消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1927年03月21日(月)

庭に咲いた花を
少し切ってきて飾る

そんなこと
母が毎日してたこと
小さい頃ずっと見ていたこと

玄関に窓辺に食卓に 
洗面所にもトイレにも
あちこちにいろいろ

お仏壇にも供えてあった
床の間の横にもあった

花びんも一輪挿しもコップもガラス瓶も
いいのもお洒落なのも普通のも空き瓶も

そういうの当たり前に思ってた

だからその特集を見ていて
カルチャー教室だ先生だと
何をそんなに崇めてるんだろ
ありがたがっているんだろ
レクチャー受けるほどのことなのか
そう思ってしまう

まわりの小さな花々を慈しんで
暮らしの中の彩りにする
ごく普通のことではないか
私だってずっとしている
素敵に云々より
自然を生かすでいいと思う

デザインしてしまったら
もう自然ではなくなる
単なる材料になってしまう
そんな気がする

庭の命の自然なかたち
そのままで美しい



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