たくさんの音が重なって 小さなフロアに反響する 大きなビートがうねる 金色の楽器の輝きが 眩しく揺れる みんな汗をかいている
雨上がりの都会の空に 高層ビル群の屋上から 満月を見た ライトアップされたガーデンに 虫の声
ぽっかりと がらんどうの空間 音の無い誰もいない部屋 心の中に じんわりと
ふわりと抱きとる花束は しずかないのちの重み 愛らしいやさしい色 秋の日のあたたかさ おめでとう ありがとう 鳩は大空へ
明日は大切な日 でも気負わないで ゆったりしていよう よい記憶として残るよう
母は娘に愚痴るな 黒も銀もきっといい
今日は本当に気持ちのよい日だった 空は底抜けに明るく水色で たっぷり良い風が吹いていて 一日中美しい空気が部屋中に満ちた
完全に季節は移ったとわかる
まだ夏服でいるけれど でも心地よかった
水が好きだ 指先に触れる水が好きだ
心の奥底にあること 隅に隠れていること 何かを忘れ 何かを思い出し 流れ落ちる水に触れ 時を忘れる すべて心が原点に立ち帰る気がする
人生をやり直してはいけない ということはないでしょう
だから 新しい人生を始めればいい 彼らのように
小窓から ひいやりとした秋の夜風が入る頃 バスルームとかバスタブとか そんな言葉は要らなくて 湯殿 とか 湯舟とか そんな匂いをふと感じる
ふと気付いたこの青あざ 何だろう
この前 眠くて階段で滑って 思わず手摺にしがみつこうとした時 肘をぶつけた
それでも数段すべって落ちて それでもまだ眠かった
何となく感じてた 気づいてた 違和感 やっと表面化した
外されたわけではなく 繋がっていなかった ずっと共感がなかった だからちょうどいい
突然に趣向がかわるのには ついてゆけない 押し付けられるのは嫌いだ
暫く傍観者
完璧にバランスのとれた均衡は 実は人間でない顔
人間は歪(イビツ)なもの アレグリア 見てみたい
土壇場で盛りだくさんにいろいろやって すべり込みセーフでいつも何とかやりおおす天才 じっとしてるのを見たことが無い いつも走り回っている彼
いろんな夢を持ちながら 最後は切り捨ててばかりいる天才 何を残したのか見えない 熱烈に動くのを見たことが無い 猫のようにしなやかに歩き あとは寝そべっている彼女
空へ放つものは 天然のものにしてください 蝶でも小鳥でも白鳩でもいい 花びらも米粒も花の種も 土に還る風船もいい はじけて割れるそれは 消えますか この星を汚さず この星の土となるものにしてください
ジンジャー・リリーが たくさん咲き出した 夕庭に香りが満ちてくる 咲いたばかりの花だけ摘んできて 小さなグラスに花冠のようにさす 部屋に香りが満ちてくる 至福という香り
花の妖精にしてくれるというのなら 私は迷わずこの花がいい ひと夜だけの こんなに清らかな輝くばかりの白 この花の花冠が好き
君は夏の終わりの風と行く 新しい風をみつけ 新しい風を連れ 新しい風を生み 健やかに広がれよ 私はこの天窓より 青い夜明けの風を入れよう
あなたは返事をしないでしょう 嫌なことには触れないでしょう そうやって 面倒なことは無視するでしょう きっと有耶無耶のまま カレンダーから消えてゆく
雨は激しいかと思えば それほどでもなく どうなっているかとのぞいてみても たいした変化もなく 何処へ移っても 結局 基本的なスタイルはかわらない それが自己というものだと思う あなたが新しく始めようとしていることも きっと そう 自分が一番落ち着けるものへ 動いてゆくのだと思う
ポストに入れるものを忘れたのも 日にちを間違えたのも 買うなってことかな
高架を走る電車から 雨雲の垂れ込める遠くの稜線を見ていると 灰色の空へ向かっているような気持ち
うら悲しい気持ち うら寂しい気持ち どこかが疲れた気持ち
お祭りは早く終わってほしい
人の感性も好みもそれぞれ 上下も優劣もましてや善悪などつけるものではないはず けれど受け容れるかどうかも又 それぞれでいいはず そう思っていた
