消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1922年03月03日(金)

ときをゆったり流そう

ゆったりと流れているのかいないのか

あったねそういうの

暮鳥だった

春の河
 たっぷりと
 春の河は
 ながれているのか
 いないのか
 ういている
 藁くずのうごくので
 それとしられる

そういう感じの流れ方で
ときを流そう
急がずに




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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