とてつもなく忙しい夢を見ました 色んな夢が次々あって 周りの人の顔や声ははっきりしていて 年齢(時期)も声も表情も明確 たぶん自分もその時の自分になって そこで話している それが場面ごとに周りがかわるので 自分もいくつなのか分からないくらい
ひとつの夢の中でなつかしい貴方に会いました 何年たつのだろう 最後の言葉は忘れました だってそれが最後と思っていなかったから だからそんなに気にとめなかったから 会いたくて夢に何度も見たけれど 遠くの姿で 誰かと話していて 私は近づけなかった 声も聞けなかった そんな夢を何度か見て 何年かしてもう夢にも見なくなりました そんな貴方にばったりすれ違った
駅前のビルの外階段を下りていたら 貴方が下から上ってきた 人陰になったけれどすぐ分かった そしていつも考えていた言葉は出ずに なぜか貴方がつけているタスキに手をのばして かっこいいのしてるね と言いました 1日駅長とか1日署長とかの人がかける そういうタスキだと思ったから でも目の前に現れた貴方がしていたのは 大売り出しのお助けマンのような 無地の茶色のちゃんちゃんこみたいなのだった
少し照れ笑いして何か言ってた 気難し屋の貴方のそんな顔はじめて見た それであらためて お久しぶりです と言ったの ほんとは お懐かしゅうございます と言いたかったの
貴方も何か言って 押されるように階段を上っていった 狭い階段だから 上り下りのすれ違いがやっと 人の流れが多くて立ち止まるのも立ち話もできない
貴方が上の階の手摺から私に何か見せた 今ドコソコへ行って ナントカを食べてきたんだよー と言って そのCUPを高々と見せてくれた 変わったカップに入っている有名スイーツのことだと思う
じゃあ今度それ買って行ってあげるねー と私が言うと にっこり笑ってた 私が さようなら しか言えなかったのに バイバイ と笑顔で手を振ってくれた そんな貴方をはじめて夢で見た
貴方が今どうしているか知らない きっともうこれで夢には出ないのだと思う でも嬉しかった やっと貴方の声と笑顔に会えたから 何年かかっただろう ずっと会いたかったけれど これでいいのだと思う これで忘れられる ほんとうに さようなら でもこころがあったかい
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