三楽の仕事日記
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2008年08月22日(金) 平成20年度少年の主張愛知県大会

 いつもより早めに課について、出張前にやっておかなければいけない仕事に集中。

 10時ちょっと前に県庁を出て、豊川市文化会館へ向かう。今日は、「少年の主張愛知県大会」の審査員としての仕事。

 一次審査を経て選ばれた県内14名の中学生が意見発表。当然、どの生徒も論旨か一貫し、構成もしっかりしている。さすがだ。しかし、意見発表そのものは大きく二つに分かれた。原稿を暗記し、切々と訴えかけてくる発表があれば、原稿に目を落とし読んでいるだけの発表もある。学校での事前指導の差なのか。望ましい発表はどういったものなのかを知らずに会場まで来てしまい、他の発表者を見て、あわてている生徒を気の毒に感じた。

 しかし、発表そのものにはマイナス点があっても、それをカバーして訴える力を持っていた主張もあった。生徒審査員から「共感賞」として選ばれたことからも分かる。当然、我々審査員もその主張には、賞を与えることにした。

 昨年も審査をされた方は、「今年は言葉をテーマにしたものが多い。特に酷い言葉を話題にしたものが重なった」と批評されていた。確かにいくつかの発表が「死ね、うざい、うっとうしい」といった言葉を取り上げていた。こういった言葉が頻繁に聞かれる学校生活に心を痛め、なんとかしたいと思い、生徒会で動いている子どもがいることはうれしいことだ。後押しする仲間や大人がいてくれることを祈る。

 閉会行事で教育委員会賞を授与してお役目終了。

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 夜は久々に附中会に出席。附中教官のOB&現役会だ。今年、雑誌「数学教育」に数学科OBと現役で原稿を出したこともあって、今日の話題は、もっぱら次はどうするかということ。現役から「先生、何か考えてみえますよね」と言われれば、こちらとしてもご期待に応えて「もちろん!」と返答。さて、さて、次はどうするか。しばらくはあれこれと思考。


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