消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1904年04月30日(土)

一言 言いたくなってしまったけれど止めた
実態を知りもしないで思い込みだけで口をはさむのは良くないから

でもまるきり反対の意見は言い出しにくい
大人の輪ってどうしてこうなんだろう
当り障りなくまどろっこしく核にふれない
それがマナーとか礼儀とか
本当かな
中途半端に誤魔化しあってるだけに思えるけれど
お互い何も賢くなれないと思うけれど
それで友達になれるだろうか
そうか その必要アリマセンてことか


1904年04月29日(金)

どんな事もやってみなければわからない
こうしたらどうかとか
こうすればいいんじゃないかとか
頭の中だけで考えていても
やってみなければわからない

三日間 部屋の家具をあちこち動かして
元の場所に戻りました
笑われ馬鹿にされ呆れられ
でもやってみて分かった結果は元の形でも
すっきり納得して とても新鮮です


1904年04月28日(木)

人が毎日大勢訪れる大きな場所(ターミナルとかビルとか)や
たまにしか行かない珍しい場所で(動物園とか水族館とか)で
予期せず呼ばれるラッキーなお客様になるのは嬉しいだろうと思う

でも個人HPのキリ番の仕組みは興味ない
訪問先のカウンターはとくに見ない
WEBは精神の交流 本と同じ感覚でいる
本のどの読者も同等の位置にいると思うから
順序の後先でなく交流の深さと思うから


1904年04月27日(水)

オーラがあるということ
美しいオーラであること
健康なオーラであること
温かなオーラであること
目に輝きがあること
出会えたひと時が楽しかったこと

素敵な人という記憶
残るのはそれだけ

気持ちの貧しさは外に見えるから


1904年04月26日(火)

メザトク という言葉を使ったその人の
言い方のニュアンスが嫌な感じだったので
その人を好きでなくなった

目ではなく ココロが見つけるものを
その人は知らない


1904年04月25日(月)

寄付を願いに来たERの彼女に
貴女は私の若い頃に似ているわ と
ぽんと多額で応じた財団のレディーがちらつく

もやもやの大きな湯気の中
露天風呂の白い湯が見える

そんな記憶の底の断片に混ざって
ふと思い出した今朝の夢のこと
さっきまで覚えていたのに
書き出そうとしたら思い出せない
私は何か新しい行動を起こしていたのに
それはなんだったろうか ?


1904年04月24日(日)

長い長い長い言葉を
書いては消し書いては消し書いては書きつなげて
ただ長々と遊んでみる
誰に出すのでもない手紙


1904年04月23日(土)

何か調子がよさそうですね
うまくいっているのですか
だからにこやかに登場できるのですね
いつも野望のひとだから
今度も何かを狙っているのでしょうね


1904年04月22日(金)

連絡を待つ身にもなってみて
ほんの少しの手間なのに
繋がりの基本を
ワスレルナ


1904年04月21日(木)

興味の異なる人たちを繋ぎ止めるのは難しいと思う
変化してゆく気持ちをつかみきれずに円陣パスをしたって 
どこかにほころびが出るのだと思う
無理はやめて形を変えることを考えればいいのにと思う
たぶん皆疲れていると思う


1904年04月20日(水)

思いつくままに整理している
生まれ変わりたい

思い出も整理すれば
生まれ変われるだろうか


1904年04月19日(火)

雨が降り続く
音無く降り続く
時間がわからない
時の経つのがわからない
今日は何曜日だったろうか
昨日のままのような気がしてくる
今日になったようにも思う
明日はくるのだろうか
時がこのまま 止まったままずっと続くような
そんな気配をひきずって降っている

わたしは何も働いていない気持ちになってくる
役立つ命でありたい
生まれたからは

今日の雨はかなしい


1904年04月18日(月)

あなたにとってプロたる一枚は
隙なく緊張が隅々まで というものでしょうか
だからプロを目指して絶えずハングリーをはずせない
作品の中の世界は美しいけれど
展示作品に睨まれている気がする
自分をアマチュアと意識していた頃は
もっと満ち足りた思いこぼれる作品だったのに
笑みをつないでくれる優しい作風だったのに
もう見ることはできないのでしょうか
でも 本当に自分の世界を確立できたなら
周りの囲いを解いて 緩やかに広がる世界になると思います


1904年04月17日(日)

