三楽の仕事日記
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2003年04月18日(金) いよいよ汗が出るような日に

10時より心の相談員の連絡会で市役所へ。スクールカウンセラーの設置で、心の相談員さんへの補助金が減ってきていることを知る。市の配慮で従来通り配属いただけることはありがたい。

1年数学。前時の「17段目の秘密」で問題となった「0は偶数か奇数がどちらでもないか」という問題から入る。偶数派とどちらでもない派に分かれ、おもしろい話し合いになった。最終的には、偶数は2で割り切れる数、1,3,5,7は奇数、2.4.6.8は偶数、その順でいくと0は偶数という説明、小学校の教科書を見直してきたら偶数だったという意見で結末。
その後、0,1,2,3,4、5・・・を使って、数を大小に拡張。0より小さい数を導入。そして0より大きい数という表現を対照的に扱い、用語「正の数・負の数」を提示。0は新しい数という発言から「0の発見」の話へ。最後は自然数を扱って終了。また新しい導入ができた。

午後から久しぶりに胸の痛みを感じる。しばらくじっとして治まったが、今回は痛みの時間が長い。う〜む。

3年生の社会の授業を参観。入るなり教師と子どもの一体感があって足が止まった。詳しくは教頭授業参観日記に。一気に書けたおもしろい授業だった。わずか残っていた痛みはなくなった。神経的なものかもしれない。

個別学習支援システムの打ち合わせ。こちらの考えるものがかなりのレベルまでできあがってきた。細かな点での打ち合わせが多いのが、その証拠。また楽しみが増えた。これが稼働し始めると、またまた、すごいことになる予感。わくわくすることが最近続く。

昇降口の感知照明も稼働始めた。これも一安心。PTA関連で子どもと高齢者を交通事故から守る会の理事人選で電話をして、快諾を得て書類作成。教師力アップセミナーのプロデザインのチラシ原稿も届く。明日、出勤することを確認して退校。

と思って片づけていると、ある職員が実にうれしそうに「今日、先生の言われたように○つけ法をやってみました。あれはいいですねえ、なんとなく見ると違って、○をつけて回ると頭にピピッと残るんです。いい発言が拾えました」と満足しきりの顔で話をしてくれた。ああ、うれしい。こういう会話ができる職場がいい。