消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1910年06月10日(金)

文章をその通り使えば盗作だ
メロディーだってそのまま入れればややこしい問題になる

では 雰囲気というのはどうなのだ?
タッチというもの らしさというもの 流リュウというもの
感覚のことだから具体的に指摘できずとも
感じるひとには 分かるものだ

流派を継ぐという芸術なら
弟子が師から学ぶのは
技術とともに正にそれだろうけれど

フツーの者にとっては
多くのものに傾倒できることは幸せで
身にあふれ染まり血肉にもなるかも知れないけれど
周囲がそれと感じる言葉遣いは
あるいは誰かを髣髴させる文体は
結局オリジナルではないと思う
個人の楽しみレベルではよいけれど
生業とするには未熟でしょ?と思ってしまう
貴女の文章に 貴女は見えなくて
あれやこれや あの人やこの人や
著名なひとたちや文体が思い浮かんでしまうのが 皮肉だ
もっと融合させて もっと熟成させて
そこから醸し出す貴女の言葉を掬ってほしい
貴女を思い浮かべる文体で勝負してほしいと思う



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