消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1926年04月21日(水)

この周辺には大きな金木犀が多い

今日あたたかだったからか

はちきれんばかりの

蜜柑色のぼんぼり状態で

一斉に香り始めた

家路につく人をつつむ

あたたかな夕暮れ




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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