三楽の仕事日記
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2011年08月31日(水) 初機関で人間ドック

 8月最終日は1日人間ドック。指定された機関は愛知健康増進財団。初めての利用。いつも第一希望機関で受診できるのに、今年はなぜダメなの、案内文に掲載されている「駅から10分」は本当か?と思いながら、汗をかいて到着。

 受診終了。来年からはここを第一希望機関にしようかと思うほど、充実の施設と応対のよさ。気分よく駅へ向かう。不思議なもので、今度は10分でいいじゃないの、という気持ちに。我、単細胞生物。

 検査の合間等を利用して、東野圭吾の「流星の絆」を読了。ちょっとね、と思う設定が2か所。しかし、さすが東野圭吾!すでにテレビ化されていたことを知る。

 明日から9月。教育行政職という立場になってからは、学校現場にいるほどの重い気持ち(笑)にはならず。憂鬱なのは、通勤電車内の密度上昇。高校生リターン&雨降りの9月スタートは勘弁してもらいたい。


2010年08月31日(火) 数学的な考え方を高める良い発問
2009年08月31日(月) 愛知の教員ICT活用指導力
2008年08月31日(日) 非常配備当番
2007年08月31日(金) 中部大学エクステンションセンターへ
2006年08月31日(木) 夏休み最終日
2005年08月31日(水) 明日から第2学期
2004年08月31日(火) 学校ホームページ毎日更新達成
2003年08月31日(日) 名古屋で新作落語を聴く会

2011年08月30日(火) 初任者研修でICT講演

 本地区の「ICT活用教育研究会」で講演。主催は4つの団体で、海部教育事務所、海部地方教育事務協議会、海部地方小中学校視聴覚ライブラリー、海部地方視聴覚教育振興委員会。参加者は初任者と希望する方。実質の初任者研修。

 開会行事のあと、「これからの学校教育とICT活用」と題して1時間25分の講演。まずは「2020年」と表示したスライドを提示。その時の年齢を目の前の参加者に聞く。「33歳です」という回答。(僕は63歳)分かっていることだけど、やっぱり若い。「2020年までにすべての児童生徒に情報端末とデジタル教科書を与え、校務支援システムをすべての学校に完備をすることが目標とされました」と、教育の情報化ビジョンを紹介。先日、校長会研修でも伝えたことだが、校長先生方の心の中と、初任者の心の中では、相当な違いがあるだろうなと思いながら、話し始める。ちなみにビジョンを知っていた初任者は一人。驚きの表情を示した参加者多数。

 時折、授業技術紹介もしながら、指導者用デジタル教科書紹介では模擬授業をいれたり、フラッシュ型教材では体験をしてもらったり、実物投影機活用では多くの写真でそのよさを伝えたり、こちらはいつものように話しているつもりだけど、初任者の固さがとれない。模擬授業での発言も重くて、切り返しをしたら、止まってしまいそうな感じ(笑)。いつ当たるか分からない状態だから、「どうぞ気軽に」といっても無理かな(笑)。これからの「校務の情報化」についても紹介。教育の情報化に関する手引から「これからの職員室イラスト」を見せて、この絵から「職員室はどう変わると思いますか」と発問。そこから校務支援システム例をいくつか示し、最後はクラウド化まで。出席簿電子処理など経験していることには反応良好。

 フューチャースクール校の写真で、子どもがランドセルにタブレットを入れて帰る様子、家で動画撮影をしてきて、それを学校の大型ディスプレイで見せている様子などを見て、教師歴5か月の若い教師たちはどのようなことを考えたのだろうか。せっかくの機会だったので、聞いてみてもよかったかな。最後には「2020年に夢を持ちましょう」という言葉で締めくくったが、さて彼らは…。

 午後の実技研修(実物投影機実習、フラッシュ型教材作成)を参観。「ここではこのように展開を変えた方が盛り上がるのに」と思うことが続く。初研修で初講師でもあり致し方ないとしばらく我慢していたが、とうとう限界に。講師に「参加者をグループ間で移動させて、別グループの教材を体験させた方がよい」と助言、いや強制指示(笑)。狙い通り、一気に盛り上がる。安心して事務所へ帰還。聞くところによると、その後の研修は実技の流れを変更し、参加度をより高くして進めたとのこと。参加者の声があちこちから聞こえる、密度の濃い、良い研修ができたという報告を受ける。

 無事、新たな研修が終了。組織づくりから、講師を育てるための研修会(今後も安定した研修会を実施するためには地区内で講師を育てることが重要という判断)、より体験的な研修となるための様々な機器の準備(当然、事務所には機器はないので、その手配だけでも大変)、当日の進行から様々な調整、最後は研修写真でこしらえたムービーで学びを振り返ってもらうという仕掛けまで、I教育主事の大奮闘に改めて感謝したい。


2010年08月30日(月) 全国的な学力調査の在り方について(中間まとめ)
2009年08月30日(日) 太田恵美子先生のGDV教育
2008年08月30日(土) 山根一眞講演会
2007年08月30日(木) 志賀内泰弘さんの本
2006年08月30日(水) メンタルヘルス「子ども」理解セミナー
2005年08月30日(火) 授業分析法研修に参加
2004年08月30日(月) 10年目研修講師でこの夏終了
2003年08月30日(土) 申請書作り

2011年08月29日(月) 新民主党代表は野田佳彦氏

 特別休暇(夏季)を取得。処暑次候(第41候)では、天地始粛(てんち、はじめてさむし)というそうだ。去りゆく夏を惜しむ。

 明日の初任者研修(「これからの学校教育とICT活用」)のプレゼンを作成。最初のスライドを「2020年」と決める。最後のスライドは「2020年・夢を持ちましょう」。これでズバリ決めたい(笑)。初任者を意識したフラッシュ型教材を入れ込み、指導者用デジタル教科書の提示場面も多くした。「校務の情報化」についても、できるだけ夢が持てるようにいくつかのスライドを準備した。あとは初任者の反応を見て、授業技術やエピソードを適宜紹介。ちょっと盛り込み過ぎと、すでに自覚。本番でどれだけ削れるかが勝負。

 お昼前からテレビで民主党代表選を行方を見る。決選投票で新・民主党代表は野田佳彦氏に決まる。この仕事日記検索窓で「首相」検索すると、「2007年09月12日(水) 安倍首相辞任」が一番古いデータとなる。あれから福田、麻生、鳩山、菅、そして野田。海外から回転ドアのように首相が変わる国と言われてもしかたがない。国の好転を祈る。

 味岡児童館をつくる会HPにもう一人の副会長・栗木さんのコメントを掲載したり、スケジュールにデータ入力をしたり、最近購入した「iRobot 自動掃除機ルンバ」の動きを眺めていたりと、それなりの休暇日。


2010年08月29日(日) 朝日新書「新聞で学力を伸ばす」刊行記念講演会
2009年08月29日(土) インプット日
2008年08月29日(金) 大変な日になった学習指導要領説明会
2007年08月29日(水) 学校評価の手引書にかかりきり
2006年08月29日(火) 授業力アップ月間案
2005年08月29日(月) 愛日地区10年目研修会にて
2004年08月29日(日) 浜名湖花博へ
2003年08月29日(金) 鳥取米子日帰り

2011年08月28日(日) 重い内容の「学びのたより」

 朝からTVは民主党代表選の話題が続く。また首相が変わる日本…。行きつけの床屋さんへ。マスターの趣味は写真。正面の鏡横に飾られた写真に引き付けられる。深い緑色の山、ほぼ同色の深緑の木々。中央には湖。実に鮮やかなブルーの水面。ブルーの色がなんとも味わい深い色で、どのようにして撮影したのか質問。

 「特殊レンズを使ったの?」
 「いえいえ、露出の違いです。何枚も同じアングルで露出を変えて撮ってみた1枚です」

 このような話から、学校ホームページの写真について話題が移り、しばし写真談義。新・味岡児童館の構想も聞いてもらい、地元の人たちによる講座開設も考えていることも話す。心の中で「写真講座」を描いていることに気づかれただろうか(笑)。

 「東海国語教育を学ぶ会」から過去の「学びのたより」を熟読し、ipadに保存。軽く読み流すことができない内容ばかりで、気づいたらかなりの時間が経過。最終的にはGoodReaderでファイル管理と整理。

 明日は夏季休暇をとったこともあって、1日のんびり。片づけものをしたり、小説を読んだり。昨日、今日の仕事日記書きは明日に。

 愛読の「福禄寿」を読む。今日は「プチ推敲のすすめ」。

○ 単純な表記間違い
 いわゆる誤字・脱字のチェックです。ワープロ時代以降は誤変換のチェックもこれに含まれます。こういった表記間違いはすぐに見つけられそうな気がしますが,「自分はこう書いた」と思い込んでいるとあるとなかなか発見できないものです。
 できるだけ「間違っているところはないかな」という気分で見返すのがよいでしょう。


 で、自分の仕事日記を読み返したら、1行目から脱字発見!僕へのメッセージだったのか(笑)とさっそく訂正。


2010年08月28日(土) 発刊・管理職のための「教育情報化」対応ガイド
2009年08月28日(金) 帰国・外国人児童生徒受入促進事業連絡協議会
2008年08月28日(木) シニア地域教育力活性化研究協議会
2007年08月28日(火) 下垣真希さんに会う
2006年08月28日(月) 職員旅行2日目
2005年08月28日(日) 24時間テレビで感動
2004年08月28日(土) ようやく原稿完成
2003年08月28日(木) 作図ツール研修会

2011年08月27日(土) 第3回愛される学校づくり研究会

 第3回愛される学校づくり研究会開催。今日は会員であるEDUCOMの新社屋会議室にて。40名近くの皆さんが集まった。

 本日は来年2月25日品川で開催するフォーラムのための全体研究会。来年のフォーラムでは、堀田龍也先生の発案を受けて、授業名人(野口芳宏、有田和正、志水廣)をお呼びしてICT活用について語っていただくことを計画している。

 フォーラムのメインは若手による新たな授業提案だ。もちろん基本としているのは授業名人のかつての授業の追試。ただし、授業のここぞ!というところでICTを活用して授業実践を行う。フォーラム当日ではそのダイジェスト版を映像で見ていただき、授業名人にコメントをいただこうと考えている。

 簡単に言えば、授業名人がご自身の過去の授業を思い出しながら、
「なるほど!このようなICT活用なら私も使ってみたい。〇」
と言われるのか、
「う〜む。ICTを使わなかった方がよかったんじゃないの?×」
と言われるのか。二つに一つ。

 本日の研究会では、「〇」というコメントがもらえるように、授業について検討をしたというわけだ。
 野口芳宏先生の授業に挑戦するのは一宮地区。
 有田和正先生の授業に挑戦するのは海部地区。
 志水廣先生の授業に挑戦するのは知多地区。
 品川でフォーラムを開催するが、実践地区はいずれも愛知県。

 各地ともベテラン教師が中心となって、それぞれ研究組織を立ち上げて、若手と共に授業名人の授業分析やICT活用について研究を進めていてくれる。フォーラム本番はもちろん大切なことだけど、僕はこうしたフォーラムまでのアプローチを大切にしたいと思っている。今の動きは、仕掛け人の一人としてとてもうれしいことだ。

 研究会では、3地区から現状報告と授業構想提案。それを受けて意見出し。その後、社会科、算数科に分かれての授業検討会。最後は模擬授業を含めての全体協議会。野木森さんが社会科の模擬授業をしてくれたときは、一番の盛り上がり。授業好きな仲間が集っている証拠。

 まだまだこれぞ!というICT活用には至らなかったけれど、これを受けての地区研究会、そして授業実践へ大いに期待が持てる段階まで来たと判断して、4時間にわたる研究会は無事終了。

 そのまま暑気払いの会に移行。研究会の熱気はそのままであっという間の2時間。充実しまくりの1日が終わった。ああ、楽しかった!
 