でも融合となれば ムズカシイ
前宣伝は大きく掲げて 事後報告はなし なのでしょうか それってどこかのお役所みたいね こちらが聞かなきゃ教えてくれない 失敗は伏せる 不親切で高慢なところ
今日の運勢は 悩んでいた問題が解決する とあった
そうか決着は今日つくんだ 張り切って出かけた 疲れ知らずに動き回った 曖昧にせず何とか決心して 解決した ・・のかな したことにして もう蒸し返しません
そうなんだよね 貴女と同じ わたしもそう 閃きや勘を大事にする 本能的な自己防衛だと思う
理由をつけてではなくて 瞬間に感じたことを YESであれ NOであれ 信じる 誰かが教えてくれていると
行くも行かぬも まったく貴女の自由だけれど 行けると小躍りした日も やめようかなと思った夜も 神がおいた道標 あなたの想いが定まるように
その時々の想いは短くは直線です でも絶えずベクトルの向きが変わるので 大きさも違うので 結局はゆらゆらの線になる 私は直線的にはすすめない あなたは私をわかっていない 私を直線的と思っているから衝突するの 私の後戻りや遣り直しを理解できないの
このひと月 馬鹿な買い物をどっさりした 膨大な失敗、無駄遣い というものです きっと頭の中が混乱状態で判断力が鈍って ええい って感じ 何でもいいや という感じ
それをできたこと させて貰えた状態は 貴女のおかげです すみません ありがとう きっと恩返しします
賑やかな活気に押し切られて買ってしまったものは 失敗だったのかチャレンジになるのか 目映いばかりのものを眺めている 想いが色褪せぬなら成功かもしれない
昔に繋がるものを 知らず知らず求めているのかもしれない そこに夢が輝くのを見たのかもしれない 落ち葉を払いのけると 新しい道があるのかもしれない
無口な猫たちの 密やかな会話を聞いてみたい 母の背にゆったりと眠っている子に 母は何を教えるのだろう 母から何を聞き取るのだろう 一人で生きる術を 一から覚えるのだから
今たくさんのリンクを並べていますね 当初 限定版だけだったのに いつのまにか 相互も膨らみましたね 貴方のコンセプトが変わったのでしょうね
でも その先々の幾つが 貴方のところを大切にしてくれているのでしょう 何度かのサイトごと引越しに 最初のURLのまま 切れたまま載せている相手 それとも貴方自身も もう無頓着なのでしょうか
私には理解できません そんな風にして外側だけ大きくしたリンク集に 魅力ありません 前は少数精鋭で輝いていたのに リンク集って そのサイトの信条をあらわすと 私は思ってます
そのひとは片足が不自由です いえ 不自由ではありません 義足をつけているだけです 何十年の歳月を共にした すでに自分の足です きっと彼女は そこに血が通っていると感じている だから殆ど 不自由ではありません 衰えてゆく片足と 衰えないもう片方の足との均衡が 少し破れてゆきつつあるだけです それでも肩をかしげながら 大きな荷物を背中や肩に振り分け カートにも載せて 自分の力で生活している だから 何も不自由ではないのです 精神が自立していることは 不自由からの解放だと 彼女の背中が教えてくれるのです いえ 故里のひまわりをこよなく慈しむ 彼女の足音が教えてくれるのです
久しぶりに君と街を歩いた 人は多かったけれど 活気を楽しいと感じた 賑やかさに少し慣れた気がする 一人でも平気に歩けそうな気がする 何かが戻った気がする アジアンなお昼 おいしかったね
飛ぶように消えてゆく私の時間 あと半月たてば もう一度 取り戻したい
花火の残りをみつけたけれど 捨ててしまった
昔は嬉しかったのにね たとえ九月になっていても もう夜風が涼しすぎても 最後の一本まで 名残惜しく遊んだのにね
なぜか それは興ざめになった 大人になって
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