夜窓辺でふわりと香るジャスミンでなくジンジャーでなく何だろうあぁ金木犀今は金木犀だ家々の間にも気づくとひとつふたつの金木犀がやわらかく香りはじめていた香り始めはいつもやわらかだ遠くから流れ来る風花とおなじに嬉しくさせる便りとおなじにはっとして 懐かしい気持ちそして優しい眼差しになる毎年変わらぬ同じ香りだひともそのように香りたいと想う