2010年08月27日(金) 調査依頼に思う
2009年08月27日(木) ほぼ終日横になって過ごす
2008年08月27日(水) 秋山仁講演会
2007年08月27日(月) 終日、原稿書き
2006年08月27日(日) 職員旅行1日目
2005年08月27日(土) 愛日10年目研修資料づくり
2004年08月27日(金) 授業検討法講義に出席
2003年08月27日(水) 日直業務

2011年08月26日(金) 海部地区小中学校統計教育研修会に参加

 午前中はいつもの決裁と基礎データ作り。ほぼこれで終了。

 午後は統計教育の部長さんにお願いをして、統計教育研修会での講演視聴に飛び入り参加させていただく。事務所と会場校間の送迎までしていただいた。ありがとうございました。

 演題は「統計的手法を取り入れ、言語活動を生かした算数・数学教育」。講演者は愛知教育大学の青山和裕准教授。「青山先生の講演はいいですよ」と以前から聞いていたので、機会があればぜひ!と思っていた方。校長会資料でこの地区で講演されることを知り、参加させていただくことをお願いしたという次第。

 2時間という時間をまったく感じなかった講演。感覚的には1時間ちょっという具合。これは僕だけではなく、参加された皆さんも同じ気持ちに違いない。(アンケートではすべての方が「大変よかった」という回答)

 提示された課題・教材例のどれもが面白く、いつの間にか、のめり込み、必死に頭を働かせていた。グループであれこれ意見交換をしたこともあって、時間が短く感じられたのかもしれない。主体的になればなるほど時間が経つのも忘れてしまうということだ。

 講演をお聞きしながら、先日の海部地区算数・数学教育研究会で先生方対象に行った「資料の活用」での模擬授業を思い出した。数学の解説書にあった事例(データ)をもとに授業を試みたが、あの発問では先生方を課題にのめり込ませるには、ほど遠かったことを自覚した。青山先生は、講演の中で次のように言われた。

 課題(データ)は分析する動機が生まれるものであること。
 分析に意味を持たせること。
 分析して判断できるもの。


 ソフトボール投げ100人の記録データを提示しても、確かに皆さんに分析してみようという気持ちは起こらない。度数分布表やヒストグラムが簡単に作成できるソフトウェアの紹介が主であったとはいえ、「ねえ、階級の幅を変えてみると、随分印象が違うでしょ」と言ったところで、「それで…」なんて思っておられる方もあるかもしれない。当たり前のことなんだけど、模擬授業とした以上、あれでは授業ではなかったということを改めて反省。

 子どもたちと向き合っていた時の授業を思い出す。「この点数では平均点より低くてお母さんに怒られそうです。40人分の点数データを見せてあげます。お母さんに怒られず、むしろ褒められるようにしたいのですが、どう伝えたらいいでしょう」。青山先生のお話で随分と刺激を受けた。再び、あのような授業をしてみたい、こんな気持ちにもなった。

 電車の中で目に飛び込んできた増毛・発毛促進系の某社宣伝。「95%の方が満足したと回答されています」という文言。うむ、だれを対象にどういう質問をした結果なのか。講演の中でこうした数値の解釈も課題の一つだっただけに、興味が湧いて、席から離れてその宣伝を凝視。ふと気づく!乗客の皆さんは、あの方は頭髪で悩んでいるのでしょうね、って思っているのではないだろうか。顔が赤くなった(笑)。

 ***

 附中会に参加。附属中現役とOBとの懇親会。昨年、数学科5名の授業診断をしたこともあり、今年度の研究発表会での授業は楽しみだと激励。各地のリーダーと貴重な情報交換。


2010年08月26日(木) 豊川市授業力向上研修会
2009年08月26日(水) 堀田先生を囲む会
2008年08月26日(火) 帰国・外国人児童生徒教育及び国際理解教育協議会
2007年08月26日(日) 校長職から県の指導主事へ
2006年08月26日(土) WPPP最終報告会
2005年08月26日(金) 富田林市で講演
2004年08月26日(木) 10年目研修講義内容を決める
2003年08月26日(火) 仕事日記のよさを実感

2011年08月25日(木) 初任者研修を前にして考え直す

 この夏、最後の講演が30日開催の初任者研修での1時間25分。「これからの学校教育とICT活用」。この演題で何度か話をさせていただいたので、これまでのものをアレンジすればよいと思っていたが、聴衆の多くが20歳代前半。ICT機器やネット環境の理解や体験は、かなり違うのではないか、(2020年が目標とされている)子どもたちがそれぞれ情報端末を持って授業を受けることなどを聞いても、想像する学校像は、例えば教育委員さん方とはかなり異なるはず。ならば、これまでの話をアレンジした程度ではいけない、という結論に達する。

 さっそくあれこれと構想。まずは冒頭にどのような話を持ってきたらいいか。締めくくりはどのようにしたらよいか。どうせなら授業技術もそれとなく伝えることができるような講演にしたい、などといつものように欲が出てきて、まとまらず。しばらくは楽しく悩みたい。

 決裁中にある文書に目が留まる。発信者の気持ちはよく理解できるが、それにしても…という気持ちが抑えきれず、電話を入れる。なぜこのような文書となったのかとその理由を聞く。当然、事務所は発信者と同じ立ち位置であることを話した上で、市教委、学校から疑問が出された時にこの文書だけでは立っていられないという気持ちを正直に伝える。ここまで事が進んでいるため、大きな変更は難しいことは承知の上。発信者側の考えも十二分に分かっているつもりだが、それにしても…という出来事だった。

 ***

 大変お世話になっている皆さんとの懇親会。極上のお話と料理に舌鼓。今日も楽しい時間はあっという間。


2010年08月25日(水) 野中信行先生を囲む会開催
2009年08月25日(火) 主査会歓送迎会
2008年08月25日(月) 夏の終わり
2007年08月25日(土) 「教育の情報化」実践セミナー2007に参加
2006年08月25日(金) パナソニック工場「見える化」見学
2005年08月25日(木) 出校日
2004年08月25日(水) 休暇日だが休暇とならず
2003年08月25日(月) 福井武生市にて

2011年08月24日(水) 有田和正「バスのうんてんしゅ」

 今朝は晴。久しぶりに朝の光を感じながら出勤。センター長と駅から総合庁舎へ向かう。話題は気分が晴れやかになるこの天気のこと。

 課長に作成を依頼しておいた資料が届く。多角的入念チェック。一定の結論を出す。本日の重要なTODOが一つ完了。

 決裁板の山が積まれる。皆さん、それだけ仕事をしているということ。感謝しつつ、決裁、決裁。

 完成までにどれほどかかるだろうか。昨年度は3か月ほどかけた作業。今年度分の作業を開始。段取りが分かっているとはいえ、時間をかけるしかない作業。すぐに集中力がとぎれるために、資料整理を並行。

 ***

 次回、愛される学校づくり研究会資料の一つとして送付されてきた、有田和正先生の「バスのうんてんしゅ」の授業記録(発問「バスの運転手はどこをみているでしょう」が特に有名)を読む。何十年かぶり。

 「バスには、タイヤが何個ついていますか?」
 「4個」
 「8つ」
 「六つ」
 「やっぱり4つ」
  ・・・ 


 いやあ、授業冒頭から盛り上がっている。有田先生は、授業のポイントとして以下のように書いている。

 「物」から「人」へ追究
 低学年の社会科指導をするとき、いきなり「人」のはたらきに目を向けさせようとするとむりがある。まず「物」に目を向けさせ、徐々に「人」のはたらきへ目を向けさせることが、2年生の発達段階にマッチしている。
 「数」に特に興味をもつ年頃なので、この特性を生かすように発問の工夫をする。
 「バスのタイヤは何個ありますか」に始まり、つり皮、椅子、ブザーなどの数をたずねながら、物に目を向けさせていく。
 この「数」を使って、バスについていかに知らないかに気づかせる。そうすると、子どもたちは、「あれ!」といいながら学習意欲を高め、調べるようになっていく。こうしておいて、運転手という「人」のはたらきに迫っていく。


 なぜ私たちの研究会で、この資料を扱うのか。それについては、徐々に紹介していきたい。お楽しみに。


2010年08月24日(火) 平成21年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果
2009年08月24日(月) 恒例!教育長杯ボーリング大会
2008年08月24日(日) 小三治・扇橋二人会
2007年08月24日(金) 国際シンポジウム当日
2006年08月24日(木) 日進市で算数・数学研修会
2005年08月24日(水) 一数研で講演
2004年08月24日(火) 今日は短く!
2003年08月24日(日) サマーコンサート&落語の花道

2011年08月23日(火) 甚目寺南中の現職教育で

 午前中は現職教育講師として甚目寺南中へ。近隣の小中学校の先生方も数名参加とのこと。依頼を受けた演題は「教師力アップの秘訣」。今日の流れは以下の通り。

1 「子どものために」と「子どもの立場で」
2 物わかりが良すぎる教師の授業
3 伸びる教師の条件
4 玉置流授業の定義
5 授業改善のための一手法(4種類提案) 
6 ○つけ法実習
7 情報モラル模擬授業

