消えてゆく小さなこと
消 え て ゆ く 小 さ な こ と
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1929年02月05日(火)
鍵が解かれ扉が開く
というより
閉じていた窓が開いたのだ
一気に風が吹き込んで
様々な匂いが入り混じり
どこの風かわからない
何が見えているのか
わからない
天窓より
−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−
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− ささやかに −
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日付は通し番号として記しています
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