消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1902年12月14日(日)

暗闇の宇宙ではなく 
白い宇宙のようなほの白い空間に
一人存在してみたい

拠り所なく果ての無い空間ではなく
きちんと四角い空間
狭すぎる圧迫感なく 広すぎる不安感なく
落ち着くテリトリー

病室のような潔癖な白さではなく
前も後ろも右も左も天井も床も
すべての壁は半透明な乳白色で
明るいというのではないが
やわらかな光を通していて
私の影はどこにも映らない

やわらかな明るい世界に一人でいる
静かな空間

そこでは 何を思うだろう
どこを見つめても ほの明るさに満ちていて
次第にもっと明るく明けてゆきそうな
期待感も少し覚えて
ひととき涙は忘れるかもしれない

未来
ただ未来
ただよい未来
ただやわらかな明るい安らぎ

そういうものに静かに包まれて時が過ぎる
ほの明るく 何も見えない向こうに見るものは
夢とか希望とか
現実の社会でもてないことも
ただ素直に見える気がする
目がそういうふうに潤う気がする

そんな瞑想空間 こころに持ちたい



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