 「30秒(エレベーター)トーク」を指示したところ、一気に火が付いた感じ。先生方の雰囲気がとてもよい。「コミュニケーション量の多さは学校力につながりますよ。学校力の高さを感じます」とコメント。

 「○つけ法」実習では、「伸びる教師の条件は素直であることです」という一言がよく効いたのか、大きな声を出しての○つけ。9月に入ったら、1時間目から6時間目まですべての教科で1回は○つけをされたらどうでしょうか、子どもの反応が楽しみですよ、と提案。

 情報モラル模擬授業では、いつものように意見が分かれる。「教師は子どもをつなぐ役目に徹するのです」と見本を見せた(つもり)。1時間30分弱、随所で笑ってもらって終了。

 事務所へ戻って、通常業務。課長と相談事をいくつか。裏付け資料づくりなどで1日終了。

 ***

 今年度3回目の「愛される学校づくり研究会」を8月27日に開催。今回は来年2月開催「品川フォーラム」で提案する授業検討。特別参加も多く、40名近い参加になる模様。皆さんへいくつかの連絡。

 「味岡児童館をつくる会」HPに会長から早々に届いた原稿をアップ。「会場いっぱいに広がる子どもたちの笑顔をみて大満足の一日」と題したコラム。


2010年08月23日(月) 全国学力・学習状況調査から
2009年08月23日(日) 原稿書き
2008年08月23日(土) のんびりと
2007年08月23日(木) 私はここにいていいのだろうかと思う日
2006年08月23日(水) 野間先生の情報モラル講演会
2005年08月23日(火) IT研修から始まる1日
2004年08月23日(月) うれしい悲鳴!長時間の表彰式
2003年08月23日(土) 朝から読書

2011年08月22日(月) 思いもしない素敵な演出

 今日の天気予報は終日雨。大降りにならないことを祈って出勤。電車はいつもの込み具合が戻ってきた。いよいよ夏も終わりか。

 次長が出される最新教育情報は実に有難い。情報が厳選されている上に、ポイントとなる個所にマーカーが引かれている。ほぼ毎日、(裏面使用済みの)A4用紙で5枚から10枚ほどにまとめられ、回覧していただける。本日は、文科省から出されたキャリア教育関連の情報と理科支援員に関する調査結果。所員とはこれらを話題にして教育談義をすることもしばしば。教育関連記事の切抜き回覧以上の貴重な情報源。感謝、感謝。

 確か9月校長会議の所管事項説明を書きかけていたと記憶していたが、どのファルダにも見つからず。仕切り直せという有難い指示だと思い、ゼロから再び。終日かけて7割完成といったところ。

 1週間ほど前に書いておいた本日の研修会・懇親会での挨拶原稿を読み直し、若干の追加。来客対応で要望をお聞きし日程調整。貴重な資料がメールで届く。感激して電話。

 ***

 指導課長、管理主事とともに、お招きいただいた研修会・懇親会に出席。挨拶は「学校マネジメント」をテーマに大阪での教育の動きについて感じることと、この夏に訪問した木曽川校区での研修会で学んだ校長のマネジメント力について。

 とても温かい会で、皆さんの溢れるおもてなし精神に話&アルコールがドンドン進む。日記を書いている今も、喉が痛いということは、かなりのハイテンションだった模様。一方的に喋りまくっている自分が浮かぶ。今日も反省。

 会の最後には予想もしなかった、びっくりするような、皆さんのエネルギーを結集した、とても楽しい演出があり、招かれた3人とも圧倒される。盛り上がりが最高潮に達して閉会。

 僕は「決して忘れられない日となりました」とお礼の挨拶。課長は「忘れたい日となりました」と続け、爆笑を生み、管理主事の答礼で、皆さんのパワーに屈しないように反撃。結果は完全敗北(笑)。

 乗り過ごし、ここはどこ?状態になる直前で目が覚めて、なんとか帰還。風呂から出てすぐに爆睡したらしい。そのあたり記憶喪失。


2010年08月22日(日) 志の輔らくご・牡丹灯籠2010
2009年08月22日(土) ちがさき夏季特別セミナーに参加
2008年08月22日(金) 平成20年度少年の主張愛知県大会
2007年08月22日(水) 今日もその道の達人へ
2006年08月22日(火) 終日の出張
2005年08月22日(月) 中川斉史さんと懇談
2004年08月22日(日) IT活用日常化プロジェクト
2003年08月22日(金) この夏最後の視察対応

2011年08月21日(日) リボーン味岡の記録づくり

 日曜日。今日も雨。肌寒い。暦のとおり秋となるのか。

 昨日の「リボーン味岡」での記録写真整理。9月開催のつくる会ではスライドショーでお見せする約束をしたたjavascript:viewDiary()め、本日中に整理しておくことにして作業に集中。写真はできるだけ絞った方がいいだろうと思い、73枚に精選。

 Windows Live ムービーメーカで、ムービー制作。初体験。こんなに簡単にできるものか、びっくり!タイトルや協力団体名等を加えたクリップ、音楽もいれて2時間ほどで完成。

 味岡児童館をつくる会HP更新。タイトルを「リボーン味岡百景」として子どもたちの笑顔を中心にアップ。コラムコーナーも新設して、まずは僕の仕事日記を転記。今日1日の目標達成。いい気分。

 「夢現大5」(志水廣著、for next)を読む。「楽しく生きるコツ 宇宙貯金を殖やす」というサブタイトルがついた本。愛知教育大学の志水廣先生が一般の方を相手に講演された記録集だ。「ありがとうにもレベルがある」「運がよくなるコツ」など生き方の参考になる話が満載。すべての話が志水先生の体験を踏まえてまとめられていることに強く共感できる。

 教師塾を始めたくだりは、その当時の旗振り役の一人でもあったので懐かしい。実はこの仕事日記の開始日は、その第1回教師(志水)塾の初日

 10年で全国各地で開かれるようになるとは。志水先生が言われるとおり、まさに「思いは実現する」だ。元気をもらった1冊。ここ(pdf)に「夢現大5」の内容紹介と購入方法が記載されている。どうぞご覧ください。


2010年08月21日(土) 学びのリアリティ
2009年08月21日(金) 少年の主張愛知県大会で審査員
2008年08月21日(木) 夏の終わり
2007年08月21日(火) その道の達人でトヨタ博物館へ
2006年08月21日(月) 夏の大会全て終了
2005年08月21日(日) 授業力アップセミナー志水塾in一宮
2004年08月21日(土) 融合フォーラムで発表
2003年08月21日(木) 出校日

2011年08月20日(土) リボーン味岡大成功

 朝から激しい雨の土曜日。今日はリボーン味岡(味岡児童館サマーフェスティバル)の開催日。味岡市民センターへ。

 9時からスタッフが講堂に集まって打ち合わせ。中学生ジュニア奉仕団、高校生ボランティア、地域ボランティアの皆さん、味岡児童館スタッフ、子育て支援課、役員と総勢100名は優に超えるというメンバーが集合。いつものように坂廻辺会長の明確な指示を受けて、スタート前最後の打合せ。さっそく最終準備開始。

 昨日のうちに味岡児童館、子育て支援課さんが中心となり、かなりの荷物が搬入済み。机等もすでに設置済み。これだけの準備だけでも大変だったことと、いつも後から気づく自分に冷や汗。

 オープニングはハンドベル演奏と坂廼辺会長、丹羽館長の挨拶。そしてカウントダウン。進行役は僕。いよいよ開始。僕の担当はHP作成のための写真係、そして案内役。

 本日の詳細な内容は、近いうちに味岡児童館をつくる会HPで紹介することにして、この1日を通して強く感じた「地域ポテンシャルの高さ」について記録しておきたい。

 「地域ポテンシャルが高い」
 これはお手伝いに来ていただいた今枝さんが言われた言葉でもある。まったくの同感。よくぞこれだけの皆さんが協力していただけるものだと感心するばかり。中学生から自分の母親の年齢に近い方々までが、20ほどの講座運営に携わっていただいた。その講座内容も多彩。この地区にはこれだけの催しをこんなにスムーズに設営・運営し、皆さんを大いに楽しませる力がある!ということを全身で感じさせていただいた。

 来年7月に児童館が正式オープンする。味岡児童館をつくる会としては、地域から愛される児童館は住民参加があってこその考えから、運営者と地域と定期的な話を持ち、開館後も住民が関わり続けることができる体制の維持を希望している。

 本日はその可能性を大いに感じることができた。これだけの地域人材があれば、子どもたちを豊かに育む地域住民による様々な定期講座の提案は楽々できる。この方々ならつくる会の趣旨を理解して、喜んで協力していただけるに違いない。中学生や高校生も大人の姿を見て、やがては児童館運営に関わる大人として活躍してくれることと思う。

 つくる会の最後の仕事は、来年6月末のオープニングイベントの開催だ。ゴールへ明るい見通しを持つことができた。むしろ、こんなに高い地域力をどう整理して発揮してもらうのかと悩むほどだ。

 急遽設定された打ち上げ会も店を貸し切るほどの満席状態で大盛り上がり。「先生、声が大きすぎます」と注意を受けるほど、僕はハイテンション。抑えようとしても抑えきれないこの気持ち。「充実感」という言葉では治まらないこの気持ち、どう表現したらよいのだろうか。

 聞くところによると、講座整理券集計数は2100枚ほどとのこと。一人3つの講座に参加したとしたら、700名ほどの子どもたちの参加があったということだ。一時期、講堂は立錐の余地なし状態であったので、1000名ほど参加といってもいいかもしれない。

 子どもたちの笑顔をいっぱい記録することができた。何人かの方々には新・味岡児童館の模型をもとに説明することもできた。「夢が湧きますね」という言葉もいただいた。

 さっそく写真の整理とHP作成の準備に取り掛かる。今の僕にできる皆さんへの感謝の一番の証。頑張ろう!


