小さい人たちだって たいへんだ この頃そう思う
辛い大人は 愉しかった子ども時代を抱きしめる 子どもは屈託無く笑顔のものだと思っているから でもそれは大人の思い込みかもしれない
子どもはしかめっ面であたり前 大人より できないことが多すぎる 好奇心で動いても失敗ばかり 毎日たくさんの困ることに出会う 不安がいっぱい心配がいっぱい イライラもする不機嫌にだってなる ぶつけたい気持ちをいっぱい抱えている 笑顔でずっといられるはずがない
奈良美智の絵を知った頃 自分は子どもではなく大人でもなくて すんなりと受け取れなかった その絵をかわいいと思えなかった かける言葉がみつからなかった
今はその絵のまなざしを受け止めることができる 愛しさをもつ その子の傍に腰掛けて ぽそぽそと何か言葉をかわせると思う そのまなざしはわたしの中にもあったことに気づいたから
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