消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1936年07月24日(金)

昔から相田みつを作品を好きではない
字も言葉もわざとらしく感じて嫌い
普通に書けよと思う
馬鹿にされてる気がする
いっそのこと幼児に書かせたほうが
素直な味があるだろう

書家が作品制作で何枚もやり直すのは
技巧として当前のこと
手紙ではないのだ
枚数は褒め称える尺度ではないはず

普通に皆がわかってることを
大げさに書いて逃げ口上に思う

にんげんだものと言って
言い訳せず逃げず
にんげんだからこそ と思って生きたい

そう思っているので
有名文言を引く人とは合わない
悪しからず

まして
流行りものにとびつくように引くのは
嫌悪するだけ
こういう場面で 
嫌悪以外の何物でもない と
書きたがるタイプの人のことだ

評に「魂胆」という言葉を見た時に
そう感じていたのだとすっきりした

その前では居住まいを正したくなる
そんな静謐な書が好きだ

その必要のない文言に
技巧的に乱して書く必要はないと思っている

今時の繊細な数々のフォントの
それぞれの風情を見てほしいと思う
もう故人だけれど



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