潮干狩りに行きたかった でも貝に毒があるらしい
ビーチサンダルも長靴も メッシュのシューズもいらない それは大人の遊びだから
子どもの頃の裸足のカンカクを 思い出す 少し温んだ水に 少しひんやりする泥に 裸足で歩いて 指先に何かをまさぐるのが懐かしい 道具で掘るより 足でぐにゅぐにゅ遊んだのが楽しかった
真相を知って どこかで安心した
そうだろうね それで普通 やっぱり場違いだったよ 主張がよくわからなかった 自分でも空回りに気づいたんだろうね 静かに出直してください
でもキライではなかったよ 誇張はあったと思うけれど 嘘ばかりでもなかったと思うから
お笑いだ あまりに静か過ぎて
自分で決めたことなのに その結果を見ているのに
手応えの無い静けさが怖い
記憶に刻まなかった過去は 無いと同じ 刻み直すことはできないから
その本も そのビンも そのケースも みんな 記憶に場所は無い
だから もういいでしょう? だから その本はもう閉じよう
優先順位をつけてもイミがない 同じ場所でストップしている そこばかり新たに増え続ける 一向に前へ進まない
それより 気まぐれアトランダムも 結構はかどる手かも知れない
少し小ぶり カサブランカ? 違うかも 香りはそれなりに続いている 恐ろしい色のガーベラは こんな色のガーベラがあったのかと 驚愕する
一日ぞわぞわと 雲の中にいるような 微熱を纏うカンカク
それは言い訳にならないと わかっている
貴女にしてあげられること ありますか
至らなさとか足りなさとかなら なんとかできると思うけれど
自分のみすぼらしさ を意識するとき 気づかずにいた自分に愕然とする
往来を撮る防犯カメラに どんな人間に映し出されているのだろうね
精神の貧相まで 撮られてしまったかもしれない
どうしました? 母の日商戦の真っ只中にいるはずのあなたが
何もかも放り出して 旅ですか
それもいいのかも知れませんね 世間では 充電といったりしますが
あなたはトウヒと自嘲するのでしょうね 帰ってきた日に
晴れ晴れした笑顔なら それもアリでしょうね
もういいよ 待ち疲れたよ いろんな意味で あなたを待っていた
ジブンノ ナカノ カンリブ カンリカ ワタシモ ココデ イキテユク ミキル サギョウニ タズサワル
からだの内からの活性って わたしにとっては スポーツより労働に感じる 労働の汗の方が 爽やかで充実だ
スポーツはアソビだ その場限りの汗だ 明日への展望がない
5分ですむこと 30分かからぬこと またしても一日中後回しにしてしまった だめだな ひとに偉そうに言えない
しばらく留守にしますので あとはよろしくお願いします
当てにするなと言われても 役に立たぬと分かっていても 少しは期待もしたりする
自分の気持ちに忠実に 黙って時を待つだけなら 何も辛くはないのだけれど
ポーカーフェイスで待つ月は ゆっくりと束縛に変わる
もうじき雨になるだろう 月を見ずにすむことは しばらくの安らぎ
君には届かぬ声だけれど 甘い眠りに落ちてゆく
それは 紅い花の種から始まる それは 小さな青い花から始まる それは 白い花を夢見て
芽吹くという力を ただ見たくて たくさんの種を蒔いた
生き方を少し変えて
手っ取り早いと言って ひとに尋ねてばかりで 自分で探そうとしないから 自分で見つけようとしないから
だから探し方が上手くならないんだ 見つける力がつかないんだ
だからキミは自分で発見できないんだよ
挫折からどう立ち上がり続けるか それが人生なんだから
成功ばかりが勲章じゃない ひとの一生なんて挫折だらけだよ
石ころ道に 時折オアシスがある だから それを大切に生きる
こころの潤いって そういうことだと思う
一面に広い草地を見ている その向こうには 遠くビル街があり 遠く山並みがある
囀りが聞こえた 雲雀だ 子どもの頃に聞いたのを 一瞬にして思い出した