2010年08月20日(金) 附中会に参加
2009年08月20日(木) 情報モラル模擬授業2本提案
2008年08月20日(水) 香川県でこの夏最後の講演
2007年08月20日(月) 一気に動き出した感じ
2006年08月20日(日) 全中陸上で予選突破!朗報届く
2005年08月20日(土) 緑の会&おやじの会
2004年08月20日(金) 関心・意欲・態度の評価について話す
2003年08月20日(水) IT活用による元気な学校づくりフォーラム

2011年08月19日(金) 海部地区算数・数学教育研究会にて

 早朝から小牧市庶務課から依頼を受けた文書作り。出勤の時間となり家を出る。小牧線、(幸運にも座ることができた)犬山線、津島線の電車の中でもPCを開いて文書作り。自席でも格闘1時間。ようやく完成でさっそく送付。出来上がった文書名は「小牧市内小中学校における今後のICT環境について」。

 1 背景としたい国のビジョンや学習指導要領
 2 今後のICT環境について

 2本立ての提案文書。2では「一斉学習における積極的なICT活用」と「協働学習のための基礎づくり」に焦点を当てて整備をしたらどうかと提案。本日16時からの会議には出席できず。議事録を楽しみにして待ちたい。

 午後は海部地区算数・数学教育研究会に出かける。自分の思い込みで一騒動。後輩が車で迎えにきてくれたのだが、(本当は間違いなかったのだけれど)どうも不可解な方向へ車は進んでいる。「先生、会場の佐織公民館はもうすぐです」という言葉を聞き、手帳で確認。「いや違うよ。佐屋公民館だよ」と後輩に伝える。後輩は先輩からそう言われれば反論はできない。反転して佐屋公民館へ。無事到着。ところが会議案内がない。

 いやあ困った。やはり後輩が言うように佐織公民館だったのか?事務所へ電話。「玉置です。私はどこに行ったらいいでしょう状態になってしまいました」と伝え、文書を確認してもらうと後輩の言うとおり、佐織公民館!(このことで休憩中の事務所の皆さんには楽しい話題提供をした模様(笑))車の中では一転「ごめんなさい状態」。おかげさまで研究会開始後、5分ほどで到着。皆さんに心配をかけてしまった。

 研究会では若手の二人が実践発表。発表を聞きながら作成したプレゼンを提示して、講演冒頭で若干のコメント。「自分が発表者と同時期にここまでやれていたとは思いません」で閉め。

 「これからの算数・数学教育とICT活用」と題して1時間30分の講演。そのうち1時間余は模擬授業集。

 学習指導要領を確認した後、算数・数学の学習指導要領解説書からICT活用をピックアップすると、次の6点に集約されると提示。

 1 教師の指導方法を工夫改善していく道具。
 2 数量や図形についての感覚を豊かにする。表やグラフを用いて表現する力を高める道具。(算数)
 3 観察,操作や実験などの活動を通して生徒が学習を深めたり,数学的活動の楽しさを実感したりできるようにする道具。(数学)
 4 数学的な性質の発見という場面でコンピュータを活用することについても特に配慮。
 5 コンピュータ教室などで生徒一人が一台のコンピュータを用いて学習するだけでなく,普通教室に液晶プロジェクタとともに提示器具として用いるなども考えられる。
 6 数学1年、3年 資料の活用で活用。


 今からこの6点について、模擬授業を通して具体的提案をしてみます!と宣言して、フラッシュ型教材、指導者用デジタル教科書、数学発見型ソフトウェア、図形作成ソフト(GC)、ヒストグラム作成ソフトを使っての模擬授業。

 皆さん、とっても楽しんで(?)いただけて、沈思黙考あり、意見交流あり、笑いありの模擬授業ができた。中には「へえ〜」「なるほど!」と声を出して、僕の話に反応していただける先生もあって、思わず「先生だけが頼りです」(笑)とメッセージを送る。新ネタにも確かな手ごたえ。ああ、楽しかった!

 この夏、一番時間をかけて準備した講演が皆さんのご協力もあって無事終わった。機会を与えていただいたおかげで、学習指導要領、算数・数学解説書を改めて読み通すことになった。教育の情報化の手引も参考にしながら、算数・数学授業におけるICT活用を整理することもできた。具体的な授業を通して、自分の主張を皆さんに伝えることで自分流の講演ができたことに満足している。
 


2010年08月19日(木) 第42回教育講演会
2009年08月19日(水) 尾張教育懇談会出席
2008年08月19日(火) 神田知事の高話
2007年08月19日(日) 24時間テレビ
2006年08月19日(土) 第11回教育実践 茅ヶ崎「響の会」に参加
2005年08月19日(金) 明日から使えるGC活用研究会内容審議
2004年08月19日(木) オフ日
2003年08月19日(火) やっと夏到来

2011年08月18日(木) 尾張教育懇談会

 海部地区教育講演会に来賓として出席。今日の講演者はホスピタルクラウンとして有名な大棟耕介さん。演題は「大人が笑うと子どもも笑う」。来賓挨拶は「笑い」に話材をしぼる。

 落語を趣味としている自分ですから、授業中の笑いについてもいささかのこだわりあります。あの授業名人の有田和正先生は「一時間で一回も笑いのない授業をした教師は逮捕せよ」と言っておられます、と紹介。

 事務所に戻り、二日間の休みで山積みとなった決裁板の処理。小牧市庶務課から急な資料提供の依頼。ICT活用については、自分が一番関心があることでもあるので引き受け、さっそく作業にとりかかる。教育懇談会の係りとして早めに退庁せねばならず、プロットを固めたところで片づけ。

 ***

 年休をとり尾張教育懇談会の係りの一人として2時間前から担当。予定通り18時から開催。出席者総勢300名余。主賓は大村県知事。初めて直に話を聞く。「ものづくり愛知をさらに発展させ、日本一元気な県にしたい。そのためには人材育成が重要。教育関係の皆さん、ぜひご努力を」といったお話。その後、皆さんと懇談。

 懇談会のあとは小牧地区の皆さんで集まり、引き続き懇談。貴重な情報をいくつか得る。

 帰宅後、急遽依頼を受けた資料作り。押さえていたつもりの酒量。いつしか限界を超えていたようで、集中力を欠き、いつしか爆睡。翌朝早めに起きて資料作り再開。その前にこうして日記書き。


2010年08月18日(水) 小牧市と自治研修所で
2009年08月18日(火) 原稿執筆をいくつか
2008年08月18日(月) 第40回学習工学セミナー
2007年08月18日(土) 愛知数学教育研究会にて
2006年08月18日(金) 完全オフ日。
2005年08月18日(木) 名古屋LinkDBセミナー参加
2004年08月18日(水) 融合研MLで激賛
2003年08月18日(月) カリキュラムリーダー育成研修会

2011年08月17日(水) 研究会MLで交流

 今日も特別休暇(夏季)を取得。マンガ喫茶で「JIN-仁-」の続き。ちょっと飽きてきたかな。ここまで読んだのだから、という気持ちで読む。

 愛される学校づくり研究会MLに、小牧市の中川先生が7月大津セミナー、8月伊東セミナーに参加された記録を流していただいた。かなりの量の記録だ。休みをとった日にじっくりと読もうと思っていたので、さっそく実行。小牧市から参加されたM先生やN先生の発表は異動した学校での「学び合う学び」への取組報告で興味深く読んだ。佐藤学さんの講演記録からは「真正の学び」という言葉が印象に残った。おかげさまでよい学びをさせていただいた。感謝。

 ふと思い出した3年も前のモラロジー研究所主催の講演会記録。一宮市教育長と野口芳宏先生の講演記録だ。走り書きメモで、そのままスキャンスナップで処理しても読み取りにくいと思い、再勉強するためにコンピュータで打ち直し。皆さんの参考になればと思い、研究会MLで提供。

 明日は恒例の「学習工学セミナー(pdf)」。講演は富山大学の高橋純先生。前泊されるとのことで、高橋先生を囲む会が催された。明日出席できず、悔しい思いをしていたところへのお誘い。喜んで参加させていただいた。

 高橋先生がブログで書かれたことを話材にいくつか質問。これだけでも参加した甲斐があったというもの。さらに日ごろ交わりの少ない名古屋地区の方が参加されていて、地区のICT環境や活用状況なども聞くことができた。おかげさまで楽しい時間。シアトルから中部国際空港へお昼に到着という成田先生がお世話いただいた懇親会。先生にも感謝。


2010年08月17日(火) 第42回学習工学セミナー「教育におけるメディアと情報」
2009年08月17日(月) 第41回学習工学セミナー
2008年08月17日(日) 発刊「情報化時代の学校変革力」
2007年08月17日(金) 教育長室にて
2006年08月17日(木) ビデオ編集作業
2005年08月17日(水) あちこち諸連絡
2004年08月17日(火) 和歌山から戻る
2003年08月17日(日) なんという夏!

2011年08月16日(火) お宅訪問

 今日は特別休暇(夏季)取得で1日のんびり。山積みになっている書籍を適当に並行読み。整理しなければと思いつつ、これも山積みになっている資料に順に目を通す。時折、デジタル教科書を開いて、模擬授業でインパクトがあるネタはないだろうかと検索。

 我が家と同じ会社で新築されたあるお宅に以前からとても興味があった。ひょんなことで縁ができて、今日はお宅見学をさせていただいた。しばし我が家の工夫点に傾聴。いつしか教育論議。やはり同業者。

 ipadのOSをアップデート。より動きが速くなったようないい感じ!快適なネットサーフィン。ところがダウンロードしたアプリを起動すると、トップ画面は表示されるが、一瞬で落ちる状態になってしまったことに気づく(泣)。再起動してもリセットしても復旧できず。ユーザーガイドを見てもトラブル事例がない。これだけ重宝しているアプリや蓄積してあるpdfファイルが読めなくなると、泣くに泣けない。

 落ち着いて「ipad、アプリ、動かない」で検索すると大ヒット。何だ、皆さん、同じ状態になるのかと一安心。書いてある通りに作業。一発で復旧。ということで、僕と同状態になった皆さん、ご心配なく。ご参考までに情報提供。
 
 最近配信登録したメルマガ「学びのしかけプロジェクト」が届く。今日は、「教えやすさ」と「学びやすさ」の「その5」。上條晴夫さん執筆だ。引き込まれる。「その1」から読み直す。まずは以下の箇所をメモ。

 たとえば「協同学習」では「競争」より「協同」が学習者のモティベーションを上げるといいます。もっと「協同」の学びを増やすべきといいます。しかし「競争」がない方がよいとは言いません。メリハリのある学びを作るには「競争」もまた必要だからです。
 教室の風景をすべて「協同」の色一色に染め上げるのは逆に問題です。
 「明るい元気な学び」と「しっとりと落ち着いた学び」。「外発的動機づけの学び」と「内発的動機づけの学び」。「強制の学び」と「自発の学び」。どちらか一方だけで全ての教育活動を染め上げてしまわない方が、全体として、うまく回るとかんがえます。
 原理の異なる学びをどう混交するか。その運営法を考える必要があります。


