消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1924年05月03日(土)

間違いも失敗も過ちもした
償ってきただろうか

後悔して反省して
心から謝って許されて
それで終わっていなかったろうか
そのままではないだろうか

ルールのあることなら
当然のペナルティーは受けただろうし
天罰だと自分で感じることも起きたと思う

でも償うという言葉は
浮かばなかったように思う

小さい頃からずっと
許されたことの安堵で終わり
償うということを
思いもしなかったのではないか

大人になってもまだ
許されたり罰を受けたり
帳消しになってそのままというのは
愚かな恥ずかしいことだと
今頃思い至る

これからは
償いの気持ちを忘れません
自分の思いで償います
たくさん許されてきたことへ
感謝の思いで

それは 
恩返しという意味にも
なるのだろうか




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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