揚雲雀あげひばり名のりいで、、 の一節が浮かぶ
すべて世は事も無し。 と結ぶはずだ
無目的にふらりと立ち寄ったのに 意外なほど気持ちの解放されるスポットだった 広さというのは素晴らしい
また訪れたい 訪れなくとも気持ちの中で佇みたい my sanctuary に 追加
まだ未成年の その娘たちは
ひとりは煙草を吸って イケナイ娘だと叱られた 法律があるから
ひとりは妊娠したけれど 結婚宣言したら 祝福された
まわりの大人のモラルに 何か違和感を覚える
最愛の彼が 入籍前に事故死しないことを 祈ってあげるよ 父親のない子が生まれるのは かわいそうだから
小さなひとになろうと思う 欲を小さく 言葉を小さく 佇まいを小さく
バクハツしても 小さくてすむ
タイテイノコトニ ビビラナイ タタカウヨウイガアル
アトズサリセズ イッポマエヘ チカヅイテ ミル
気を遣って とか 遠慮して とか そんな言葉ばかりを出すのは 結局あなたが卑屈なのではないですか
思い遣って という言葉が出てこないのは あなたに相手を包む気持ちが無いから なのではありませんか
どっちが上だとか下だとか勝ったとか そんなコトばかり言っている もっと懐の大きさのコトを考えて見たらどうですか
猫がやさしい 陣中見舞いか しわがれ声で 座っている
ケチなヒト 人に振舞うという行為で 擦り切り一杯を原則とするヒト
世間一般を気にして 足りないのは 気になるので 横並びの擦り切り
それ以上もそれ以下もなく 山盛りはなし
そういうカンカクのヒト ケチと思う
振舞うというのは 状況により困難な場合もあるけれど 心情的山盛りをさすと思うのですが
そのひとには アリエナイ 擦り切り一杯で十分 と考えるヒトです
また紅い虫の季節になった 石垣やフェンスや塀や いたる所に動いている 極小の蜘蛛のような足で その色が気分悪い 秋口まで消えないヤツ うんざりする 何処が棲みかなんだろう
饒舌なキミと 舌足らずなキミがいて それは君でないと確信して
でも君がどこにいるのか 風の噂が何処から来るのか その辺はわからなくて
きっと君も大人になって 足音を立てずに歩くんだ 影を落とさなくなったんだ
何の憂いも束縛もない時間に戻る ずっとこのまま そっと流れていてほしい
ヒトのことに気をもむから 苦しむことになる
自分の内に向ける気持ちだけを 研ぎ澄まし 高め深め広げ 明るい方へ歩めばよい
デュランディーが とてもよく咲いたので 一晩の雨に打たれて青々とした葉もつけたまま 10輪ほど切ってきた カットガラスの重い大きな花瓶に挿した
テーブルが豪華になった 大人のテーブル クラシカルな雰囲気になった
珈琲でなく英国式紅茶タイムにします
これでやっと平穏というものが戻る それは ひとに干渉されないこと とばっちりを受けずにすむこと でたらめな思いつきに振り回されずにすむこと 自分の時間を刻めること
退屈だのヒマだのという言葉を 私は理解できないので したいこと山ほどあるので
あなたは自分で過ごし方をみつけてください 私は次の計画をたてます
ノンシュガー カロリーオフ 砂糖は健康の大敵みたいに思って 何年も暮らしてきた 砂糖衣という言葉にさえ 嫌悪感をもってきた
でも ほんとうの優しさをもつ砂糖衣は ひとを不思議な気持ちにさせる
少女の頃に読んだ外国のお話に似て 夢にも憧れにも秘かな恋心にも似て 忘れた何かたいせつなものが 手にかえってきたような 妙に締め付けられる気持ち
自分の中のとがったものを そっと溶かしてくれたような
難しいことは抜きにして ひとのこころは落ち着けると
それは彼の運命でなく 彼女への神の裁きでしょう 理由にならない言い訳が通らぬように もう言い逃れのできぬように 自分の任を果たすように
やっと納得できました
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