 今後も注目していきたい。


2010年08月16日(月) Oさんと楽しく
2009年08月16日(日) 教え子の訪問
2008年08月16日(土) 落語の花道が19回目
2007年08月16日(木) 小中一貫教育校を調べる
2006年08月16日(水) ゆっくり休む
2005年08月16日(火) 2学期、3学期に向けて各種相談
2004年08月16日(月) 和歌山へ移動
2003年08月16日(土) 早朝から原稿書き

2011年08月15日(月) 「黙さず語らん」で再び大いなる刺激

 平日だが、休日ダイヤ。地元駅はいつもより2分早く乗車。乗り継ぎロスがほとんどなかったため、津島駅には15分早く到着。13分間の短縮。朝の13分間は貴重。

 9月校長会議での所管事項説明の準備に入る。外交辞令とはいえ、僕が配る資料が役立ちます、と言われると、単純な自分は張り切ってしまう。授業に関する話材は常に入れておきたいと思い、ここのところ自分が関心があるところについて書き出してみる。資料を検索。提供できそうな話材発見。

 昨年の同時期の所管事項では、全国学力・学習状況調査を取り上げた。今年度は大震災もあって、実質上、中止。担当者に昨年度の資料を出してもらい、関心のあるところを串刺し検索、

 終戦記念日。戦没者を追悼し平和を祈念して正午から所員で黙祷。

 19日の算数・数学教育研究会の最終準備。講演の流れを決め、プレゼンと資料づくり。一部はワークシート。よし、よしという気分。

 ***

 今週の「愛される学校づくり研究会」のコラムは、副島先生の「黙さず語らん」。タイトルは「免許更新講習研修でバテバテ」。

 確かに6時間も研修担当をされれば、体力的にはバテバテとなられることは分かるが、精神的にはバテバテどころが、悔しいほど楽しんでおられるではないか!先日お会いした時にも、受講生の年齢差、経験差、校種の違いに「本当に大変なことだよ」と言っておられたが、言葉とは裏腹に表情はとても楽しそうで、「その日のうちに学びの集団に変容させてみよう」といった野望(笑)に満ち溢れておられた。

 このコラムで再び大いなる刺激をいただいた。条件がいいところで話をさせていただく自分、参加者の期待以上のものを提供して当然である、という気持ちで臨みたい。


2010年08月15日(日) 99.9%は仮説
2009年08月15日(土) 桂枝雀生誕70年記念落語会
2008年08月15日(金) 終戦記念日
2007年08月15日(水) 事務局へ送付
2006年08月15日(火) WPPP報告のためのビデオ撮影
2005年08月15日(月) 故大瀬敏昭校長先生を思う
2004年08月15日(日) 和歌山での資料づくり
2003年08月15日(金) 今日も涼しい夏、雨

2011年08月14日(日) 算数(数学)的活動

 今日も19日の海部地区算数・数学教育研究会での講演の準備。ipadに保存してある学習指導要領解説(算数・数学)に目を通して、講演の冒頭に何を提示すればいいのかを考える。

 学習指導要領については、小学校ではすでに本年度から実施されている。中学校においても県教委から多くの情報提供がされているので、今さら、という気持ちもあるが、講演が単に算数・数学授業においてのICT活用例で終わってはいけないという強い気持ちから、再勉強しているというのが正直なところだ。

 実は解説書をあらためて読んでみて気づくことも多い。読み通す中で、否定的な表現がされているのはひょっとしたら、この個所だけではないかと思われるところがあった。

 算数を学ぶことの楽しさや意義を実感できるようにするためには,児童が目的意識をもって主体的に取り組む活動となるように指導する必要がある。その意味で,例えば,教師の説明を一方的に聞くだけの学習や,単なる計算練習を行うだけの学習は,算数的活動には含まれない。(算数解説書)

 意味の理解を伴わないままに,例えば計算の仕方を機械的に暗記させたり,計算を形式的に処理させたりすることのみに力を入れるような指導を行えば,知識や技能のもつ価値は半減してしまう。(数学解説書)


 算数・数学科いずれの目標も、「算数的(数学的)活動を通して」が冒頭にきている。つまり、目標達成をするには、算数的(数学的)活動なくしては成しえないということだ。これが意味するところは、当然、授業づくりの骨格になるところである。

 そのためか、算数的(数学的)活動をより認識させるために、「教師が一方的に説明するのは活動ではない」と言い切っている。ここまで書いてあるのは、そのような授業が多いという実態を受けての文章であろうと思いたち、講演冒頭での話を決めた。「算数的(数学的)活動を喚起するためのICT活用」を基軸に提案すれば、皆さんの納得度は上がるはずだ。ようやく講演の骨子を決めることができた。

 ちなみに解説書には「教師の説明や計算練習を否定するものではない」とも付け加えられていることも紹介しておきたい。


2010年08月14日(土) 終日、再校正
2009年08月14日(金) 落語好きの店主と話が弾む
2008年08月14日(木) 中学校学習指導要領とICT活用
2007年08月14日(火) 終日原稿作り
2006年08月14日(月) スクール55サイトのコラム書き
2005年08月14日(日) 今日ものんびりと
2004年08月14日(土) まあこういう日も
2003年08月14日(木) 涼しい夏の日

2011年08月13日(土) 桂吉朝 ほんまに惜しい多才

 本日返却日になっている何冊かの本に慌てて目を通す。そしてメモ。以下は「誰も教えてくれなかった公務員の文章・メール術」(小田順子著、学陽書房)から。

 語りかけるように書く PREP法
 P・・・Point(結論)
 R・・・Reason(理由)
 E・・・Example(例示)またはEpisode(事例)
 P・・・Point(結論)

 漏れなく情報を伝える 6W3H1M
 When(いつ)
 Where(どこで)
 Who(誰が)
 What(何を)
 Whom(誰に)
 Why(どうして)
 How(どのように)
 How much(いくらで)
 How many(いくつ)
 Message(相手にどうしてほしいか)


 朝日新聞「桂米朝口まかせ」で「ほんまに惜しい多才」と題して、米朝が吉朝のことを語った記事を発見。

 今年、弟子の吉朝の七回忌にあたります。落語作家の小佐田定雄君は、枝雀の座付き作者やったけど、吉朝とも浅からぬ仲や。秋に大阪の国立文楽劇場で予定されている追善興行にも関わっています。先日、吉朝の息子と一緒に友人たちのところを回って、懐かしい思い出話をいろいろ聞き集めてきたとか。

 亡くなる年の夏、一宮たなばた落語会で演じた「高津の富」の名演が忘れられない。小牧市民寄席で「地獄八景亡者戯れ」を演じる約束をしていただいて、体調不良で直前にキャンセル。誠に残念。小牧落語を聴く会に初めて吉朝師匠をお呼びした時に怒られた高座の段取り。これは懐かしい苦い思い出。しばしYoutubeで吉朝を追悼。
 


2010年08月13日(金) 今日は休日ダイヤ
2009年08月13日(木) 情報モラル専用サイトにキャラクター
2008年08月13日(水) 空いている電車
2007年08月13日(月) 人少なし
2006年08月13日(日) 今年のGC研究会要項作り
2005年08月13日(土) 3回目の愛・地球博
2004年08月13日(金) 今日もオフ日
2003年08月13日(水) 第2回目発問研原稿検討

2011年08月12日(金) 指導課は二人

 家族休暇(夏季)、年次休暇をとる方が重なり、指導課は僕ともう一人。学校は昨日から行事を持たない期間に入ったため、事務所への電話や来庁者もほとんどなく、二人で十分対応できる。といっても僕が対応することはなく、指導主事さんにまずはお任せ。

 8月1日から新たな大治町教育長が就任。先日、事務所へ訪問いただいた時は席を外していたため、今日はこちらから町舎を訪問してご挨拶。教育企画室からの依頼文書を持参して説明。

 今月23日の甚目寺南中学校研修会での資料作り。いただいた演題は「教師力アップの秘訣」。例によって聞くだけの研修では成果も薄いだろうと思い、「実技と模擬授業を通して」とサブタイトルをつけて、1時間30分のプログラムを考える。レジュメ、プレゼンを完成させて学校へ送付。

 昨日から取り掛かっている算数・数学部会での講演。この組み立てがなかなか決まらない。今日も学習指導要領、教育の情報化に関する手引と首っ引き。難産が続く。

 来週の教育講演会での挨拶、再来週の会議での挨拶を再検討。骨子だけを作っておいた挨拶原稿を読み直す。この話題はもう時期外れかなと思い、別の話題に変えて、読み上げ原稿まで作成。

 ***

 「県庁おもてなし課」(有川浩著、角川書店)を読了。お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる主人公の奮闘。(教育)行政職の端くれとして、身につまされることがいくつか。舞台となった高知県おもてなし課のホームページも見てみる。ああ、これのことか、と思える記事がいくつかあったが、行ってみようかと思えるほどでないのが残念。


2010年08月12日(木) 教育談議に花開く
2009年08月12日(水) 米朝一門会鑑賞
2008年08月12日(火) のんびりと
2007年08月12日(日) 今日もプレゼンづくり
2006年08月12日(土) 志水式音声計算トレーニング
2005年08月12日(金) 掃除と読書
2004年08月12日(木) 今日は浜松へ
2003年08月12日(火) 志水塾運営委員会

2011年08月11日(木) 落語談義

 ここのところ朝の犬山線でも座れるようになってきた。夏休みに入られた方が多くなってきたようだ。

 8月末までのスケジュールを見ながら諸準備。とりわけ時間をかけたのが、地区の算数・数学部会から依頼を受けた講演の準備。学習指導要領、算数・数学の解説書、教育の情報化に関する手引の並行読み。算数的活動、数学的活動について熟考。しばらくは同様な作業が必要。

 ***

 今日の懇親会では、落語好きなお二人と出会い、しばし落語談義に集中。米朝、志ん朝、昇太、たい平、志の輔など、何人もの落語家登場。そして落語研究家の関山和夫さんも話題に上る。さすが含笑長屋住人!今日も楽しいひと時。


2010年08月11日(水) 管理職パワーアップ講座の反響
2009年08月11日(火) 田尻先生と「こども英語落語会」
2008年08月11日(月) 困った
2007年08月11日(土) 終日、愛数研講演プレゼンづくり
2006年08月11日(金) 論文を読む
2005年08月11日(木) ひさびさのオフ日開始
2004年08月11日(水) 福井県坂井郡にて講演
2003年08月11日(月) 終日、原稿検討会

