秋の空だ天窓をあけてふと旅に出る異次元へ人それぞれの色の言葉をくぐりぬけながら見知らぬ鳥の声を聞いたのだが新しい街へは辿り着けなかった濃い色をした木々の葉はしっかりとざわついていた風は少し潮の香がした坂はゆるやかにいつまでも上り私は疲れて途中で道を折れたその径を辿ることはもうないだろう