部屋を静かに感じる工夫ができると気づいた 工事の音や 車の音や 小さいひとたちの通る甲高い声や 絶え間なく耳障りな物音の続く日
細かなもののほとんどない部屋に入った 大きな家具はあっても こまごまと物を置いたり壁に飾ったり 雑然と紙類が積まれたりしていない部屋を とても静かに感じた 外の音は同じように窓から入ってくるのに 部屋に音が無いかのように感じた
ひょっとすると 音は部屋のあらゆるものに飛び交って 木霊し続けているのかもしれない
何もなければ 静かに床に落ちてゆく そういうものかもしれない
部屋を広く整然とするのは 見た目だけでなく 本当に音を抑えるのではないかと思った
|