大きな後悔から抜け出せずに ずっともがいていたけれど やっと出口らしきものが見えた
後悔をしたくなくて尻込むのも しないようにと頑張るのも したっていいと覚悟するのも 悔やみ続けるのも 選んだり決めたりすることではなくて
後悔はふつうにあるもの だから捨てようとしなくてよいのだと ステップであり思い出でもあると
胸に後悔を膨らませ続けるのでなく 後悔は石にする そう思うことにする
石ころになった後悔はかごに入れて棚へ そう思えば気持ちが軽くなった
庭にレンガはほしくなくて 石を並べているでしょ
色んな石 山の石海の石川の石泉の底 きれいな石も無骨な石も 岩が砕け流れ着いた石は 誰かの後悔だったのかもしれない
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