消えてゆく小さなこと
消 え て ゆ く 小 さ な こ と


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1918年10月31日(木)

穏やかに暮らしたい

それは決着を求めないことだ

結論づけないことだ

評価も採点もしないことだ

レッテルを貼らず

ただ成り行きを眺めることだ

ため息をつくのでなく

深く静かな呼吸で


1918年10月30日(水)

平和な気持ちで暮らしたい ただそれだけ

嘆くとか 俯くとか せずに 

仰げなくてもいいから 

前に眼差しを向けていたい

おだやかにひろやかにゆったりと


1918年10月29日(火)

コラムで反応した文章

相談ごとの回答者の文章から
(悩み相談を受けて悩んでいる人への回答)

私たちの仕事は「相手の話を聞くこと」
解決策の提示は「聞くためのいち手段」にすぎない
解決法は「相手が勝手に思いつく」のが最善で
私たちはその助産師であるべき

ポイントは「問題を解決する」でなく
「相手の苦しみを軽減する」

悩みに押しつぶされそうな人の
その重みを少しだけ軽くする
悩みが解決しなくても
苦しみが軽くなれば
人は自分で実行できそうな解決策を思いつく
病気を薬で治すより
まず体力を上げて免疫力を高めるのと同じ

悩み相談のコツは
相談者に共感し、同情した上で
「いっしょに笑う」こと
いっしょに笑えれば 悩みは軽くなる
その時の笑顔こそ「正しい報酬」

正しい報酬が不足しているから
しんどいのでは?  と


1918年10月28日(月)

毎日小さな幸せを見つけましょう
そうすれば人生ハッピー
みたいな言葉に騙されてきたなぁ

それは妄想それは欺瞞そして呪縛
そう思ってみたり

生まれたことを喜びとするから
間違いなんだ

生きることは苦しみで
喜びの連続なんかじゃない
だから人生の大半はふしあわせで当たり前
ときに嬉しいことがあって
だからそれがハッピー

それでいいんじゃないかな

そうすれば
小さな幸せを見つけるという呪縛に
毎日落ち込むこともない

どこかの国の話を思い出した

生まれてきたときは
これから始まる苦難を思って悲しんであげて
死ぬときは天国の暮らしを祝って喜んであげる みたいな


生きているから幸せ ではないのだ
生きているから苦しいのだ
苦しいからふしあわせ 
それがふつうと思えばいい

だから 
たまにハッピーなときに
ラッキー!と思えばいい

幸せの中に生きているから不運を嘆く のでなく

生きることは苦しみだから
自分で幸せを作る そう思えばいい


1918年10月27日(日)

言い訳する人は嫌いなので

誤魔化す人も嫌いなので

誰かのせいにしようとする説明には

容赦しません

見え透いている嘘 ほころびには

つっこみます


1918年10月26日(土)

有頂天なひとを嫌いなので

冷ややかに見ていたけれど

そう思っている自分が一番有頂天だ

と わかった


1918年10月25日(金)

途中ストップしたままの案件
時が経過すると
もうどうでもよくなっている
改良の余地をさぐる尖った気持ちは失せて
ただおだやかに眺めている


1918年10月24日(木)

気持ちの上で
何の興味もわかず
熱意も感動もなく
ただ平坦に日々をこなすことに終始して
それ以上を望みも欲しもしていない引っ込んだ気持ち
その 引いた気持ちを続けている

もし俗に言われるウツというものがその延長にあるのなら
自分的には経験も想像もつかないと思っていたものが
そのように日々の延長上にさりげなくあるのなら
案外簡単に乗り換えできるものなのかも と思った

そこでは悩まなくてよく楽に長居出来そうな気がする
そして戻るには
乗り換えの意志がかなり必要になるのだろうね


1918年10月23日(水)

軽やかな白菫 
コーラルピンクの菫
どっしりピンクの菫
金の薔薇 紅金の薔薇

震える気持ちを忘れて箱にあるだけ
古いだけの装身具

きっと価値はなくなった


1918年10月22日(火)

ルールを細かく学ぶ
ルールを駆使する
最大限に活用する
だからルール違反せずにすむ
それがスマートなカタチ


1918年10月21日(月)

明かしたくないので
ふたは開けない

分かっているけれど
閉じておく

踏ん切りがつかなくて

時間を流して


1918年10月20日(日)

赤い小さなギンガムチェック
インディアンの子どもたち
愛しいけれどあなたはおぼえていないでしょう

それはもう
心ざわつかせる雑音になったのでしょうか


1918年10月19日(土)

決着がついたのでしょうか
何だったのでしょうね
お騒がせだったかもしれません
私も のせられました
でも少なからず皆が楽しめたと思います

これにて潮時とするもよしかな


1918年10月18日(金)