2011年08月10日(水) 学び続けなければならない

 終日、三の丸庁舎にて重要業務にあたる。

 ***

 今年度最後の年次懇親会。挨拶ではインプット(学び続けること)に心掛けたいという主旨で、先日参加した「授業で育てる教師の会」と昨晩の学習会での学びを紹介。熱く思いをもった皆さんに囲まれ、今日も実に楽しい時間があっという間に過ぎる。この日記や僕の学びに関心を寄せていただける方もあって、うれしい限り。発信をし続ければ、何かしら返していただけるということ、これも実感。

 「愛される学校づくり研究会」の教育コラムの今週の更新は、堀田敦士の「わかりやすい学校サイト・デザイン講座」第4回目。「写真は撮るではなく、選ぶだ!(編集長になろう)」。学校ブログに有効な写真の使い方など、貴重な情報満載。書き手の堀田さんは、WEBサイトデザインやCMS開発をされているプロ。その道の方からの話には特に傾聴すべき。お勧め記事です。


2010年08月10日(火) 義務教育課主査会歓送迎会
2009年08月10日(月) 小牧市老人福祉センターにて
2008年08月10日(日) ICT活用による元気な学校づくり
2007年08月10日(金) 愛知県美術館へ
2006年08月10日(木) 生と性のカリキュラム部会に参加
2005年08月10日(水) 香川県からの視察対応
2004年08月10日(火) 長野上高井郡で講演
2003年08月10日(日) 竹島名物男に遭遇

2011年08月09日(火) 小牧市夏季研修会と名古屋大学会場での学習会で

 今日は小牧市勤労センターへ。小牧市夏季研修会の一つ「ICT研修」の講師担当。講座名は「ICTを活用して魅力的な授業をつくろう」。2時間30分の長丁場。気合を入れて(笑)、会場へ。

 半数以上はお久しぶりの皆さん。いくつか模擬授業をしますので、ぜひご協力をとお願いをして研修スタート。

 教育の情報化ビジョンをはじめ国の動向、学習指導要領に記載された情報活用について簡潔に伝え、最初の模擬授業は「指導者用デジタル教科書」。まずは算数。理科、書写、数学でちょうど1時間。先日考えた発問はやっぱりいけるぞ、という確信を持つ。

 休憩を入れて、後半戦は「学習者用デジタル教科書」の話題から。とは言いながら、そのものの実態はないので、フューチャースクールの様子を写真と動画で示す。

 ここで子どもが情報端末を持つ授業について意見交換。予想とは違い(笑)、前向きな意見が続く。小牧らしく「学び合う学び」を推進する上で、情報交流は役立つ、という意見もあり頼もしい。

 実物投影機の実践例、フラッシュ型教材の活用例を示し、フラッシュ型教材をつくるワークショップへ。10分間で作成と指定したが時間を持て余すほど。グループ間発表をしてもらったが、これは良い、と皆さんが認める教材もありで、良いお土産をもらた気分。

 最後は、数学発見型ソフトウェア「★★★をつかもう」で皆さんを苦しめて、図形作成ソフトGCを紹介し、図形の性質を使っての面積求題の問題に4人1組で取り組んでもらう。

 みなさん、振り返りを書いておられる途中で退席。(模擬)授業をした日は気分は格別。事務所へ車で走る。

 13時30分から「家庭教育ネットワーク会議」。主催者挨拶で、先月末に県教委が発表した「いじめ・暴力・不登校」統計の報告、そして「親子会議」に取り組んでいる学校紹介。

 さすがにここのところ文書も減ってきていて、決裁も短時間で終えることができる。いくつかの資料確認をして、時間休をとり帰宅。

 19時からの名古屋大学を会場にしての学習会(名称はまだないとのこと)に参加。今日は僕が提案者。

「教育の情報化ビジョンに示されたこれからの授業」と題して、政策の流れと指導者用デジタル教科書を使った模擬授業、学習者用デジタル教科書の開発も視野にいれて行われているフューチャースクールでの授業写真や映像を見せる。

 「学び合い」と「一人一台の情報端末+デジタル教科書」といった観点での感想や意見が続出。僕が一番聞きたかったことばかり。特に印象に残った言葉は、「知的な世界を広げる」「知的なつながりを生み出す」。情報端末を「学び合いのツール」として情報化ビジョンに示された以上に夢が湧く意見が続いたのは、さすが。

 午前といい、夜といい、こちらから発信して得たものはとても多い。終日良い勉強をさせていただいた。今日も多くの皆さんに感謝。


2010年08月09日(月) 福井県越前市で数学教育講義
2009年08月09日(日) 学習工学研究会資料づくり
2008年08月09日(土) モラロジー研究所第45回教育者研究会にて
2007年08月09日(木) 授業名人活用推進事業HP
2006年08月09日(水) 船井幸雄さんの語録を読む
2005年08月09日(火) 小学館から取材あり
2004年08月09日(月) 新チームづくりの苦労を思い出す
2003年08月09日(土) 台風10号

2011年08月08日(月) 校長会研修と教頭研修

 午前中は別館で校長会による自主研修会。その講師。演題は「これからの学校教育とICT活用 管理職の基礎知識と基本姿勢」と題して1時間20分間。

 冒頭で話の根底にあるものとして次のように話した。

 学校における教育の情報化、ICT活用の推進のカギは、校長が握っている。
 校長は詳しく知る必要はない。
 教育の情報化、ICT活用についての価値づけをするのが校長である。
 教職員、保護者等から聞かれた時に 適切な応答ができるための情報提供をしたい。


 これに則って、いつものように「教育の情報化ビジョン」から話し始める。校長先生方は、聞き上手で、皆さん、豊かな表情で僕の話によく反応していただける。今日も気持ちよく話をさせていただいた。いつものように弾けるような笑いもうれしい。

 管理職としてはこのような姿勢であっていただきたいとかなり強いメッセージを発信したつもりである。時には「前小牧市教育長の副島先生もこういっておられます」と登場していただきながら。実際に原稿に書いておられるから問題はあるまい。例えば、「ちょとした工夫でもっと注目される学校ホームページ」(玉置崇・堀田龍也共編・教育総合開発所)では、次の記述がある。

 何年も前で更新が止まっていたり、知らせたいという意欲を全く感じさせない、首を傾げるような学校ホームページも少なくない。ホームページひとつにも、その学校の教育観は現れるのだ。
 学校の教育活動は、特別な行事や取組にあるのではなく、日常的な授業や活動など(給食や清掃などの当番活動を含めて)こそが中心なのである。これらの日常的な光景のひとこまを紹介することこそが学校が何を大切にしているかを如実に示すことになる。


 私一人の思いだけではありませんよ、ということを伝えながら、学校経営におけるICT活用についても随所に織り込んだ。

 反省点はプレゼンにボリュームがありすぎたということだ。何度も機会がないだろうから、あれもこれも伝えておきたいという気持ちが先に立ち、それを抑えきれず、最後はバタバタと話を進め、4分間ほど延長してしまったことは申し訳ない。

 終了後、校長会長さんらと食事をさせていただき、近鉄弥富駅まで送っていただく。そこから近鉄四日市駅で下車をして四日市市総合会館へ。

 今回依頼を受けたのは、「教頭熟議」と題したグループ討議を受けての講演。したがって事前準備をすることもできず会場へ。四日市市立小・中学校教頭先生方が8つのグループに分かれて協議。担当者の指示は以下のとおり。

 教頭先生にお願いしたいのは、従来のやり方や仕組みの見直しについて メッセージを常時発信していただきたいことです。
 本日は、皆さんで話し合い、理想の学校風土を提案してみてください。
 「組織・運営、人材育成、効率化、校務の整理」など様々な観点があると思います。
 今、変えたい学校風土はピンク付箋紙に、試したい改革は水色付箋紙に各自が記録し、それらをもとに話し合いましょう。


 グループの人数が多すぎるかなとは思ったが、話し合いを止めるのがもったいない、と思えるほどのいわゆる熟議。そして発表。

 僕はといえば、支援課リーダーや進行役が言われたことや教頭先生方が発言されていることを聞きながらプレゼンづくり。かつてNHKが放映してくれた学校改革の記録「こんな学校に行きたい」は見せることができる、つかみは「授業参観でのたまご売り」、などと様々なことを決意(笑)。

 この支援課リーダーの口癖は「本当に必要なことなのか」ということだそうだ。熟議の中でも担当の方が何度も言われていたので、それを使わせていただき、冒頭の挨拶。

 リーダーに玉置先生の話は必要ではなかったのではありませんか?と言われないように、皆さんの発表を受けて、一生懸命お話しします。

 大爆笑もありの55分間の講演。大きく頷いていただいている方もあって、元気をいただきながら、教頭時代の数々の取組とその思いを披露。

 駅に向かう途中で、僕の話を聞いていただいた教頭先生から声をかけてもらった。

 実は正直やる気をなくしていたのです。実につまらない毎日だと思っていたのです。ところが先生のお話をお聞きして、自分は何を考えてきたのだろうかと思いました。お会いできて本当に良かったです。ありがとうございました。

 このように気持ちを伝えていただけた。こんなうれしいことはない。お互い頑張りましょう、と握手。

 ***

 年次懇親会に出席。挨拶では修養の方法について。今日も皆さんと多岐にわたる教育論を展開。楽しい時間はあっという間。皆さんに感謝。


2010年08月08日(日) iPadとPDF
2009年08月08日(土) 学校広報研究会セミナー2009
2008年08月08日(金) 方針を決めて文書作り直し
2007年08月08日(水) 夏季休暇の1日
2006年08月08日(火) トヨタ「見える化」見学
2005年08月08日(月) 大きな仕事をやらせてもらいました
2004年08月08日(日) 福井講演の準備
2003年08月08日(金) GC実践紹介と本校の取組紹介

2011年08月07日(日) リボーン味岡最終会議

 リボーン味岡(味岡児童館サマーフェスティバル)の最終会議、つまり味岡児童館をつくる会運営委員会に出席。

 会に出席するたびに、坂廻辺会長をはじめ、僕を除く皆さん(運営委員+子育て支援課)の水面下の動きに敬服するばかり。資料を見ても、イベントの段取りを伺っても、僕は「完璧です」とコメントするのみ。せめて自分にできることをと思い、今日も「味岡児童館をつくる会」HPを更新。トップページを賑やかにしてみた。このCMSはこんなことはあっという間にできるのが実にいい!皆さんもご覧ください。

 明日の校長会研修会の講演内容を昨日に引き続き変更。これなら皆さん喜んでいただけるのではないかと思える段階までブラッシュアップ。昨年の管理職パワーアップ講座は「優れた実践家の語録から学ぶ教育の本質」と題して映像を駆使したプレゼン。今年は昨年に比べると資料不足で重荷に感じていたが、やっと校長先生方の反応が楽しみだ、というプレゼンができた。

