消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1923年12月16日(日)

遠くに見える稲光と雷鳴が好き

花火より感動する

たいていの女子は嫌がるけれど

べつにオヘソは平気だし

大きな被害が出ることは滅多にない

地面のキノコは成長するらしい

人には作れず 形の予測もできない

待っても思い通りに出会えるわけではない

金環食や皆既月食とは少し違う

オーロラや流星に近い

轟きが好きだ

そういう日はわくわくする

変といわれるけれど平気




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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