戻り、仕事を進める。幸運にも電話がなく、自分の仕事に集中できた。教育委員会議の事前資料作成。これまでの原稿にミスを発見!ふう。

 急な仕事が舞い込み、その対応。課長に提示できる段階まで資料を作成して退庁。

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 あるところで、密か(笑)に考えていることを相談。新しい方との出会いからこれまでにない展開が生まれそうな予感。充実した時間を過ごす。
 


2008年04月08日(火) 日記を書くのもしんどい
2006年04月08日(土) 第1回PTA全委員会でプレゼン
2005年04月08日(金) 市教委主催校長会議
2004年04月08日(木) ほぼ年度初めの審議終わる
2003年04月08日(火) 雨の入学式・始業式

2009年04月07日(火) けっこう覚えているじゃないか

 今日は中学校入学式。暖かな1日。通勤列車には高校生が乗車するようになって混雑気味。早々にテストなのだろうか、自作の英単語カードで勉強している高校生。目に入ってきた英単語。けっこう覚えているじゃないかと自信つく(笑)。

 午前中は教育次長への所管事項説明に出席。もちろん説明者は課長。僕は後ろの席で傾聴。

 午後は組合関連の回答案づくり。本日中に決裁ルートに載せることが出来たのはなりより。庁内配席図、学校教育担当者一覧、連絡先等の頻繁に使う資料にインデックスをつけて整理。これは1日に一度は手にする資料。今日は○○電話も○○メールもなく穏やかな1日。定時退庁。

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 秋に開催予定の某セミナーの話し合い。難産だったが、それだけに他に類のない内容のセミナーになりそう。


2008年04月07日(月) ずっと働いているという感覚
2006年04月07日(金) 平成18年度入学式・始業式
2005年04月07日(木) 平成17年度入学式・始業式
2004年04月07日(水) 入学式で初の式辞
2003年04月07日(月) 入学式の準備

2009年04月06日(月) あまり起こらないことが起こった日

 この土日も課室で仕事に励まれた方が多く、月曜日の朝というのに、机上には決裁板の山。「お疲れ様です」と言いながら文書点検をして、主任主査の机上へ回す。8日開催の「第1回学校教育担当主事会」での提案原稿をチェックして印刷。150部の綴じ仕事。ここまででお昼の時間に。

 お弁当をいただこうと思っていたところへ、外部から相談の電話。ご指名の電話はありがたいことと思ってお聞きしていたら、休憩時間はいつしか終了。それだけ、しっかりお話をお聞きできたわけで、喜ぶべきことだと考えて、気持ちを楽にする。

 遅いお昼を食べて、教育事務所へ出かけてお願いごと。戻ってきたところへ、またもやご指名の電話。今度の方は激しくお怒りモード。さっそく事情をお聞きする。聞いてみればもっともなお怒りだったが、僕に怒られてもと思いながら、すぐの対応を約束。関係機関に連絡をして、問題解決に向けて動いていただくことにする。その上で、その方にご連絡。依然お怒りモードだったが、最後は「ありがとうございました」という言葉をいただく。この「ありがとうございました」というわずか11文字の言葉でどれだけ気持ちが楽になることか。その時の心境次第で言葉の重みはかなり違うことをいつものように実感。課長、主幹等に報告。今後のことを考えての関係機関への連絡指示を受けて、再度の連絡。文書による記録・報告は、気力低下のため明日に残す。

 ようやく夕刻から今日取り組もうと思っていた仕事に取りかかることができる。20時近くまで踏ん張り、退庁。

 駅が間近に迫った地下鉄の車内で、僕の前に立っていた男性がいきなり倒れてびっくり。意識がはっきりしない様子。友人とおぼしき方と僕とで抱きかかえようとしたが、かなり体格が良い方で、とても、とても。「皆さん、助けてください」と声を出して、数人でホームにまで運ぶ。そこで意識を戻されたのでほっとしたが、それにしてもだ。周りの皆さんの冷たい反応。声を出すまで見ているだけとは・・・。今日はこのように、日頃あまり起こらないことが重なった1日。

 多くの小学校が入学式。小牧市内小学校のホームページで入学式の様子を見ながら、僕がそのまま学校現場にいたらなどと思ってみたり。

 


