消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1903年02月26日(木)

素敵な花嫁の写真を見ました
立派とか厳かとかではありません
軽やかです

湖の辺に立つすらりとした彼女に
一重のコットンレースのドレスの裾が
白い風のようにまとわり

髪はゆるやかに風にあそび
手鞠ほどの小さな薔薇のブーケ

嬉しくてたまらない少女のようで
少しはにかんだ少女のようで
水色の風の中に立っているようで
リヤドロの乙女のようで

でも胸をはって
しっかりと立って

とても素敵だと思いました
きっと幸せな生活は崩れないだろうと思いました

婚礼の儀式というより
好きだから一緒に暮らす
だから嫁ぐ という
そのシンプルな日のドレスでした
心もきっとスキップして



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