三楽の仕事日記
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2009年08月16日(日) 教え子の訪問

 教え子の訪問を受ける。お子さんが食物アレルギーであったことがきっかけとなって、そういった子どもを持つ親のネットワークづくりや学習会を開催しているとのこと。僕への相談は、先生方に食物アレルギーについてもっと関心を持ってもらいたいが、そのためのアドバイスが欲しいとのことだった。

 あなた方を教えている時に比べれば、食物アレルギーへの配慮は格段の違いがある。学校体制でアレルギー調査を行ったり、給食献立の個々への配慮を行ったりしている。教師の知識もかなり違うはずだ。

 と、このような話をした上で、わざわざ僕のところを訪ねてみようと思った訳は、単に教師の関心を高めたいというだけではなく、いろいろと悩みがあるのではと、さらに伺ってみた。話を聞いている中で「親と教師とのコミュニケーションが十分にとれていれば・・・」と感じる事例をいくつか聞いた。「担任の先生にわが子のことについて事細かにお伝えしたいのですが、あまり言い過ぎるとモンスターペアレントと言われそうで」という悩みを持つ親もいるとのこと。子どもの命に関わることを話すことをなぜ躊躇するのかと思うのだが、単純に片付けられない問題があるのだと知った。教え子に教えられた。

 いずれにしても、20年も前に教えた生徒の訪問はうれしいことだ。また、親の会を立ち上げるなど、少しでも人の役に立つことが出来ればと動いている教え子がいることは誇らしいことだ。


2008年08月16日(土) 落語の花道が19回目
2007年08月16日(木) 小中一貫教育校を調べる
2006年08月16日(水) ゆっくり休む
2005年08月16日(火) 2学期、3学期に向けて各種相談
2004年08月16日(月) 和歌山へ移動
2003年08月16日(土) 早朝から原稿書き