消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1934年01月04日(木)

緑茶のティーバッグにあった句
86歳のおじいさんの句
とても好き

大牛の鼻息天道虫飛ばす

どんなにでっかい牛なんだろう
おじいさんの大事な牛だろう
狭い牛舎で配合飼料をもらうのでなく
のんびりとおいしい草を食んで
のどかに育てられただろう
若いときは力仕事をしたのか
今だにおじいさんの相棒なのか
いっしょにゆったり隠居なのか

おいしい草の葉にいた天道虫
大きな牛の顔が近づいて飛び去った
構わず牛は草を食む
それとも目を丸くしたか

周りは元気な明るい草地
花も咲いてるだろう

なだらかな草地の向こう
遥かに海が見えるのかも
少しかすんで茫洋として

大きな牛の顔から
小さな天道虫に
そして草へ空へ
遠くの景色へ

徳島県の人の句だった

大きな気持ちよい景を思う
久々に気持ちの広がる
好きと思える句に出会った

一度読んで
景が目の前に広がり
記憶に残る忘れない
口ずさめる

すごいと思う

言葉を並べてるだけの
何度読んでもさっぱりな詩(らしい)とは違う
研ぎ澄まして削って作られたものとわかる

ぐぐったら
この方はいろいろ何回か
いくつかに入選されている
なるほどなと思った



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