消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1921年03月31日(木)

いつの間にか

人を信じない人間になってませんか

信じられなくなってませんか

不幸にならないようにとバリアをはって

それで不幸になってませんか

信じられることがしあわせだと

思い出してみませんか

信頼でも信用でもなく

ただ信じませんか


1921年03月30日(水)

遠目でそのカレンダーの
落ち葉の上にいる鳥を
ずっとウズラだと思っていた

近寄ってよく見ると
トラツグミとあった

どちらのことも
よく知らないということ


1921年03月29日(火)

書きかけて 
そんなこと関係ないや
そんなこと考えてる時間が惜しいよ と
別の声がして
消してしまった
きっと明日になれば忘れてる
「乙女」考


1921年03月28日(月)

ぐだぐだと原因不明でトラブっている間に

あちこち別個に元に戻って

結局何だったの?ということに


あぁ時間の無駄だった


1921年03月27日(日)

その人の話がつまらないのは
オリジナルの気づきでないから

誰かの話の受け売り空暗記で
自分の感情からではないから
自分の体験をふんでいないから

誰かの言葉 とするならいいけれど
あたかも自分の気づきとしているから

ベースが異なるのに
誰かと同じ気づきなんて ありえない

自分ひとりでも
タイミングで気づきは変わるのに

聞きたいのは
あなたから出たあなたの気づきを
あなたの言葉で です


1921年03月26日(土)

花の首飾りに

静かな願いごと

おだやかな光

やわらかな風

夢を編む


1921年03月25日(金)

卒業しよう

蛍とたこ焼き

センリョウ から


1921年03月24日(木)

一から 始めよう

やり直すとか 

出直すでなく

新しく 始める


1921年03月23日(水)

相槌を打つのが楽しかった

ただうなづくだけで楽しかった

聞いているだけで楽しかった

誰の話も楽しかった

そういう時を過ごせた頃を

少し 思い出す


1921年03月22日(火)

頬杖をつく
それだけでよかったあの頃に

余りある時間を感じていたあの頃に

ひんやりした風になるお菓子の話を
面白いと思ったあの頃に

少しだけ とんでみる


1921年03月21日(月)

突っ走っても意味ないと
分かっているけれど

山ほど抱えていれば
走ってしまう

何か落とすと
分かっているけれど

時間がないから
気持ちが急いて

チェックが疎かになる
ミスも出る

ここで言葉を選ぶのは
自分を確認すること
落ち着かせること


1921年03月20日(日)

あの時の失敗はそれでよかったのだと
あってよかったのだと
学習できたのだと
そう思えるなら

でもそんなに都合よくは
いかない

失敗は失敗であって
それ以上ではない

無い方がいい


1921年03月19日(土)

ある女優さん
歌手として声が好き 歌い方が好き

その人の紹介文に
清楚で礼儀正しい歌唱 とあった

そのことば本当にその通りだと思う
そこに惹かれる

ナレーションも人柄がにじむ
ずっとその声で心に響く歌を届けてほしい


1921年03月18日(金)

世の中の全部のことを知っているわけじゃない

知っている事の方がうんと少ない

それで当たり前と思う

生きている間に知る事なんてわずかだもの

知りたい事を知るだけで十分


知らない歌も知らない歌い手もたくさん

紅白にもう興味ない

価値ある番組なのかなぁ

お金かけ過ぎじゃないのかな

無理してる八方美人みたいでつまらない


1921年03月17日(木)

越後産鳥の子紙の便箋の
紅女の紅梅枝垂れるままに

和紙便箋をいろいろ集めていたけれど
メールばかりでもう使わない
字が下手になった気がして

あなたはずっと上手だね


1921年03月16日(水)

色々方法を考えて
新しいことやってみて
うまくいったとき 

編み出したぞ と思えて
うきうきする


1921年03月15日(火)

調子の悪い家具
ネジが一つなくなっていた
ずいぶん気づかなかったし
ずっと諦めていたし

ふとネットで探す
いろいろ繋いでゆくと

あった
えっ?こんなに?

この世界
すごいなと思う

たった一つのネジで
半分処分されかけたのに

また生き残れるね
モノは気に入ってるので


1921年03月14日(月)

そうすればどうなるの?と
たずねてみればよかったのだと思う
自分の想像憶測では
及ばぬことの方が多いのだ


1921年03月13日(日)

これをずっと残しておこう
そう思っても
それは楽しい思いを残せますか
使えなかった悲しい思いにつながりませんか
残すことが大切にすることとは限らない
よい記憶だけ残すのもいい


1921年03月12日(土)

小さな野の花柄の便箋
好きだったのに
全く違って見えた

照明のせいだろうか
視力だろうか
自分の心の在り様か

しらじらしく
よそよそしく
そらぞらしく
さむざむしく
よわよわしく

気取ってさえ 見えた

楚々とした色だったのに
軽やかで爽やかだったのに
さり気なくそよいでいたのに

もう使わないと思う
もうそこには書けない


1921年03月11日(金)

更紙のような
つるつるしない紙の
柔らかな小冊子から
はらはらと数枚の四葉
吸湿がよいから
はさんだと思う
いつ頃だろう
覚えていない


1921年03月10日(木)

より良くという発想はなし

我慢できるのでこれでよい という人

あなたは


1921年03月09日(水)

追及せずとも

深く掘らずとも

地表に見えるものだけを

採れればそれでよし なのか

あなたは


1921年03月08日(火)

笑う門には・・・
理解しているけれど

歌う という方が
まだ容易いかも


1921年03月07日(月)

淡々としずかに装っても
内はそうでない人いっぱいいる

いいのかどうかわからないけれど

外へはたくさん発したくない
それだけのことだと思う

そばに居ても
静かな気持ちにはなれなくて
何かざわついて感じる

人の心の波動を抑え込むの
たぶん修行僧でないとね


1921年03月06日(日)

騒がしい人 苦手

おっちょこちょいとか
おちょけとか
いちびりとか
うれしがりとか
おちょうしものとか
うかれぽんちとか
もっともっと

今までいろんな言葉を知ったけれど

慌ただしく騒がしい番組
ただうるさい

それを常時流している人
その部屋に入りたくない
そういう部屋で仕事なんてムリでしょ


1921年03月05日(土)

支離滅裂 天の邪鬼
そんな言葉を思い出した
そうだったと思い出した

いつの間にそうじゃないと
思い込んできたのだろう

典型的だったよね

だから
縦と横が逆になったんだ
今にしてわかる
己れに起因すると

きみといい勝負


1921年03月04日(金)

『今あるこれがすべて、この中で生きる』 

あなたにそう送ったけれど 

時が流れると変わる

足掻いてみようかと思い始める


1921年03月03日(木)

わぁ すごくよくできてるね!


何でもそう言って感動できれば

うまくいくのかも


1921年03月02日(水)

少し寿命を削られたかも知れない

でも太くなったのかもしれない

天寿なんて決まっているの?

その辺に生えてる葉っぱで

何とかならないの?


1921年03月01日(火)

辿り着くとか 
通り過ぎるが目的ならば
黙々と歩き続ければいい

でも突破するのなら
助走や加速が要ると思う

軽くウォーミングアップして
助走してみれば?




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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