消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1929年08月31日(土)

何をしたいのか
わからないので

とりあえず
座禅の真似して瞑想

目を閉じたって
何も思い浮かばない

やるべきコトは
山ほどあるのだけれど

スタートがダメな人


1929年08月30日(金)

こおろぎは

秋になっても鳴くはずなのに

最近声がかすれて弱々しい

数もどんどん減ってきて

なんか変だよ?


1929年08月29日(木)

その早春
その浜で
さくら貝を数枚みつけました
ちいさな瓶に入れました

別の夏
別の浜で
さくら貝を数個ひろいました
きれいな瓶にいれました

どちらも
赤ちゃんの爪のように
つややかな薄桃色でした

今もそれぞれガラスの中に
愛おしい色で重なっています
愛しい時間をかさねています


1929年08月28日(水)

心よ 淀むなかれ
こんこんと湧き出で続けよ
清流となり流れ続けよ
河となり大海原をめざせ

たとえ濁流になろうとも
心の決壊を怖れるな
迸り出た水の行く手に
虹を見るだろう


1929年08月27日(火)

あとでしよう

そう思って
手を置いたものは

もう
タイミングをなくしたもの
鮮度のないものになる


1929年08月26日(月)

迷路館では
進むべき道が
わからない

縦か横か
進むのか
止まるのか

目を閉じて
手さぐりで
進めるだろうか


1929年08月25日(日)

記すことで
自分を支える

読むことで
ひとの気づきや覚悟に
力をもらう

澄んだ夜風が
大樹をわたり

星空を仰ぐ気持ち


1929年08月24日(土)

その館は迷路館
身を潜め人目をしのぶ造り
どこから入っても
いつでも私を隠せる
心の迷路でさ迷うなら
いつでも


1929年08月23日(金)

一緒にするよ と
声をかけなかった
その行動を起こさなかった

自分で と突き放したのは

自分の責任を というより
きっと私の逃げだったのだ

その声一つ行動一つで
変わるものがあったかも
しれないのに

数々の悔い


1929年08月22日(木)

考えてばかりで悩むより
一度やってみたら?

フィットしなければ
戻せばいい

GOしなければ 進まない


1929年08月21日(水)

野鳥カレンダーの9月は 
キクイタダキ
なんてかわいいんでしょう
シマエナガも人気だったけれど
もっとかわいい
重さが3〜5gなんて想像つかない
さらさらとシュガーを手にのせてみても
わからない
ふわりと羽に包まれると
空気を含んで浮力にでもなるのか
掌で少し浮かんでいるのかも
動画を見ると結構動き回る
声は高くてきれい


1929年08月20日(火)

昨日 今日と
何も考えずに過ぎた

何もせず過ぎたというのではなく
メモの順に全部こなして終了
考えることはしなかった

軽くさらさらと終わって
涼しい日だと思った

急な雨もあったけれど

そういえば
最近 虹を見ないなと思う


1929年08月19日(月)

原作を知らないし
前宣伝もそんなに見ないし
自然のきれいな景色が見れるかな
程度の気持ちで見ていたけれど
穏やかなドラマで落ち着く

自分の感覚で見るので
テーマはよく知らない
人の穏やかな交流と思っていたけれど
青年の気づきがテーマなのかな?


1929年08月18日(日)

薄っぺらな内容のコラムって
読者をがっかりさせる

書くことが見つからなくて
というか
書く気が起こらなくて
適当にお茶を濁しましたか と
思わせる

長い短いでなく
ポイントがぼけてるのって
どうかと思う

エッセイなら
そんなものでしょと思うけれど
コラムといってるなら
もう少しなんとかね と思う


1929年08月17日(土)

肌が焼けるというよりも
外にいると
焼け死ぬという感じ

暑いというより
服までが熱い

喉の渇きを感じる前に
ただ熱い

離陸の爆音がすごい


1929年08月16日(金)

雑草魂とか雑草根性とかいうけれど
野の花好きとしては
そもそも雑草って何をさすの? となる

農作地や庭にとって
育てたいものの邪魔になるもの
誰も手入れしない場所に蔓延って困るもの
それは所詮 人間の価値観であって
やぎや鶏にとっては大歓迎かもしれない

世話をされなくても
自力で生き残ってエリア拡大
素晴らしいと思う
異国から来た子たちもいる

街路樹の足元に繁茂する草も
そもそも名前はあるし
その名前だって初めは無いし
人間が勝手につけたものだし
里山を少し奥へ行けば
雑草呼ばわりされず
野草扱いになるのだから

