消えてゆく小さなこと



消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1909年03月14日(日)

命を捨てるのと
生きることを捨てるのとは
違うと思う

掻き消えそうになった命でも
生きることを捨てない人もいるし
健康な身体をもちながら
生きることを投げ出している人もいる

生きようとして
でも生きることが立ちゆかなくなって
それでいのちを捨ててしまう人
誰かが支えてあげられたらよかった

私は家族に支えられている と思っている
あるいは私だって家族を支えている という思い込み
家族に対して義務や責任もあると思う
命を捨てることは申し訳なく
生きることを投げ出すわけにはいかない
ただそれだけだ

命を絶つのは たぶん
死んでお詫びしたいときです
それしかお詫びの方法が見つからないときです
他に方法がみつかれば その必要はないと思う

安楽を求めて命を捨てるつもりはない
その前に生き方をみつめようと思う

天涯孤独な身だから捨ててよい命と自分で言うのなら
他の天涯孤独な身に 寄り添ってあげてほしいと思う



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           天窓より


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          �顱� �髻� �鵝� �堯�

     日付は通し番号として記しています


       ∞