消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1924年09月07日(日)

金木犀が香りながらも
寒い秋もあったけれど
でもこんなに寒かったっけ
指先まで凍えるような気がする
着るものに戸惑う
季節感が混乱する
暑い日々から
体が戻ってないだけかな

十月半ばの神社のお祭りの夜に
冬のコートを出した年もあったし
文化の日の動物園が
夏みたいに暑かった年もあった
秋は極端 夜は冷え込む

冷たい雨もおさまったから
カンカン照ってほしい
早く地面が乾いてほしい
ぬかるみ御免
外の作業ができない

とにかく家じゅう何処も
金木犀の香り




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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