2008年04月06日(日) 当然のように登庁
2006年04月06日(木) 着任式
2005年04月06日(水) 着任式
2004年04月06日(火) 着任式
2003年04月06日(日) 仕事をしないぞ日

2009年04月05日(日) ネット新聞ネタを二つ

 ネット新聞ネタを二つ。asahi.comには「全国学力調査に関するアンケート記事」が掲載された。

 全国学力調査をめぐり、65ある都道府県・政令指定都市の教育委員会に朝日新聞がアンケートしたところ、小6、中3の全員に毎年実施する今の調査を今後も長く続けるべきだと考える教委は21(32%)にとどまることがわかった。簡素化したり、期間を限定したりして見直すべきだとする教委が19(29%)あり、23教委(35%)は考えを示さなかった。

 我が教育委員会のことは・・・と記事を読んでいると、『「指導の改善を図るためには5年程度やれば十分」(愛知県)といった声が上がっている。』と取り上げられていた。この5年の理由は、我が県の事情をご存じの方ならご推察通り。(もっともグループが違い、朝日新聞社からアンケートがあったことを記事を見るまで知らなかったのが事実)

 また、ネット利用者が9000万人を超えたニュースを目にした。携帯によるネット利用がかなりあることを考えると、今後、学校からの情報発信は携帯も意識すべきということなのかもしれない。

 総務省によると、08年末のネット利用者数(6歳以上)は前年比280万人増の9091万人。総人口(同)に占める利用者の割合も2・3ポイント上昇して75・3%。利用端末別(複数回答)では、パソコンからの利用は8255万人と最多で、携帯電話などによる利用が7506万人、ゲーム機やテレビなどからの利用者も567万人に達した。(YOMIURI ONLINE)

 また、全国4515世帯からの回答をもとにしたデータとのこと。この程度の標本数で数学的に十分妥当性があるということだ。新学習指導要領で復活した「数学・資料の活用」ネタはあちこちにある。

 頼まれた数学原稿チェックや書籍の整理などで過ごす。


2008年04月05日(土) 今日も登庁
2006年04月05日(水) これはいい!化粧板スクリーン
2005年04月05日(火) 息つく暇もないくらい
2004年04月05日(月) ネットワーク設定で
2003年04月05日(土) 桜がかわいそうな雨の土曜日

2009年04月04日(土) 仕事日記フォーム替え

 新聞が届くと、まず教育関連の記事がないかと探すのが習慣化。朝刊には犬山市の全国学力・学習状況調査の取組と春日井市内の校長式辞のことが掲載。これを読んでの県民からの反応とこちらの応答を想定。これも習慣化。我ながら嫌な習慣(泣)。

 県庁支部新転任者激励会を開催。30人ほどの会だが、今年はその手配から受付、司会進行まで一人で請け負うことになり、今日までいろいろと神経を遣う。無事終了でホッと一息。

 「西垣通=IT評論」と思い込んでいたが、その方が小説を発表したことと、本帯の「ITと金融がつくり出す魔術的ネットワークのかなたに人を生かす力の根源を探って」という言葉に惹かれて、「コズミック・マインド」(西垣通著、岩波書店)を読む。銀行合併にともなうシステム統合トラブルが小説の核となっているが、もう少しリアリティがあると迫ってくるものがあると思いつつ読了。

 光ヶ丘中おやじの会HPに、「マイタウンマップコンクール入賞に関しての思い」が掲載された。その中の「バンブーの思い出」の項を読んで胸が熱くなってしまった。ぜひご一読を。

 早速、仕事日記フォーム替えについての感想メールをいただく。ありがたい。


2008年04月04日(金) 今日の一歩は、1年を左右する一歩かも?
2006年04月04日(火) 新年度初の校長会議
2005年04月04日(月) 臨時校長会議で
2004年04月04日(日) 入学式式辞など
2003年04月04日(金) 校内第1回教師力アップ座談会の記録

2009年04月03日(金) グループ立ち上げ会

 通勤電車で落語通のHさんに出会う。久しぶりに落語談議。

 午前中は課内主事会。「現場感覚を失うな」という学習教育部長の講話、いつものように知性溢れる課長の訓示と班長3人からの訓示。主査から我々の服務に関しての確認。8日の学校教育担当者会で伝達する数々の事項の提案と確認。2時間余。

