三楽の仕事日記
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2010年08月22日(日) 志の輔らくご・牡丹灯籠2010

 今日は下北沢・本多劇場での「志の輔らくご・牡丹灯籠2010」を堪能。

 この牡丹灯籠はご存知、明治の名人・三遊亭園朝作。園朝が15日間にわたって語った作品。当時、のべ20時間ほどかかったとのこと。志の輔さんは、この作品を読み始めてみると、自分が知っている「からん、ころん」という音とともにやってくる幽霊の場面は、ごくごく一部分。認識を新たにして(僕はこの公演で知った)、一度、全編を演じてみようという気になったとのこと。

 好評を重ねて今年で5年連続公演。しかも1週間連続。公演回数が多いのに、チケットを手にすることがなかなかできない志の輔らくご。今回、なんとかチケットが手に入り、出かけてきたというわけだ。

 出演は志の輔のみ。出ずっぱりの3時間。前半は「牡丹燈籠、主要人物相関図」の講義。「立ち落語」と表現したらよいのだろうか、時折、一人芝居をいれての1時間の講義。登場人物名を書いたフラッシュカードが、複雑な人間関係の理解には有効。「この手法、自分の講演でも使ってみよう、それにはあのネタがいい」などと思ってしまう自分が恐ろしい(笑)。

 後半は本寸法の落語会。黒紋付で登場。幽霊が下駄を鳴らしてやってくるあの有名なくだりが早い段階で語られる。その後は下働きの伴蔵の数奇な人生へ噺は進む。後半は2時間弱の語り。ぐいぐい噺に引き込まれ、時間が経つのはまったく気にならない。前半の仕込みが生きる場面、「皆さん、覚えておられるでしょうか」という問いかけから、噺は一気に敵討ちを果たさんとする孝助へ。

 「今日でこの牡丹灯籠はしばらく演じません」という宣言後、深々と頭を下げる志の輔。緞帳が下りる。しばし動けず。余韻に浸る。本当に良い物を見せてもらえた。大満足。

 移動中に「街場のメディア論」(内田樹著、光文社新書)を読了。内田さんは言う。「キャリア教育の大間違い」を。なるほど!と思うけれど、我々が考えているセミナーではどうしたらよいのだろうか。


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