捨てたいのとは違う風のように消えたいだけ自分を自分から隠したいだけ隠れたいだけ つかみ損ねたことを掴めるまでの自信を満たすまでの怖さを少し和らげるまでの一歩の勇気を持てるまでの胸に残る誰かの歌を小さな声でつぶやいてそれから声にして歌えるまでのちょっとの時間をストップさせて暗い窓辺にひとりでいるだけただそれだけだ刻み続ける周りの時間は止められないけれど列車は随分行ってしまったけれどただぼんやり見ていたけれど次の列車に乗りますかまだ ベンチを立ちませんか