 午後は22日開催の「教科用図書選定審議会」案内発送。同じく教科書関連文書の教育長決裁をもらうために教育長室へ。今日はスムーズに事が運ぶ。その他、いくつかのスケジュール調整と相談。

 昨日の飛び込み相談者に電話報告。大変感謝されて良い気分に。

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 夜は進路・生徒指導グループの立ち上げ会。幹事のO指導主事の献身的な盛り上げ(笑)によって、実に楽しい会に。感謝。

 部長の「現場感覚を忘れるな」という講話を思い出して(笑)、いくつかの学校HPを閲覧。HP発信が当たり前になった今、我が校はどのような考えの下で情報発信をしていくのか、新年度を迎えての発信を期待したい。


2008年04月03日(木) すっきりして退庁
2006年04月03日(月) 初の職員会議でプレゼン
2005年04月03日(日) やっと光ヶ丘中学校2005原稿終了
2004年04月03日(土) PTA会議
2003年04月03日(木) 授業力を高める

2009年04月02日(木) 子供と青少年

 新年度2日目。新教育次長に教科書採択関連の決裁をいただくために教育次長室へ。採択の説明をするが、かなり複雑な上、こちらの準備不足でうまく説明できず。悔しい思いをする。もちろん大反省。

 突然、義務教育課へ飛び込んでみえたある市民の方。初めはびっくりしたが、話をじっくり聞き、お気持ちは十分理解できた。さっそく関係教育機関へ連絡。詳細を聞く。不適切な対応があると感じて助言。

 他課から回答を求められた文書に「子供と青少年」という言葉が並列されているのが気になって、社会活動推進室に問い合わせしたところ、以下の定義が分かった。
 
青少年・・・「子供」と「若者」の総称。0才から30才まで。
子供・・・・0才から12才(乳幼児期 0才から6才。学童期 7才から12才。)
若者・・・・13才から30才(思春期 13才から18才。青年期 18才から30才。)
※愛知県青少年保護育成条例の場合の青少年は18才以下を示す。


 つまり、子供と青少年は並列して使う言葉ではない。こんなことどうでもいいと思われるかもしれないが、ここではこういうことが大切なのです(笑)。

 明日の課内主事会提案のための文書決裁が次から次へ回ってくる。3年目ともなると、ミスがありがちな確認ポイントが分かるので、比較的短時間で決裁。何事も経験だが、他で役立つ経験かと思うと心寂しい・・・。

 ***
 
 4日(土)に行う某組織の新転任者激励会の事務局として、座席表や名札など細かな準備に時間がかかる。


2008年04月02日(水) 今日も22時過ぎ
2006年04月02日(日) 職員会議でのプレゼン作り
2005年04月02日(土) PTA役員会&西川校長就任祝い会
2004年04月02日(金) 初の校長会議
2003年04月02日(水) うむ、うむ。

2009年04月01日(水) 平成21年度スタート

 今日から県庁勤め3年目。転任者挨拶、さらなる仕事への工夫をしてほしいとの課長訓示から新年度スタート。さっそく本日付けの文書番号をとるために文書システムを動かす。教科書採択関連の2文書を登録して取得して決裁ルートへ。

 名古屋市長選関連の仕事が舞い込む。即、対応、即、協議。

 新年度初日から、一気に文書が回ってきて、次から次へ点検して決裁。当分はこの状況が続く。

 関係教育機関等から次から次へ転任のご挨拶が続く。その都度、皆で席を立って対応。数が多いからか、軽い立ち眩み(笑)。

 本日回ってきた文書は今日中に決裁と思っていたが、集中力続かず。山を残したまま初日は退庁。

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 昨日、「教育の情報化に関する手引」が文部科学省サイトに掲載された。pdfで全章がアップされている。座長より「10年間耐えうる内容の手引を」と指示を受けて書かれた手引。行政文書としては珍しく(?)イラストも豊富で読みやすく工夫されている。ぜひチェックを。 


2008年04月01日(火) 新年度スタート
2006年04月01日(土) 光ヶ丘中2006原稿終了
2005年04月01日(金) 新年度が始まる
2004年04月01日(木) 校長1日目
2003年04月01日(火) 明るく元気よく、そして厳しく