 9日は昨年に引き続き小牧市の夏季研修会で話をさせていただく。演題は「ICTを活用して魅力ある授業を創ろう」。勢いがついたところで、こちらの準備も開始。「学び合う学び」に取り組んでいる小牧市を意識して、話を構成してみた。

 時間に余裕がある研修なので、小牧市では先日届いたDVD「フューチャースクール推進事業実証校の取組」から、1、2校の映像を見てもらおうと決意。収録されている10校すべての映像を見る。う〜む、さて、どうしたのものか。

 日付が変わるころにようやくプレゼン完成。校長会と小牧市のプレゼン作成で8時間ほど。満足、満足。


2010年08月07日(土) 日本教育工学会第26回全国大会での発表日時
2009年08月07日(金) 中部地区女性校長研修会にて
2008年08月07日(木) 新政策提案プロジェクトへ
2007年08月07日(火) 検証改善委員会専門部会
2006年08月07日(月) 広島市三次市研修会にて講習&講義
2005年08月07日(日) 第2回地域座談会開催
2004年08月07日(土) 学校ホームページのスタイル
2003年08月07日(木) 休暇日でも充実

2011年08月06日(土) 授業で育つ教師の会に参加

 今回で3年連続となる東田中三ツ山会での落語口演。初年度は「親の顔」、昨年度は「つる」。起床してから今年度のネタを思案。まずは「延陽伯」と決めてネタ繰りを始めるが出てこない。あきらめて「皿屋敷」。山場のネタ繰りをする。これなら大丈夫。米朝全集で「皿屋敷」を2回読んで三ツ山会館へ。

 僕の落語の後にマジック・シニア軍団のご出演があるとのこと。皆さん、楽屋となっている和室でマジックネタの仕込み中。僕は浴衣に着替えて、和室奥で出番を待つ。寄席の楽屋を髣髴させるこの和室。僕は真打気分。お声がかかって、マジックの皆さんより先に高座へ。ということは真打ではなくて、前座だ(笑)。

 会場に入るなり、皆さんから拍手が起こる。「お久しぶり」という声もかかる。これも3年連続ならでは。感激。

 まずは昨年度のまくら「食道アカラシア手術記」を思い出してもらって、お互い元気で会えたことに感謝。仲間から聞いた大震災支援体験記と題して、被災地の厳しさ、温かさ、子どもの純粋さを語る。そして「皿屋敷」へ。

 ツボ、ツボで大きな笑いをいただき、3年ぶりに演じた「皿屋敷」も無事オチまで。楽屋に戻ろうとしたら「先生に問題を考えてきたよ。答えてよ」というお父さん登場。なんと立川志の輔落語をネタにしたユーモア質問集を僕のためにわざわざこしらえてきてくださった。これにも感激。「来年もお願いします」と会長さんから依頼を受け、お約束。心地よい汗をかいて帰宅。

 星城大学へ向かう。第3回「授業で育つ教師の会」に参加。今日は問題解決学習実践セミナー。オーガナイザーは深谷孟延先生。久しぶりに深谷先生にお会いしたいという気持ちもあっての本日の参加。温かい声をかけていただき、会の冒頭から感激。

 今日は「小6社会 『でっかい大仏』授業者:萩野嘉美(1998年出版)」の授業記録をもとに皆さんで学ぶ。

 まずはそれぞれが授業記録を読んでの感想を述べ合う。僕は次のようなことを話す。
・ 久しぶりの授業記録をもとにした授業検討会に参加。
・ 「授業記録を読む」とはどういうことか。皆さんはどのような視点で読んでおられるのか。記録から授業を的確にとらえるために皆さんは工夫されておられることはないか。例えば、齋藤孝の3色ボールペンのような手立てはないか。これを交流したい。
・ 「追究構想力」という言葉が新鮮。ものすごい高いレベルの力だと思うが、いかがか。
・ この授業者は子どもがイメージをふくらませることにこだわっている。どこでふくらんだのかを記録から追った。
・ 発言記録50番目の教師の意図が読み取れない。
・ 実によく鍛えられている子どもたちに感心している。


 全員の発表がすんだところで、「深谷は何をやってきたかをまずお示ししましょう」と資料が配られた。深谷先生が授業記録を読み解いたメモだ。あの膨大な授業記録(授業中のすべて発言記録)がA4判2枚にすっきりとまとめられている。授業が実にうまく整理され、構造化されていて、子ども同士の発言のかかわりもよく分かる。芸術的といってもいい資料。しかも3色。まさに僕の最初の投げかけに応えていただいたわけで、この資料をいただけただけでも満足。

 皆さんと授業記録をもとにディスカッション。僕が疑問に思った教師の発言が論議の中心となったのもうれしい。イメージをふくらませることができたのかという論議も実に楽しい。

 深谷先生に「いただいた資料に感激しました」とお伝えすると「あのように授業記録をまとめるのは俺の趣味みたいなものでね。あのようにまとめることができる授業が少ないのが残念だよ」と一言。電車の中で再度資料を見ながら、皆さんの意見や深谷先生のコメントを反芻。とても良い刺激をいただいた。エネルギーが湧く。

 8日の校長会研修会での話の組み立てを大きく変えることを決心。プレゼンの作り直し開始。今日も充実した1日。

 


2010年08月06日(金) 東海市立上野中学校現職教育へ
2009年08月06日(木) ITD2009大阪で登壇
2008年08月06日(水) 実務者会議に出席
2007年08月06日(月) 愛知県版学校評価の手引書
2006年08月06日(日) 広島県三次市へ移動
2005年08月06日(土) 愛・地球博で環境コンサート
2004年08月06日(金) 長野講演資料づくり
2003年08月06日(水) 忘れられない1日

2011年08月05日(金) 桜小にて

 弥富市立桜小学校の現職教育の講師として出かける。事務所までお迎えいただいた。この学校ではこの夏、4回、講師を招いての校内研修会を開催するそうだ。僕はその3回目。演題は「ICTを活用して魅力的な授業を創ろう」。今日の流れは以下の通り。

〇 教育の情報化ビジョンについて
〇 そもそもICT、教育の情報化とは何か
〇 情報教育の今後
〇 教科指導における情報通信技術の活用の今と今後
 ・指導者用デジタル教科書(模擬授業実施)
 ・学習者用デジタル教科書(フューチャースクールの実践から)
 ・現在のヒット活用例(実物投影機。フラッシュ型教材)
〇 数学発見型ソフトウェアを使っての模擬授業
 ・私が魅力に感じているICT活用

 このような流れの1時間30分。参加者のアウトプットを促すために指導者用デジタル教科書を活用しての模擬授業(算数)に挑戦。昨夜考えた発問をさっそく試す。とてもよい手ごたえあり。これぞデジタル教科書ならではの発問で、教科書の意図を的確にとらえた思考を促す良い発問が生まれたと自負。満足、満足…、ひょっとして自己満足?

 数学発見型ソフトウェアは、「★★★をそろえよう」。いつ、どこで、だれを対象に授業をしても、発言の中に数学的思考をとらえることができる。それらを交流することで全体の思考を深めることができる。実に安定したネタ。今日もお一人お一人の発言を数学の舞台にごく自然に乗せ、関わり合わせながら、楽しく深まりのある授業ができた(と思う)。

 海部地区人権教育講演会に出席。開会式であま市長に続いて来賓挨拶。子どもたちの自尊感情を高めていただきたい、人権感覚をさらに鋭敏にしていただきたいとお願いする。

 来週月曜日の校長会研修会のプレゼンづくり開始。思うことがあって、当初の内容を学校マネジメントの観点に少しシフトし始めたら、別展開に。土日に熟考して臨みたい。

 ***

 1時間年休をとり、時間調整をして、愛知県養護教育研究会懇談会に出席。多くの養護教諭のみなさんとご挨拶。僕からふる話題は、ついつい授業の話。参考になれば幸い。


2010年08月05日(木) 管理職パワーアップ講座終了
2009年08月05日(水) 第2回情報モラル向上研究会議
2008年08月05日(火) モラロジー教育研究会でのレジュメ作成
2007年08月05日(日) 原稿書き
2006年08月05日(土) 地域座談会
2005年08月05日(金) 資料づくりに勤しむ
2004年08月05日(木) 小牧市情報教育IT推進委員会
2003年08月05日(火) 日数教二日目

2011年08月04日(木) 夏季木曽川地区合同現職教育で

 午前中は昨日に引き続き、来週出席の会議の挨拶原稿づくりと講演レジュメづくり。

 午後は尾西グリーンプラザで開催される「夏季木曽川地区合同現職教育」へ。これは一宮市立黒田小木曽川西小木曽川東小木曽川中の先生方が一堂に会しての研修会。総勢150名ほどとのこと。この会の中で依頼を受けた「物わかりの悪い先生の方が授業がよく分かる?!」という演題で講演。

 4校ともすでにこの現職教育の様子がホームページにアップされている。これだけでもこれらの学校の凄さが分かるというもの。日記を書きながら、あらためてこうしたエネルギーが高い学校の先生方の前で1時間15分話したと思うと、震えている。もう遅いんだけど。

 参考までに今日の話の流れを紹介しておく。
1 授業とは何か(玉置流定義)
2 物わかりが良すぎる先生の授業例紹介
3 子どもに出力(外化)させることの重要さ(脳のパフォーマンス実験例から)
4 物わかりが悪い教師になるための姿勢
5 丸ごと復唱法紹介・練習
6 優れた(物わかりが悪い先生)の授業から学ぶ
 
 教師が子どもの発言を自分の都合がいいように解釈したり、子どもが言っていないことを教師が付け加えてしまっている。子どもの出力を抑えてしまっている。それでは子どもは育たない。先生が物わかりが良すぎる。まずは教師が子どもの発言をしっかりと受け止めましょう、そうすれば真の子どもの発言をもとにした授業ができますよ、といった主張をしたわけだが、さて皆さんはどう受け止めていただけただろうか。今思えば、こうしたことを出力をさせていただいた自分が一番学ばせていただいたわけで、感謝するばかり。

