消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1922年12月06日(水)

雨で夜空はわからない
それでも金木犀はわかる

かなしみとは無縁の香り
しばし現実から離れる

すこしの肌寒さが
不安を引き戻す




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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