消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1910年11月08日(火)

ギンコさんのファンというのではない
love でも 敬愛でも崇拝でもない
作家のファンというのでもない
アニメも映画も知らない
ただ原作の世界に惹き込まれた と書いた

ゆっくり考えてみると
ギンコのあとについて
淡々とその世界を旅して

多分私は実在の世界として感じて
実在の人として感じて
私もそこにいて

友のような 同士のような
そういうカンカクだった
同じに旅するものだった

私は旅を終え 自分のねぐらに戻る
彼は旅を続ける
ひととき旅の道連れだったような
そんなカンカク

ただ 初めての世界を教えてくれた
八百万の神の国だもの
ふつうに私は信じる

古より さわりやたたりや
そんなものごろごろ在る国だもの
不可思議なことを引き起こす何か小さなものがいても
その存在を信じる人がいても
普通に受け容れることができる
森の妖精を信じるのと何ら変わらない と思う 

ただ ギンコは 卒業しました
並んだ本 もう開くことはないように思う
心の奥深くに沈めた
ヌシの棲む静かな沼のようだ



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