消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1902年05月11日(日)

好きな花は?と聞かれて
すらっと言う男の人って素敵だと思う
私はたぶんそれで信頼してしまう
たいてい あまり詳しくないから とか応える
或いは 言わないのはまずいか と思って
小学生の理科の本みたいな名前を出す
何となくつまらない人だなと思う
薀蓄を語られるのも困るけれど

綺麗だなと思って花を眺めたことないのかな
それは道端にあって誰も名前を知らなかったから?
花屋の店先で聞くのに気が引けたから?
だから今まで名前を知らない?

心に留まったものをそのままにしておけるのが
私には不思議です
自分の心にぴんときたものを 特別扱いしないまま
過ごしてゆけるのが不思議です
きれいだなあと心和むのは同じだと思っているから

それともやっぱり花に目が向かないのかな



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