消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1923年02月19日(月)

昨日と違って
いかにも晩秋の暗い空
雨がそぼ降りそうな雲
冷たい風に首や肩をすくめる
出かけるのはやめた
お日様のある別の日に

ねぇもっと真っ紅になって
はらはら落ちてきてよ
黄金になってふりつもってよ
足元にふっくらと
やわらかな音たててよ

冬木立の空が青々するのも
くっきりと気持ちがいいから好き
そろそろ本気で冬コートに




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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