 他にも学ばせていただいたことを記録しておきたい。まずは木曽川地区小中学校で決められた「よい授業12か条」の取組状況の報告。

 「愛される学校づくり研究会」で木曾川中の平林校長先生から「よい授業12か条」というプリントをいただいた。お聞きすると、上記の4つの学校の教務主任さん方が検討をされ、4校が足並みをそろえてより良い授業づくりをしていくための一つの手立てとして決められたとのこと。小中連携のとても良い例だ。さっそく許可を得て、海部地区の校長先生方にも紹介をさせていただいた。そのまま校内で印刷配付された校長先生が何人もおられたと聞いているから、12か条の質の高さが分かるというもの。

 1学期を終えて、それぞれの学校からこの12か条の達成状況等を報告し合ったわけだ。これだけでも感心。さらに木曽川中学校からは、若手5人から自分の授業の「板書」についての発表があった。

 なぜ板書に焦点を当てたのか。いただいたレジュメには次の言葉が記載されている。

 板書は、学級全員の子どもが一緒に学ぶために存在する

 学びの共有を具現化するために一つの手立てに板書があることに注目しての取組だ。いわば「私の板書ビフォアー・アフター」といった発表。事実(板書写真)をもとにした実にシャープな発表。無駄な言葉がない。さらにとても分かりやすいプレゼン。感心することばかり。

 終了後も、直接、学校の取組をお聞きする機会を与えていただけた。熱く語られる校長先生方の思いに圧倒された。駅まで送迎していただいた平林校長先生とは、「学校マネジメント」をキーワードに意見交換。まさにこの合同研修会は学校マネジメントの一環。「実は今夜は発表した者たちと・・・」というさらなるマネジメントもお聞きし、さらに学びを深めさせていただいた。

 名古屋に戻って年次懇親会に出席。昼から興奮が続いているためか、いつも以上に出力しすぎてしまって、今思えば反省。皆さんのおかげでとっても楽しく濃密な時間を今夜も送らせていただいた。こちらでも感謝するばかり。
 


2010年08月04日(水) 僕の日本一の数学授業者探し
2009年08月04日(火) 情報モラル向上研究会議でのプレゼン作成
2008年08月04日(月) 水谷尚人先生の本
2007年08月04日(土) モラロジー教育者研究会名古屋会場へ
2006年08月04日(金) 管理職パワーアップ講座
2005年08月04日(木) 朗報届く!
2004年08月04日(水) 夏休みに入って初めての休日
2003年08月04日(月) 日数教1日目

2011年08月03日(水) 山積みとなった決裁板処理

 午前は2日間不在で山積みとなった決裁板の処理。今週、来週の会議等での挨拶原稿作り。こだわり始めて、いつも以上に時間がかかる。

 午後は会議。201会議室へこもる。重要案件の審議と情報交換。

 ***

 会議後、場所を移動して懇親会。すべての料理がおいしく、たっぷりで大盛り上がり。帰宅後、明日の講演最終準備。

 以下は理事を仰せつかっている学習工学研究会恒例夏のセミナーのご案内です。ぜひご参加を。ワークショップは、それぞれ少々の余裕があるとのこと。

2011学習工学セミナーのご案内」
 テーマ:「ICTを活用した学校の創造」
 日 時:平成23年8月18日(木)終日
 会 場:名古屋情報メディア専門学校(名古屋市熱田区)

 ワークショップ1:「情報モラル授業のための挿絵入り指導案の作成」
 ワークショップ2:「電子黒板を活用した授業の展開」
 ワークショップ3:「ネットワーク型映像配信システムの活用」
 ワークショップ4:「教師のためのICT」(校務の情報化)
               ‐校務専用グループウェアの活用‐
     
 講 演 「 わかりやすい授業づくりのためのICT 活用 」
     ゲスト講師:高橋 純 先生(富山大学准教授)
    
 シンポジウム 「ICT を活用した学校の創造」
     コーディネーター: 大谷 尚 (名古屋大学大学院 教授)
     パネリスト   : 高橋 純 先生 (富山大学 准教授)
              長谷川 元洋 (金城学院大学 准教授)
              柴田 好章 (名古屋大学大学院 准教授)

 参加費(資料代):2000円(当日受付にて)
 
 ワークショップ講師や内容など詳細については、本研究会Webサイトをご覧ください。
 各校へ配布済の「セミナー案内」もPDFファイルでご覧いただけます。
 参加申し込みも本研究会Webサイトからお願いします。


2010年08月03日(火) 江戸川区の素晴らしさ
2009年08月03日(月) アレン先生とお会いする
2008年08月03日(日) 第33回丸善落語会 九雀・市馬二人会
2007年08月03日(金) 義務協専門部会の要項作りで必死
2006年08月03日(木) 久しぶりに校長室で1日仕事
2005年08月03日(水) 福井県教育庁 数学科研修講座
2004年08月03日(火) 幸せな校長
2003年08月03日(日) 教育セミナー関西2003

2011年08月02日(火) 「学びのたより」から思い出す

 昨日の日記で取り上げた「校長が協同的な学びの中心に立つ」(日本教育新聞社8月1・8日号社説に記載)とはどういうことなのだろうか、今日もあれこれ考えてみるが、イメージがわいてこない。あらためて社説を読む。

 これからの授業検討会は、教師が「反省的実践家」の立場に立ち、提案された授業および検討会でどんな発見をしたか、どんなことを学んだかを交流し、同僚性を築く場としたい。「反省的実践家」は、教師同士はもちろん、児童・生徒とも対等な関係で問題解決を目指す。
 校長は、このような「協同的な学び」の中心に立ち、…


 なるほど「校長は進んで反省的実践家となれということ、まずは自分の学びを語れ。指導助言者としてではなく」ということか。

 あれこれ考えて検索しているうちに「東海国語教育を学ぶ会」に行き着く。「学びのたより」(PDF)の最新号に引き込まれた。

 文責JUNと書かれているので、おそらく石井順治先生なのだろうと思うが、「中学校数学・連立方程式の導入」の授業を取り上げている。テーマは「複数の考えから学ぶことはどういうことか」ということ。

 わたしが取り上げた数学の授業の事例が示すように、複数の考えの「つながり」をとらえる考え方です。教師にその「目」がなければ、さまざまな考えから学び合う学びはできないのです。

 この記述を読んで、随分と古い話を思い出した。19年から20年ほど前、附属中勤務の時だ。「学びのたより」で取り上げられた授業とほぼ同じ問題で、同じ流れで授業を行った同僚がいた。その時に指導助言いただいたのは、柴田録冶教授(愛知教育大学名誉教授)。その時の柴田先生のコメントを思い出した。

 表、一元一次方程式、連立方程式、それと直感(笑)という色々な考えが出てよかったね。出された考えをみんなで鑑賞するともっと良かったねえ。表と連立方程式を見てごらんよ。同じに見えてくるところはないかい、などと聞いてみるといい。

 同僚がこのようなコメントをもらっていたことを思い出した。「鑑賞」という言葉が新鮮だったのでよく覚えている。今思えば、柴田先生は、一人一人の考えがそれぞれつながっていることを生徒に気付かせることが大切だよ、と指導されたのだと思う。

 その当時の研究テーマは「個を生かす授業の創造」。最終的には連立方程式のよさを実感させることになろうが、「連立方程式」の考えの中に、実は他の考えが生かされていることを分からせなくてはいけない。「個を生かす」ということはこういうことだ。連立方程式以外の考えを出した個をつぶしてはいけません、と言われたかったのだろう。柴田先生とこの「学びのたより」が結びついた。

 ちなみに本日も特別休暇(夏季)をとり出勤せず。


2010年08月02日(月) 社説・全国学力テスト
2009年08月02日(日) 紙とネットのハイブリッド仕事術から一つ実行
2008年08月02日(土) 下垣真希さんコンサート
2007年08月02日(木) 西川純講演会
2006年08月02日(水) バスケットボール男子県大会準優勝!
2005年08月02日(火) ひさしぶりに終日学校で
2004年08月02日(月) 残念、助成もらえず
2003年08月02日(土) 蝉の声で起きた朝

2011年08月01日(月) 学びの夏

 「愛される学校づくり研究会」の教育コラムは月曜日更新。今日は二つのコラムが更新。

 副島孝「黙さず語らん」の第33回目は、「学びの夏が始まる」。いつものようにさらりと厳しいことが書かれている。

 夏休みも、これからが本番です。「学ぶ」教師が多数派だとは決して考えてはいませんし、「学び合う」教師はもっと少ないのではないでしょうか。だからこそ、ひとりでも多くの先生方が、「何かを教えてもらう」研修ではなく、「学ぶ、学び合う」研修を経験できたらと願っています。

 「学ぶ、学び合う」研修づくりは、今月いくつかの会で講師を引き受けている自分の目標でもある。やってみなけりゃ分からない精神で取り組んでみたい。

 日本教育新聞8月1・8日号の社説では「教員同士が強固な絆を築こう」と題して、校長に「協同的な学び」の中心に立ち、研修が教員同士の絆を強固にする機会となるよう求めている。

 校長に求めているのは主に購読者が管理職であることからだろう。「校長が協同的な学びの中心に立つ」とは、どういうことだろうか。思考が広がる文言に出会った。

 授業研究が定着している学校には、開かれた教室の授業風景をビデオ撮りし、児童・生徒がどこで学びに集中したか、どこで学びが切れたかを中心に授業検討会に取り組みたい。あわせて、児童・生徒がどのように教材に出合ったか、児童・生徒同士、児童・生徒と教師がどのようにつながっていたかに注目したい。

と提案している。わざわざ「授業研究が定着している学校」と限定していることにも注目しておきたい。

 もう一つの更新コラムは「学校マネジメント考3」。僕が第1回、新城市教育委員会の小西さんが第2回、続いて今回の津市立倭小学校長の中林先生と続いている。思い切った提案をしていただいた。

 愛される学校づくり研究会では、10月から研究テーマを「学校・学級等の組織マネジメントの望ましい在り方を実践を通して示すとともに、マネジメントを支援するツールを開発する」として歩みを始めたいと考えている。その意味からも毎月研究会の仲間が発信するこのコラムは内部資料としても実に有意義。さあ、次の書き手はどう書くか!

 ちなみに本日は特別休暇(夏季)の初日で事務所へ行かず。


2010年08月01日(日) スクール55コラムが書籍に
2009年08月01日(土) ITD2009東京に登壇
2008年08月01日(金) 第2回中高一貫教育専門部会に出席
2007年08月01日(水) 総合文書システム研修
2006年08月01日(火) バスケ男子県大会ベスト4進出!
2005年08月01日(月) 四日市大池中研修会に
2004年08月01日(日) こまき環境市民会議
2003年08月01日(金) 夏休みに入って初の休みのはずだけど・・・