まわりに花をかざり枕元にフードとおやつとお水遊んだおもちゃも全部なでると毛はやわらかくおなかはたぽたぽとまだあたたかくねむっているようにただ目を閉じているだけからだにそっと毛布をかけて庭の花をおく歳月の愛おしさ苦い薬や痛みから自由になって雲の上で時には吠えて駆け回れ看取りの日のことをふと思い出す