三楽の仕事日記
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2006年04月23日(日) おやじの会利き酒講座

 「羞恥心はどこへ消えた?」(菅原健介著)からのメモをここに残す。

 車内で騒ぐ子どもは親はこうやって諭した。
 「ほら、そんなことをしてると、みんなに笑われるよ」
 同じセケンのオトナから嘲笑されたくない。親にも恥をかかせたくない。
 子ども心にそう思ったので悪さをやめた。
 公共空間の中で、まだ一定の”常識”が共有されていた頃の話である。
 しかし、タニン化した公共空間でのこの論理は通じない。
 「ほら、そんなことをしていると、誰かに怒鳴られるよ」
 今の母親たちはこう子どもを注意する。


 「他人を見下す若者たち」(速水敏彦著)を読み始める。興味深いデータが続く。「自分以外はバカ」の時代!というキャッチコピーも鮮烈。

 本棚を整理。120冊ほどの本をお店へ。換金。予想よりずっと低額(涙)。

 おやじの会主催「利き酒講座」の準備&参加のため学校へ。ピーチライナーに乗車。今年の「桃花台百話」のテーマはピーチライナーとのこと。それならばと車窓からの風景や車内、駅を何枚も撮影。何かの役に立てばいいが、沿線が一番美しい季節を逸したのは残念。

 15:30一宮の酒店主、木全辰夫さん来校。木全さんとは一宮たなばた落語会つながり。一緒に準備。16:00おやじの会主催「利き酒講座」開始。

 木全さんの含蓄がある話が続く。参加者からも「なるほど!」という声が出る。今風に言えば「20ヘエ〜」くらい。そしてこの日のために用意していただいた5種類の日本酒の利き酒。ただでさえアルコール、特に日本酒に弱い僕。香りをかいだだけで少しフラットきて(笑)、一口入れてさらにフラフラ、5種類目にはすでに良い気分。和気あいあいとした雰囲気で、質問もたくさん出る。木全さんとのやりとりを聞いて、さらに学びが深まっていく講座。学び合うというのは、こういうことなんだよねと実感。

 あるおやじさんから打ち明け話あり。「私も学生時代は落研でした」と。よくよく聞いてみると、学生落語が盛んだった同世代。学生落語名人への登竜門「レジャック寄席」にも出演されたとのこと。思わず「二人で巡業に出ましょうか」とお誘い。実現するかも(笑)。

 こまきあんずの交流の広場で、僕が話をさせていただく機会をいただいた。木下さんとご相談。あいにく、すでに酔いは回っていて、頭の方は回らず。今日の夜にはご報告しますとお約束。

 帰宅。市教委から届いたビデオ「中学生が職場にやってきた」を見る。町田市あげて取り組んだ5日間の中学生職場体験ルポ。美容室店主の中学生への関わり方が印象深い。最終的には関わった大人の学びが深まることに意義ありとコメントあり。う〜む。我が校の重点をどこに置くのか・・・。ここから始めなくては!

 ある方から「光ヶ丘中2006」を読んだ感想メールが届く。実にうれしい元気がもりもり湧いてくる内容。頑張って良かった。


2005年04月23日(土) 鹿児島へ飛ぶ
2004年04月23日(金) 新任校長研修会
2003年04月23日(水) 雨、雨、雨