どこかに春を感じるだけで
何かいそいそとして

片付けたり整理したり
何か飾ってみたり
何かを始めたくなったり

そんなふうになるのは
いのち生まれるときの刷り込みでしょうか


1904年04月16日(土)

春がもうすぐそこまで来ているような紅色の梅が
おしべの先にきらめきをのせていた

昼からはずっと雨が降り続いている
冷たいような温かなような音で
絶え間なくまっすぐに降りているのがわかる


1904年04月15日(金)

アリガトウはなかったね
思い出にも触れなかったね

あなたの仲間は わたしの友達ではないのですね
わたしはもうそちらの輪には入れません


1904年04月14日(木)

形式ではなく 
気持ち次第だと思う

あなたの対応が 
気持ちなんだと思う


1904年04月13日(水)

何だか見るも無残になってますよ
今まであんなに色々吟味していたじゃないですか
自分の大切なことを紹介するのですから
もう少し落ち着いてください
しっかり心をこめてください
やけくそのスーパーちらしのポップみたいにしないで下さい
目指していたのは ゲイジュツ でしょ ?


1904年04月12日(火)

庭にいろいろ鳥がやってくる
葉が落ちていてよく見える
声がすればそっと見ている
シジュウガラ メジロ ジョウビタキ
ヒヨドリ キジバト ツグミ ムクドリ
でも いいカメラでないので
ちゃんとした写真は撮れません
もうすぐウグイスも来ると思うけれど


1904年04月11日(月)

ふと気づけば何もなく
真っ白な空間にいて
ア然と ではないけれど
ぽかんとして魂が漂う感覚

意味はよくわからない
これはどういう意味 ?
事態がよく飲み込めない
なぜこうなっているの ?

ほっとするのか がっかりするのか
自身つかめない
こだわらないつもりだったのに


1904年04月10日(日)

あなたと友達になれたと思っていました
私のこといろいろ話しました
聞かれたこと答えました
でもあなたは尋ねたこと答えてくれませんでした
ああそうなんだと思いました
それだけのことです


1904年04月09日(土)

礼を言われるのは私のほうと思っています
それが筋だと思っています
あなたが一言も触れないなら
それはそれでかまわないけれど
私からは何も言いませんから
それは承知していてください


1904年04月08日(金)

青い泉をみつけて鳥が舞い降りる
向こうの森のことや
これからの旅先のことなど話して
また飛び立つだけ
ただそれだけ


1904年04月07日(木)

DIYがおもしろい
工具を買ってきて
水栓を取り替えてみた
ホームセンターって好き


1904年04月06日(水)

生活に疲れている人を夢が無いといわないでほしい
夢は心の奥底にちかりと光っていればいいと思う

大きな夢を人前で吹く必要があるのでしょうか
その夢にひたすら近づこうとするのがいいのでしょうか
そうすれば夢のある人と言われるのでしょうか

はるかに手が届かなくても
思い起こしては救われる小さなもの
それではいけないの?


1904年04月05日(火)

強く生きる って
パワフルに前向きに突き進んでいける ということじゃなく
誘惑に負けないで生きる ってことじゃないかな と思い知る
小さな誘惑こそが怖いのです
ダメなわたし
今日もダメ人
何やってんでしょ
堂々巡りのことばかりしてた


1904年04月04日(月)

その話を誰に振っているの
その話で誰を待っているの
それとも無意識に叫ぶ HELP ?

あまりに真っ白で
取っ掛かりが無さ過ぎて
誰も近寄れないでいる
あなただけの世界がある


1904年04月03日(日)

周りにお気に入りばかり集めるのも素敵だけれど
人生は自分の好みばかりで固めてはダメなんだよ
でないと はねつけるばかりになって
がんじがらめで変われなくなってしまうよ

好みじゃないけれど致し方なし 受け容れる
その柔らかなゆとりを持てれば
自分に変化をもたらすこともできるのに


1904年04月02日(土)

裸木に早春のピンクが見え始めた
あぁ梅が開き始めたんだ
春がそこまで来てるんだ
そう思っていたら
通りを真っ直ぐこちらまで運ばれてきた香り
なんて優しい一瞬の春風だろう
今年一番の梅の香り


1904年04月01日(金)

悲しい時計をもっています
真っ暗闇の部屋で止まったまま
その時刻のままずっと

あのとき転げて落ちたまま
電池は入れていない
動かす気持ちになれないから

同じようにどれだけ多くの人が持っているだろう
皆その時刻を抱きしめて
そっと部屋に置いている




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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