消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1924年05月10日(土)

もうずーっと忘れていた
セーラもアンも部屋にいたのに
話しかければよかったのに

本箱の奥に押し込めたまま
はるかな時間が経っていた

今日視線を感じた
そこに笑顔でいた

ごめんね忘れて
声かけてくれてありがとう
また話せると思う




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

* * * * * * * * * * * *        
* * * * * * * * * * * *        

− ささやかに −          

*  **  ***  ****        

日付は通し番号として記しています         


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