どうあれ 目標というもの
持たなくてはいけないのだな
輝きが道を照らしてくれるだろう

胸の内で
目標は 輝いている
夢は 明るくあたたかい


1918年10月17日(木)

大手菓子メーカーの
マカダミアナッツの一粒チョコ
最近少し変な味を感じることがある

奥歯でコリッと噛んだ瞬間に
何か動物的なにおいを感じることがある
例えばラーメンのスープに隠れる豚の脂のようなにおい

そんなこと有り得ないから
何か似た成分があるのだろうけれど

一瞬でも好きでない香りがするのは
ちょっとひいてしまう

しばらくそのチョコには手が出ない

味覚(臭覚)が過敏(異常)になってるのか


1918年10月16日(水)

上に引き上げて取るのでなく

横にスライドして引き抜く方法

固定観念をはずしてみたら

ずいぶん軽かった

今まで重かったのは何だったのだ


1918年10月15日(火)

盆栽はおじいさんのするものと思っていた
体力面での不安が出てきたときに
高い梯子や大きな鋏、鋸をやめ
平地での作業を楽しむのだと

近頃は若い人もします女性もします
時間と手をかけるのとは少し違うけれど
おしゃれ雑貨なインテリアアイテムにもなった
樹を育てる庭がなくてもその世界観は楽しめる

ただいつも思うのは
盆栽って 創る? 育てる?


1918年10月14日(月)

晩秋の穏やかなひと日
剪定ですっきりどっしりこじんまりした樹の
落とした枝葉を細かくして袋につめた
どっさりあったのに
カットで嵩減りして少しになった

人もそうかも
見栄えが大きくなっていても
身に付けた枝葉なんて
凝縮すれば実は一握りなのかもしれない


1918年10月13日(日)

旅への憧憬郷愁を誘われる歌は
人それぞれにあって

それらの歌が今なお歌いつがれるのは
心にしみる

ひとの心は同じだと感じる


1918年10月12日(土)

突然に背後からのぞき込むようにして
・・さん? お久しぶり と
声をかけられた

クラシックのピアノを長く教えているひと

居住まいを正せた
背筋を伸ばせた

流行りのおしゃれでなく
きちんと綺麗にしている年配の女の人は
素敵と思う 尊敬する
ジョシでなく女性と思う

聖母のようでした


1918年10月11日(金)

旅人になりたいと思うときがある

名所を巡るのではなく

荒野をゆくようなイニシエの旅人

荒野をゆかねば進まぬ旅

目的地を目指すことが旅である旅人

巡礼とも少し違うけれど


1918年10月10日(木)

ちょいっとリセッシュして(ファブリーズでもいいよ)

不安要素を消して

あとは忘れてしまえばいいんだよ

それだけのことだよ

気持ちだけでも楽になるから

愛用してみてください


1918年10月09日(水)

イエメンの少年が

スカーフのような布で頭や顔を覆って

父親から養蜂の作業を習っていた


大きなストールを買おうと思った

イスラムのひとのように

頭から顔を包んでみたい

特に意味なく

ふんわりぐるっと防寒に


1918年10月08日(火)

分別ができたつもりでいたけれど

ちっとも何もできていなかった

浅はかで軽率で愚かで恥ずかしい


1918年10月07日(月)

冬の風が来た

きりりと気持ちいい


青空の高い位置に

雲が動かずにいる


時おり柊の香り


1918年10月06日(日)

秋から冬になった

寝る前に飲むものを

水をやめて白湯にする

湯呑みを両手で包んで

かさこじぞうのじいさまばあさまみたいに

ふうふうと


1918年10月05日(土)

軽率だった

浅はかだった

自分に落胆する


1918年10月04日(金)

浅はかという言葉を思い出した

随分使えたはずだったのに

埋もれていた


物足りないまま他の言葉を使っていた

浅はかだった


1918年10月03日(木)

猛ダッシュするのも

勢いつけてジャンプするのも

簡単なこと


難しいのは そのあとのこと


言動の ソフトな着地


1918年10月02日(水)

ブルドーザーする
ブルドーザーする 
ブルドーザーする

あとには何も残らない

何が在ったのか 
もう思い出せないほど 何もない

心底思う
もっと早く思いつけばよかった

ひとはブルドーザーになれることを

雑音をはらう身辺整理
悔いなし 爽快


1918年10月01日(火)

忘れてしまいたい

忘れることができれば平和

忘れることが一番の安楽だろうと思う

でも記憶は残って

嫌なことばかり思い出す

忘れてしまいたい強烈な意志が

人の心を閉ざしたり

記憶を捨てたりさせるのだろう

風化するまで待てないから



天窓より___

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日付は通し番号として記しています