雑草という種類の草はない と
何度も教わった
それなのに魂とか根性とか
何かの代名詞になっている

踏みつけていったか
蹴散らして引っこ抜いたか
摘んで帰ってガラス瓶に飾ったか
それは出会った人の心次第でしょ

自分の中の雑草根性 などと
息巻いている人を見ると
不思議に思う

雑草=ハングリー とは思わない
適応して根ざす気持ちと思っている


1929年08月15日(木)

高級食パンのふにゃふにゃ感が苦手
いつも行くスーパーには
前はハードな山食パンがあったけれど
ずいぶん前から無くなった
他所で探し回るほどでもないのだけれど
どうすればみつかるかな
やっぱり色々回るしかないのか
考えている
人気のパン屋さんというのも
近くのが店舗移転で消えた


1929年08月14日(水)

どこへ仕舞い込んだか
記憶をたどってもみつからなくて
それでもやっぱりここだよねと
丹念に調べたらアリマシタ ごめんなさい


1929年08月13日(火)

人は愚かなことをするものだから
気づけばそれでいいのだと思うが

その人は指摘されると反発するのに
自分では気づかなかったというのなら
馬鹿だと思う

案の定というか当然でしょ
そうなることは見えている
ネットの世界を甘く見ていると思う

ネット経歴の長さを
自慢げにしているけれど
変遷に追いつけていないなら
危険なことだと思う
その人の家族にとって迷惑だと思う


1929年08月12日(月)

前から気になっていた銘菓をGET
評判ほどあっさりでもなく
けっこう甘くもっちりで
喉に詰まりそう
ご年配に届けるのはやめた
イメージより小っちゃかったし


1929年08月11日(日)

周りの予定に振り回されている
外に出る人は外に合わせ
中にしわ寄せがくる
タイムがでたらめ
日常のリズムが整わない


1929年08月10日(土)

血は脈々と繋がってゆくことに
その人は気づかないのだろうか

自分も繋いでいるのだと
思わないのだろうか


1929年08月09日(金)

秋の空になっている

白龍ばかり

大小群れて流れてゆく


1929年08月08日(木)

締め切りギリに目にとまって
ふと思い立って応募してみた
初挑戦

ミスしたと思っていたけれど
そうではなかったのかも

そのまま通過していた
そのまま受け取ってもらえていた

入選だった
うれしい
何度も発表を読み返してみる
またトライしてみようかな


1929年08月07日(水)

枯芝のにおいがする

そう思ったら

公園で草刈りしていた

青い夏草も

コオロギはどうなったかな

でも夜になったら

満月の下で鳴いている

スーパーブルームーンだよ


1929年08月06日(火)

人を恨む(憎む)
その人のそんな気持ちに夢はない
落ちた蝉のようにかたい
かなしいね

五島のなるちゃんは蝉の抜け殻を
たくさん集めて宝物にしている
たとえ乾いた音をたてて壊れても
それは踏ん張り耐えて
夢を持って羽をひらいたカタチだ
希望に向かって飛び出したカタチだ


1929年08月05日(月)

低い垣根の庭に
芝刈る人が見えたら
こんにちはと声をかけたい

緑色の木のドアに
真鍮のドアベルがあれば
明るく鳴らしたい

あなたの窓には
レースのカーテン
わたしは口笛を吹こう

黒い扉は通り過ぎる
細い煙の上る魔女の棲む家


1929年08月04日(日)

私が遠くへ行った日のこと
覚えていますか

私が戻った日のこと
覚えていますか

私が私のもとへ戻った日

私が私を見つけた日

私は私と気づいた日


1929年08月03日(土)

人をひきつけて
種明かしして
なーんだと思わせる
そういうトリックの好きな人
大した技でないのに


1929年08月02日(金)

人への期待値が下がってきた
(言葉の使い方あってるかな?)
あまり期待しなくなってる
人へワクワクしなくなってる

自分の気力が下がってる ってことかな


1929年08月01日(木)

大きな明るい月が
まだ落ちない
ほぼ満月
周りが虹のようにきれい
静かな月
エンマコオロギが
たくさん鳴いてる
きれいな声
明日のスーパーブルームーン
わくわくする




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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